鳴門市瀬戸町で藍染め工房
InigoBlue4U
です
本日は
藍染めの染料、スクモについて
です🍀
コロナの影響で
スクモが余っているとか
という声も
聞かれるのですが、
新しく染め工房を構えた
わたしにとっては
相も変わらず
スクモは手に入りにくい
です💦💦💦
今年のスクモを
確保するために
昨年から
徳島県内で
頭を下げてお願いに回っています
💦💦💦
購入できるところからは
購入させていただくので
異なる製造所の
スクモが
私の工房に
やってくることになります
🍀
ですから
それぞれのスクモの生産者さんに
感謝しつつ
最高の色を導き出すことが
私の役割
です
最高の色というのは
人々に喜んでいただける色
です
年末に
外山(とやま)阿波藍製造所を
訪問する機会に恵まれました
🍀
昨年も
こちらのスクモを
使わせていただきました💕
奥様は
私をいつも応援してくださっていて
本当に
感謝しています💕💕
息子さんが
スクモを製造していました
切り返し
と
呼ばれる数日ごとに行う作業です
「ハネ」と呼ばれる道具で
混ぜていきます
発酵で
熱を帯びたスクモから
湯気が上がっています
以前は「水師」とよばれる
専門家がいたそうです
ホースで行うところも多いですが
外山さんは
ひしゃくに水を汲んで
スクモにうっていました
ひしゃくや
水を入れている???という道具
(ごめんなさい!
名前を忘れてしまいました!)
修理が必要で
代用しているとおっしゃっていました
修理する人も
高齢化と需要がないため
なくなりつつあるんですよね・・
ところで
打った水が
シャワーのように
均等にすくもに
落ちて行くさま、
美しいと
思いませんか?
✨✨✨✨✨
切り返しの作業が終わると
道具、寝床などに付いた
スクモも
大切に取り除いていました
スクモの山周辺の
ちらばったスクモのかけらも
掃いて
山に戻します
種から栽培し
葉の収穫までは
他の米やニンジンなどと異なり
手間暇が非常にかかるので
収穫したものは
微塵も無駄にしません
小さなかけらを
大切にする精神は
染料づくりにも
あるんです
製造の現場を見ると
受け継ぐものを
大切にし
自分の役目を
しっかりと
果たさないといけない!
と
気合が
入りました
🍀🍀🍀
このスクモは
今年の2月に完成します
✨
最後までお読みくださり
ありがとうございました