昨年のコロナウイルス感染症パンデミックの時の状況と比較すると
今年度は、2度のワクチン接種も済み、一部の病院を除いては、
ほとんどが実習受け入れが可能となり、実習が展開できております。
それにしても、昨年は厳しい状況を迎えました。
まだ、完成年度を迎える前で、開学以来、初めての各論実習だったこともあり、
実習中止の連絡が響き合った過酷な状況でした。
学生も大変だったかもしれませんが、病院で実習できないというこの状況をどのように切り替えて、何を行うか?
そのような未曽有の危機的状況下で、次を考える教授の先生方がもっと大変だったのではないでしょうか。。。
先のブログでも、紹介させていただいたのですが、
そのような危機的状況の中、成人看護学Ⅱ慢性期の実習では、
小城市にあるクリニックのご支援をいただき、
そちらに通院されてある地域住民の方をご紹介していただくことができました。
そして、遠隔式(リモートともいううんでしょうか)でパソコン画面を通じて、
学生とコミュニケーションをとらせていただき、
アセスメントを展開していくという実習を行わせていただくことができました。
学生は、ご協力いただいた地域の方から情報収集を行い、病態生理、アセスメント・臨床推論を通して、
看護診断を導き出すことができました。そこから、診断に基づいた個別の看護計画を立案し、食事内容や運動指導などの内容を網羅した
パンフレットを作成し、その方へお渡しすることができました。
実は、
その方が、佐賀新聞にご投稿され、その時の関りや思いを伝えられていました。
(佐賀新聞に掲載)
名前は伏せさせていただきました。
学生とのコミュニケーションやプレゼントを「私の宝物」と題して、
ご投稿されていました。
本当に、ありがたいお言葉をいただきました。
ありがとうございます。
こちらが、お願いした方なのですが、
こちら側としても、感謝、感謝で一杯でございます。
学生にも、是非とも伝えさせていただきたいと思います。
学生は、今、4年生になり、
来年2月に受験する看護師国家試験の受験勉強に励んでおります。
このようなありがたいお言葉は、きっと学生のこれからの将来、それは看護師として臨床で活躍していくことの刺激にもなると思います。
この記事は、看護学部ホームページでもupさせていただきました。
たしかにホームページといえば、
~○○先生が栄誉ある〇〇賞を受賞されました~などのお知らせは確かにうれしいことだと思いますが。。。。。。。。。
今回のような お一人お一人の感謝のお言葉というのは、
本当に何か、心にこみあげてくるものがありますね。
この投稿を読ませていただいた時、目頭があつくなりました。
本当に、ありがとうございました。