以前いた部署で、今も個人的にお茶したり
飲み行ったりで誘い会える仲の同僚が職場に
一人だけいます。
以前の部署は人間関係がギスギス
していて
気を許せる人は彼女だけだったので、
私の方が年齢は上だけど、中途入社なので
頼りにする部分も多く、心の拠り所。
彼女には、私が乳がんとわかってからの
経過も個人的に良く話していました。
そんな彼女から、
話しておきたいことがあるんですけどー
と前置きされて久々に行ったランチの時に、
衝撃の告白。
前からあった石灰化してるって言われてた
シコリで病院行ったら、
昨日乳がんって言われちゃって...
ちょっと涙目の彼女...。
私はビックリしてドキドキしてして、
感情が昂ってしまって、まだ気持ちの整理も
ついていないだろう彼女に いっぱい喋り
すぎてしまった。
もしかして私の乳がん感染したのかな？！
なんかゴメンね！
でも、ご覧の通り私も乳がんでもこんな
元気だから、とにかくちゃんと病院で治療
すれば大丈夫だからね。
変な壺買ったりおまじないとかしないでさ。
取り敢えず私で役に立つなら、なんでも
赤裸々に話すから聞いてね。
と、彼女の胸中を察するよりも、その場で
思いつくままに色々話してしまった。反省。
彼女は私に乳がんを告白された時、
すごいショック受けてしまってどう接して
良いのか困ったけど、自分が乳がんて
言われた時の方が、けっこう普通に受け止め
られたと言っていた。
そして、がんの告知ってこんなにあっさり
してるのか、とも思ったそう。
(わかるわかる〜 ( ；∀；)/ｿﾚﾅ)
私が彼女に自分の乳がん告白したことで
苦しめてしまったのは申し訳ないけど、
敢えてそうした理由が二つあった。
一つは、気を使わせない為に知らせなかった
としても、職場で人伝てに耳に入る可能性が
あるので、それは避けたい。それよりも
自分からきちんと伝えたかったってこと。
もう一つは、万一彼女の身に乳がんかも？と
気になることがあれば、早めに受診して
対処して欲しいという思い。
本当はそんな日が来ない方が良いのは
わかってるけど、なってしまった時は
仕方ないのでね。
毎年「要経過観察」って言われてそのままに
していたけど、結果的にナナシーさんの
乳がんがきっかけになって自分で病院へ
行ったんで、話聞いていて良かったよ。
と言ってくれた。
友人が乳がんだったってことは悲しいけど、
何か少し報われた気がした。
一緒に治療頑張ろうね。
がん患者サロンが開催されなくなったから
今までリアルで話相手が出来なかったのに、
こんな近くにガン友が出来るとは
何という皮肉。
それにしても
友人からがんを告白されるのは
複雑なものだな。
私はがん罹患者だから耐性があるけどさ、
そうじゃなければ、ディープインパクトかも。