2026年の春から数えると、
実はカピ子は3度の救急車騒動を起こしている。
1回目は、
春、バイトの時間をうっかり間違えていたカピ子が、大慌てでバイト先まで走って行こうとして自宅を出て(⚠️走って行ける距離ではない)、
町を出たところで貧血??を感じて座り込み、そのまま仰向けに寝転び、呼吸が浅くなり、手足が痙攣し始めた時である。
2回目は、
夏のスクーリング授業で久しぶりに大都会の通信制高校まで出向き、授業を受けた帰り道に大混雑の地下鉄にもまれ、なんとかJR線まで辿り着いて自宅へ向かう電車に乗ったものの、
そのまま貧血?のような症状を感じて床に倒れ込み、呼吸が浅くなり、手足が痙攣し始めた時である。
3回目は先日、
ねこまた家を含む複数の家族と琵琶湖へ行き、
大混雑の中15分ほど歩いて湖岸まで荷物を運び、
ねこまたと猿くんが車から再度荷物を運んでいる間に
、1人でトイレに行ったカピ子が、混雑しているトイレ後に手洗い場で倒れ込んで、発見してくれた方が救急車を呼んでくれた時である。
全てに共通しているのは、倒れ込んだ後のカピ子が、他者からの声掛けに受け答えをする事ができない事。
そう、倒れ込んだ後のカピ子は、誰がどう見ても普通ではない状態=救急を要するほどにすごくしんどそう。
なのだ。
1回目の時は、びっくりするくらいに偶然に、仕事から帰っている途中のねこまたが出くわした!!
「あらやだ、救急車だわ!だれか道路に倒れているわ?こけたのかしら?事故かしら?」
と横目で見るとまさかのカピ子だったからもう、とんでもなく驚いた
呼吸が浅くて、手足がビクンピクンと痙攣しているものだからもう、
あ、これはこけて頭を打ったに違いない。
車椅子生活になってしまうかもしれない事を、心しておこう。
と思いつつ、そのまま救急車に飛び乗って付き添った。
結果は??
2回とも何もなし。
血圧も血液検査も全て正常で、
なんなら2回目の搬送時などは、「生理食塩水」を点滴してもらっただけで、症状が落ち着いたのだ。
この時の看護師さんから、
「体の不調から来ているのではなく、心の問題から痙攣が生じているのかもしれません。」
「心因性非けいれん」
「何か、精神的な事で心当たりはありますか??」
と問われた。
心当たりなど、はい、もう、ありすぎます。
3回目は、救急車が到着する前に、ねこまたがカピ子の元に駆けつける事ができたので、
ねこまたお母さんと会話をする事で落ち着きを取り戻し、最後には笑って自分で歩いて湖岸に戻る事ができた。
もちろん、救急隊の方々や、湖岸警察の方々にはカピ子が倒れてしまう理由を伝えて、土下座する勢いで謝まりたおした事に間違いはない。
警察の方々は、
「娘さんが湖岸で移動する時は、常にお母さんがついていてあげてくださいね」
と、優しく注意をしてくださった。
すみません。車に荷物を取りに行った、わずか30分の間だったんですとは言わない。
ねこまたはこわい。
救急車の音がこわい。
また、カピ子なんじゃない??
と思って、ドキドキするのだ。
原因は精神的なもので、搬送先の病院でできる処置は生理食塩水を注入するくらいで、なんなら仮病なんじゃない??
と思われても仕方がない頻度で倒れ込むカピ子。
搬送先の病院はいつだって遠方で、片道2時間ほどかけてかけつけ、そして8000円ほどを支払う。
帰り道のカピ子はいつだってご機嫌で、マクドナルドのドライブスルーをペロリと平らげるほどに、元気なのだ。
救急車で運ばれる事に、喜びを感じているのではないか?
チヤホヤされる事に、幸せをかんじているのでは?
そんな風に思いかけているねこまたお母さんが、そこにはいた。
1人の人間が、一生のうちに救急車を利用する事なんて、ほんの数回なんじゃない?
こんなに頻繁に利用するなんて、恥ずかしい。
どうしてカピ子は、こんなに手がかかるの??
不登校シーズンに比べると、圧倒的に強く逞しくなったカピ子だけれど、自宅に篭らずに社会に出ている事で、また別の問題が引き起こされてしまった。
救急車を呼ばれる前に、
「しばらく休めば体調がもどるので、救急車を呼ばなくても大丈夫です。今から母に電話をします。」
とさえ言ってくれれば、なんとしてでも仕事を途中で抜けさせてもらって、カピ子の元へ車で飛んでいく!と、
何度も何度も話し合っているのに。
前回、カピ子が人生で初めて心のクリニックで診察を受けた時に、
ねこまたお母さんは先生に救急車騒動の件を相談した。
ねこまたの所見を先生に相談し、カピ子も自分の状態を先生に伝えた。
とカピ子に尋ねる先生。
あ!そうか!!
カピ子が倒れ込む時のパターンが見えた!!
①スクーリング授業などで、教室内に長時間拘束される事(彼女は休み時間に外に出て、伸びをするなどはしないしできない)
②満員電車や、ぎゅうぎゅうの人混みに揉まれて、思うように動けない状態になる事
③生理の日(カピ子は重いタイプ)やその前後の日である事
このうちの2つがコンプリートされた時に、カピ子は気が遠くなって地面に倒れ込んでフリーズする(←パタン!と倒れるのではなく、ゆっくり座り込む感じ)
時にフリーズだけではなく、過呼吸と非痙攣(意識がある状態で手足が揺れること、らしい)が引き起こされる。
この状態になった場合、
カピ子の気合いや根性で、なんとか対応する事ができない。
だって、本人は本当にしんどいから。
体の健康状態には何一つ問題がないとしても!
心の健康状態は、救急搬送レベルに疲弊しているのだたぶん。
(ねこまたは経験した事がない為、あくまでも想像)
先生は、
とおっしゃられた。
薬を使ってみるかは家に帰ってから家族で相談します。
とねこまたは言った。
家に帰る車内で、カピ子は、
とつぶやく
ねこまたは考えた。
ここはたぶん
じっくりと考えてから答えねばならない気がする。
ネコに触っただけで目が痒くなって、鼻水が出て止まらなくなって、鼻の粘膜が腫れて息ができなくなるねん。これって、お母さんが悪いんかな?」
カピ子の目が、キラキラと見開かれる。
どうやらこの答えは、カピ子の心に届いたようだ。
猫めっちゃ好きやけど、猫カフェは行かないと決めている。」
良い調子だねこまた。
今のカピ子はねこまたの話を聞けている
⚠️カピ子は夏休み後半に、バイト先でできた友達と2人で、遊園地と夏祭りに出かける予定なのだ
(いやいやいや、秋冬春も出かけてますやん。救急車騒動だけはほんまに勘弁してほいわけですやん)
(どうしよ。ブチ切れたい)
カピ子の目がすわる。
ぶすーーーっとする。
はいはいわかったし
。とか言う
途中までは良い感じの会話だったのだけれども、ねこまたの怒気を含んだ発言により、カピ子の聞く耳は粉砕したようである。
いとむずかし。
、、、、何はともあれ、カピ子とねこまたお母さんは、新しいカピ子情報を手に入れた。
心因性勉強アレルギー
心因性人混みアレルギー
心因性猛暑アレルギー
だ。
やだ、なにそれ。
猫アレルギーの、元猫大好きねこまたが、生猫を避けて猫動画を愛でる事で猫対応をするように、
花粉症のねこまたが、春のお出かけは我慢して、花粉症メガネとマスク二重と薬で対処するように、
ここから2年ほどかけて対策を練り、それらを実行し、
宇宙人カピ子取扱説明書に、
対処法を明記できるよう精進したい。
人間が注意すべきは、体の怪我や病気だけではない
心の怪我や病気も、体に等しくケアした方が良い。
(正直がんばりたくないけど)
そこそこがんばれネコマタチンゲール
⚠️偉大なるナイチンゲールさんの名を借りてみたものの、「ール」を消したらただのネコマタチン、、、おっとあぶない、気にしない気にしない