ご訪問ありがとうございます。
藍染め大好き、tiramisuです
今日は、
神奈川県藤野でのスクモ作りの様子について、です。
9月23日以降
切り返しを行う日を見学日として
先生が設けてくださいました。
1~3回目の切り返しは参加できませんでしたが、
本日4回目、参加してきました。
スクモ作りは、初めてなので
五感を研ぎ澄まして
スクモを仕込んでいる納屋へ。
9月23日に
山のようにあったタデ藍の乾燥葉は、
驚くほど かさが減っていて、
温度を測ると62.7度。
いい状態の温度です。
切り返しのために コンテナに入れ替えると
スクモがその姿を現しました
乾燥葉だった頃の姿はもう無く、
黒々としていて、
ゴロゴロとした塊になっていました。
そして、
所々に白カビが・・・。
でも、これは良好な証拠なんですって。
スクモから蒸気があがり
アンモニア臭で、
鼻にツン~
でも
鼻腔がス~として、メントールを嗅ぐときのような
爽やかさもある感じ。
ちっとも嫌な臭いではありません。
マイルドなアンモニア臭???
空気の流れで目もちょっと開けられない時も
また、
温度が高くなっているので、
熱いっ!とスクモに入れた手を
ひっこめてしまう時もありました。
かき混ぜながら、
佐藤阿波藍製作所 第19代目藍師の佐藤昭人さんが、
「藍は生きとんじゃ」という言葉が
頭の中でこだましていました。
今までスクモづくりは、
TVでしか見たことがなかったので、
本当に貴重な体験!
先生に、本当に感謝です
家に帰って、
手を洗う前に指を見ると、爪に少し残ったスクモが・・・
名残惜しく、クンクンとにおいをかいでから
綺麗に洗いました。
いつか、
この手で スクモを作る作業、製藍を
してみたいなぁ
自然に囲まれた藤野、いいところです
最後までお読みくださり
ありがとうございました。