『認知症(かもしれない人)の生き方』

『認知症(かもしれない人)の生き方』

2020年秋に健忘型MCIと診断されました。
2022年夏に別のクリニックでMCIではないと言われます。
多分その間にいるのかな。

ついに支援センターの方が来られるXデーが到来し、会社に退職の意思を伝えることが出来ました富士山

 

長かった。

 

 

新しく振られた業務も、既に習得して回せていますサーフィン

もう山場は全て乗り切ったと言っていい。

 

私に出来る仕事がないとレッテルを貼って、一時はクビにされかけたけど

仕事ができないのは仕事を渡さない環境のせいでしたと、掛けられた泥を払い落して次に進もうと思います。

 

初めての障害をオープンにした「働くチャレンジ」は、ホントに困難が多く、とても考えさせられました。

 

初めからフィルターがかかった目で見られ、先入観で良く分からないモノ扱いを受けるという、何もしないうちからマイナスのスタートだったような。

多様性に対する認識は昨今進歩していると思っていたけれど、健常者側に立っている時は気づけなかった絵にかいた餅なのか?と思わざるをえません。

 

あからさまな偏見や誤解にぶつかり、心も体も傷つきました。

 

オープンにしたらフェアに配慮が得られるどころか、逆に差別を受けて仲間外れにされたり、周りから軽く扱われるというリアル、ね。

 

やはり環境調整が肝心です。

この経験は、落ち着いたら整理し直したいです。

 

話変えて感謝で締めます。

 

今仕事を教えて下さっている方は、予習したい私の性格を理解して、いつも事前に引継ぎ資料を送って下さいました。

一人で仕事を回し始めるようになった時も「順調ですね」とメールを下さったり、「こんなことがあったので共有します」とアフターフォローも手厚くて、新しい仕事が負担にならず吸収できたのもこの方のサポートがあってこそ、心から感謝しています。

 

酷い経験ばかりありましたが、最後に一服の清涼剤を得られて幸せです。

 

今の目標は、会社のIDの自分の写真の顔より良い顔になって退職すること。

最後の時まで、自分の時間を大切に全うする気持ちで過ごしたいと思います。