お嬢さまは実在する(7) | わたくしのブラウスは自作よ

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ブラウスにスカートの画像がメインです。

黒髪ロングで制服ファッションやロリータファッションが好きな女子(お嬢さま)だと、交際を求める男子がホイホイ集まってくるという。

ネットで見る限り、こういう女子は、ほぼ100%交際している男子がいる。
そして現実の世界でも・・・20代前半のお嬢さまは既に結婚していた。


Xデーの後も、お嬢さまはふだん通り出社していた。

お嬢さまは結婚に向けて、美しさに磨きをかけていた。


お嬢さまは相変わらず、胸の下まで伸ばしたまっすぐな美しい黒髪をしていた。
お嬢さまの髪は、日がたつごとにツヤツヤになっていった。

バレンタインデーのころ、天使の輪がちょっと見えたと思ったが、
Xデーの後は、天使の輪がはっきりと出ていた。
少し暗い部屋の隅でお嬢さまを見たら、黒髪がぴかぴか光っていた。

お嬢さまが髪にクシを通しているところを見ると、
毛先までクシが引っかかっていなかった。
お嬢さまの髪はさらさらのロングヘアーだった。


お嬢さまの歯は、確かに以前より白くなっていた。
20代前半のお嬢さまの歯はぴかぴか白く輝いていた。
お嬢さまは歯並びがとても綺麗なうえに歯が白く、最強の笑顔だった。
お嬢さまはマスクを外して会話することが多くなったが、本当に白い歯をしていて虫歯がなさそうだった。


お嬢さまは、しっかりと赤い口紅を付けている日があった。
お嬢さまの白い顔に、赤い口紅が映えていた。

そして、お嬢さまの白く美しい歯並びが、赤い口紅に映えていた。
お嬢さまの歯には口紅が付いておらず、お化粧もうまかった。

お嬢さまは、婚約者の男性と食事をするとき、こんなに綺麗な白い歯を見せてニコニコしているのだろうと思った。
お嬢さまの婚約者の男性は、こんなに綺麗な女性に顔を近づけて会話しているのだろうと思った。


お嬢さまは、目が大きいだけでなく、目の白い部分がとても白くて、若くて美しい女性の目をしていた。
目元もちゃんとお化粧して、まぶたのあたりがキラキラしていた。


お嬢さまは、おすましした、優しそうな顔をしているときがあった。
その顔を見ただけで、「お嬢さま」か「いいとこのお嬢さん」という言葉しか出てこなかった。
まわりの人から大切にされているのだろうなと思った。


お嬢さまはブラウスで勤務することが多いものの、
オフィスで浮かないように、清楚すぎる格好ではなかった。
チョウネクタイ付きの白いブラウスを着用するときは、下はズボンだった。

健康についての話題になったとき、お嬢さまは、「私は入社以来、体形も体重も変わってないのです。」と言っていた。
お嬢さまは本当に健康なのだった。

あなたの綺麗な長い髪は、健康な証拠ですよ、と言ってみたかったが、セクハラ発言に該当しそうだったのでやめた。