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今日は太布(たふ)について。
太布ってなあに?
と、わたしも
数ヶ月前まで知らなかったですが^_^
太布とは、
植物から生み出された布。
国内では
9つの場所で
その地域の気候風土に合わせた
布があります。
徳島では
阿波太布が古代から
受け継がれています。
場所は
木頭(きとう)と呼ばれる
山奥です。
一般道で山道を
クネクネ。
約100キロ
2時間かかって
ようやく
太布を見学出来る
太布庵に到着。
掲載された
野良着を見せていただきました。
手にとって
見ることOK!
使い込まれて
継ぎ接ぎだらけ
穴もたくさん!
でも
木綿のように
柔らかい!
最近織られた野良着
布が固く
ゴワゴワしてます。
使われる程、丈夫な太布
なのに これ程までに
ボロボロになっているのだから
持ち主は
働き者だったのでしょうね。
コウゾと呼ばれる
植物の皮の繊維を糸にして
織られた布です。
上の写真、コウゾです。
織り機にかけられてます。
昔は
日本各地で織られていた太布ですが、
木綿の普及で
次第に衰退。
ところが
木頭は山奥にあるので
普及が及ばなかった!
そのおかげで
伝統が守られたわけです。
藍染めは木綿と相性がよく、
藍に染まる江戸時代となったことを
思うと
少し心が痛みます。
でも
有志ある方々の努力で
太布の製造技術が
今に
守り伝えられていることに
感謝の気持ちで
いっぱいになります。
今日伺った
太布庵。
毎週火曜日
ボランティアの方々が
糸をよったり
織ったりしていて
見学する事もできます。
近く
アメリカから
30人ほど学生さん達が
見学に来られるとか!
世界からも
注目を浴びる
阿波太布です。
いつか
太布を藍で染めたいな。
最後までお読みくださり
ありがとうございました
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