西九州大学看護学部は定員90名ですが、

 

 そのうち、30名は保健師コース、10名は養護教諭コースの選択コースに分かれます。

 

 そして、保健師コース30名と養護教諭コース10名のあわせて40名の学生は、

 

 4年次の選択実習科目 “関連職種連携実習” を選択が必須(選択必須)科目になります。

 

 

佐賀県では、専門学校・大学とあわせて、西九州大学看護学部でしか行っていない実習になります。

 

 地域の中の大学である西九州大学看護学部の特色ある教育の1つでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

2021年度は5月の中旬からスタートし、8月の初旬まで続きました。

 

 

 

 

 実習内容については、2週間ある実習で、1週間は地域包括支援センター、あと残り1週間は病院での実習になります。

 

 

 

 

 

 地域包括支援センターでは、各事業所に法的に配置づけられている、保健師さん、看護師さん、社会福祉士さんをはじめ

 

 

 専門多職種の方々からのご指導をいただきながら、地域で生活されている方々や病院と地域をつなぐ、いわゆるシームレス

 

 

 な支援を考えていく実習になります。

 

 

 

 

 

 

 最終日には、各事業所で経験された援助困難事例などを説明していただき、事例検討会でディスカッションも行いましたが、

 

 

 その事例が、本当に大変な事例ばかりで、大学の授業では習わない、現実を改めて考えさせられるようなものでした。

 

 

 本当にあった話であるため、学生も普段では見せない真剣な面持ちで話を聞き、対応策を意見として発表してくれました。

 

 

 

 

 改めて、地域包括支援センターの方々の大変な業務も教えられた限りでした💦💦💦

 

 

 

 

 

 一方、病院での1週間の実習は、学生2名で1名の退院支援が必要な受け持ち患者様をもたせていただき、

 

 

 

 その患者様が退院して地域で生活していくことを考え、どのような専門職種の方々が連携し、支援を行っているのかを

 

 

 学ぶ実習方法と、それぞれの専門職種の方々にシャドーイングして、各専門職種の働きと看護師がコーディネートしていくために

 

 

 必要なものを学ぶ実習方法を取り入れました。

 

 

 

 

 

 ご協力いただいた事業所、ならびに医療機関(病院)様

 

 

 

 コロナ禍で大変な状況の中、

 

 

 この関連職種連携実習にご理解いただき、そしてご指導いただき、

 

 

 誠にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 全体報告会の動画になります。