「天色」の光を放ちながら不思議な力を発揮する「鬼丸國光」!

 この小説で真弓が『闇鬼』と戦う時、何か武器を持たせようと思って構想を練っていました。
 やはり剣道をやっている真弓には日本刀を持たせたいと考えました。でもどのような刀が良いのか…❓私は深く考えていませんでした。

 とりあえず『闇鬼』と対等に戦える刀。『闇鬼』が闇の魔力を持っているなら、逆に光を放つような刀がいいなぁ、と思いました。

 では刀の名前はどうしよう…。
 刀剣に疎い私は刀の名前は「政宗」や「村正」しか知りません。これでは平凡過ぎるなぁ、と思い何か『闇鬼』退治に相応しい名前はないものかと、ずっと考える日々でした。

 図書館で刀剣の本を調べることも躊躇いました。カッコいい名前に出会ってしまったら、その名前に引きずられてしまう自分が怖かったんです。

 そんな時、テレビを何の気なく見ていたら、帆船日本丸の美しい姿が目に飛び込んできました。
 あー、「丸」を付ける船って多いんだなぁ。

 あれ?刀に「丸」を付けるのも面白いんじゃない?
 この時「丸」が付いている刀がすでに何本もあることを知らない私は刀に「丸」を付けることがとってもユニークなことだと1人ニコニコしていたんですチュー

 そこで考えたのが「鬼丸」です。オニも退治できる刀「鬼丸」!
 おぉ、いい名前だわぁ爆笑 と1人、ほくそ笑んでいる私がいました。

 そして次に考えたのが「鬼丸」の次に続く名前です。きっと刀鍛冶の方の名前がつくのかなぁ、と勝手に想像した私は「闇鬼界」に迷い込んでしまい、最後に「鬼丸」を作った武士・時刀三郎國光〈トキトウサブロウクニミツ〉の名前をもらい「鬼丸國光」と命名しました。
 「國光」には「光り輝く国にする」という思いを込めています。

 「わぁーい!わぁーい!」名前が出来たできたぁ立ち上がる立ち上がる立ち上がる と喜んでブログの更新に励んでいた私に今年のお正月、とんでもない事実が飛び込んできたのです〜 びっくり

 今年から始まったNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の番宣で、源家相伝の日本刀に「鬼切丸〈オニキリマル〉がある…と放送していたのです。




 「えぇ!鬼丸と名前が似てるやん ガーン けど、向こうは鬼切丸やからな。まっ、ええやん!
 けど、鬼を切るから鬼切丸かぁ…カッコええ名前やなぁ。こっちは鬼斬丸にしたらよかったな」

 などと悠長に構えていました。ビビリの私がまだまだのんびりと構えていた時期です 口笛

 その後、やはり何となく気になっていたので、Wikipediaで検索してみました。
 すると…

 鬼切丸(おにきりまる)は、源家相伝の日本刀。鬼切安綱(おにきりやすつな)とも。所蔵する北野天満宮では、2017年頃より鬼切丸 別名 髭切としている。

 と説明がありました。そしてそのあと、衝撃の解説が…

 また髭切は鬼丸とも呼ばれて来たため、御物の日本刀の鬼丸との混同に留意する必要がある。

 なぬ!? 鬼丸との混同に留意…?

 こ、これは調べんと…ガーン ビビリな私から血の気が引いた瞬間でした💦

 もう図書館に行ってるヒマはない〜❗️もうWiki頼みです〜 チュー

 そして、わかったことは……

 鬼丸は、鎌倉時代に作られたとされる日本刀(太刀)である。皇室の私有財産(御物)であり、宮内庁侍従職が管理している。天下五剣の一つに数えられており、刀工名を付して鬼丸国綱〈オニマルクニツナ〉とも呼ばれる。

 え〜! 「鬼丸」ってホントにある〜 ガーン
それも、皇室の私有財産…ガーン

 これを知った時は、皇室ゆかりの刀を真弓に持たせて、もうすでに戦っていましたぁ びっくり

 わぁ〜ん えーん 私…不敬罪で逮捕されるわぁ汗汗
 と思いつつも、何とか抜け道は無いものかとあがき続ける私…
 ドラマかアニメで使われていれば、それが既成事実となり私は無罪放免 てへぺろ オッホッホッホ……

 ここで、思い出したのが「刀剣乱舞」です!私は「刀剣乱舞」には詳しくありませんが、あらゆる刀剣を擬人化した「刀剣男子」が活躍するゲーム…らしいことは何となく知ってました。

 だから…もしかすると「鬼丸」が使われているかもしれない。
 私は藁をもすがる思いで「刀剣男子」の中から鬼丸」を探しましたぁ!!



 そうしたら、ありましたぁー クラッカー クラッカー クラッカー






 おぉ…いい男 ラブラブ  カッコいい!




 「刀剣乱舞」の中での「鬼丸国綱」の役割が公式Twitterの紹介文としてこのように載っていました。


 天下五剣のひとつで、粟田口国綱作の太刀。鬼を探し、主人を探し彷徨っていた霊剣。
 夢の中でお告げをしたり、ひとりでに動いて物を切ったりと霊妙な物語を持つ。
 目的以外に関わることを嫌うが、感情移入もしやすい。

 という刀だそうですキラキラキラキラキラキラ





 わぁ〜ドキドキ ドキドキ ドキドキ  ヤバイヤバイ!!

 

 好みのタイプ……ラブ




 「鬼丸」は、私の小説の中では最後に赤く錆びてしまいましたが、いつの日か書きたく思っている「闇鬼2」で再び登場させたく思いますチョキ


 というわけで来週は、頭の中にだけで描いている「闇鬼2」のシーンをちょっとだけ公開したく思います。
 でも、まだ全然出来てませんからね ビックリマーク
あと10年お待ちくださいお願い




〈画像はネットからお借りしました。なお鬼丸等の内容説明はWikipediaより引用させていただきました〉