(仮名/現在2歳4ヶ月)
家に子どもがいるということ
とある2月の日曜日
青と少し遊んだ後に
部屋の掃除に取り掛かった私。
夫は愛猫のにゃん
のトイレを
お風呂場で洗ってくれていました。
遊びの余韻が抜けない青は
テンション高く部屋を走り回った後、
タイミング良く隣の部屋へ
この隙に掃除機をかけてしまおうと
私は手早く掃除に励んでいました
青がこちらに
駆け寄ってきているとも知らず
ガツッ…
嫌な音と、手への衝撃。
勢いよく後ろへ引いた手。
その手には掃除機。
私は青にぶつけてしまったと、
すぐに悟りました。
後ろを振り返ると
青は背中から後ろに倒れ
大声で泣いていました
私「青…！！！！ごめん！！！！
ママ気付かへんで……」
そう言いながら駆け寄って
抱き起こすと
額は1cmほど
パックリと切れていました。
そして
見る見るうちに傷は赤くなり
底から溢れるように血が出てくる。
同時に
サッ…と、私の顔からは
血の気が引いて行く感覚。
私「あっ…青…！！ごめっ…ど、どうしよ…
夫くん！！！！夫くん！！！！！」
泣き続ける青の額からは
どんどん血が溢れてくる。
私は気が動転した状態で青を抱き上げ
階段を駆け降りてお風呂場がある一階へ
夫の助けを求めて走りました。
夫「なんや…！？どうしたん！？」
夫はすぐにお風呂場から飛び出してきて
青を抱えた私の方へと駆け寄ってきます。
私「そ、掃除機かけてて…
青、後ろから来てるん分からへんくて…
サイクロン掃除機のゴミ受けのとこ…頭ぶつけて
ど、どどど、どうしよ…！！！
青ごめんねっ…！！どう…ごめんね…！！」
ほんまに落ち着ちついて ←
じわじわと溢れてくる血は
とうとう青の額から一本の線となり
少しずつ流れ落ちてきた。
私は近くにあったティッシュを引っ張り出し
傷に触れないように血を拭いながら
相変わらず気が動転していました
今自分で書いててほんま腹立つわ…
し っ か り し ろ よ ←
使い物にならん私の代わりに
夫は救急箱から絆創膏を取り出し
青の傷口に丁寧に貼り付けてくれた。
ほんなら嘘みたいに血は止まって
青も安心したのか
泣き止んで私を見上げてくる
胸が痛い…
夫「傷はそんな深くないで。
頭は血管も多くて血ぃ出やすいし
特に子供の血はサラサラやから
視覚的にはひどい怪我に見えたやろうけど、
大丈夫やで。
ちゅーか錯乱しすぎやw
大丈夫やから落ち着きぃな」
私「す、すみません…
ありがとうございます。
大丈夫…なんや。よかった…
でも念の為、病院で見てもらってきますね」
※この嫁は夫に敬語である。
夫「せやな。まあ、最悪ちょっと縫う程度？
それくらいの怪我、僕が子供の頃なら
日常やったけどな」
いや、どんな日常やそれ
青の出血もギャン泣きも止まり、
夫がとにかく落ち着いてくれとったお陰で
私もここでやっと冷静を取り戻せました…
その後猛烈に襲ってくる
自分への怒り…
2歳の子がこっちに駆け寄ってくることくらい想定しろや。ほんでその後の対応はなに？どんだけテンパりやすいん？夫くんが家におらんかったらどうするつもりやったん？アタフタして青に謝ったって傷は塞がらんねんで？ネチネチ…
自分自身に腹が立ったまま
とにかく近くの開いている外科を検索した
暫くしたら
いつも通り遊び始めた青を抱き上げて
自転車に乗せる
まだ遊びたいと泣く…
病院は自宅から自転車で5分程度の距離。
途中途中で自転車を止めながら
スマホで地図を駆使するが
なぜ辿り着かん…
※この人間は極度の方向音痴である。
5分で着くはずの場所に
倍の10分かけて、ようやく到着
自転車から青を降ろすと
普段なら歩かせるような距離も
今日は抱っこ
本人嬉しそうやからまぁええか…
初診ではお決まりの
問診票やらの情報記載の間も
ずっと抱っこ
本人ママの温もりで寝そう…
安心して眠いだけやんな？と心配になる… ←
数分間順番を待った後診察室に入り
事の経緯を説明しながら
自宅で貼った絆創膏を剥がす
先生「剥がすでー？ちょっと痛いかな〜？」
青「？？」
痛くないみたいです ←
先生「あー、なるほど。
小さい切り傷やね。消毒しよか。
ごめんなー、ちょっと冷たいで〜？」
青「？？」
大丈夫みたいです ←
先生「強いなぁ…
いつもこんな大人しいんですか？」
私「はい、家ではそんなことないんですけど
外ではこれが通常運転です…」
青の大人しさに関して言及される度に
何か疑われてる気になってオドオドする怪しい人 ←
先生「えらいなぁ。
傷もそんな深くないから、
消毒と傷テープで問題ないですね。
この様子やと、脳にも影響はないです。
気になるようならまた来週来てください。
傷テープは
明日まで貼りっぱなしにしてもらって、
明後日のお風呂後に新しいテープに張り替えて
その後はテープなしで大丈夫ですね」
私「ありがとうございます。
あの…、傷は残りますか…？」
先生「いやまあ、2歳やしこの傷やし
最低でも分からへんくらい薄くなりますよ。
軽症で良かった」
ほんまに良かった…
縫う必要もなかった…！！！！！
この後、
傷テープや内服用のお薬を受け取る時に
めちゃくちゃチヤホヤされて
ご機嫌で帰ってきた青でした
いろんな人に手を振りながら対応する2歳…www
と、
今回かなり不快な記事になり
誠に申し訳ございません
自分の不注意や至らなかったことを
「2度と起こしてはいけない失敗」として
残したくて、記事にしました💦
ちなみに
それ以来、掃除をかける時は
誰かに狙われてるんですか？ばりに後方を気にして
青は椅子に座らせてます
まさか掃除機が凶器になろうとはね…
今現在だいぶ薄くなりました
良かったよー！！ごめんよーーーー！！
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました