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IQ69の娘が、IQ66の娘であったと判明してから、はや1週間が経過した。


少しばかりの時を巻き戻して、7月から9月末までの期間に起こった出来事を記録したい。




どえらい金額が消えて行った、この出来事↑の後も、


カピ子は TOP TOPアプリにどっぷりと浸かっていた。


とはいえ、バイト代が振り込まれる銀行口座の通帳とカードは、母ねこまたに預けているカピ子である。


自由に使えるお金はほとんど無いと言っても過言では無い。



そこで彼女は考えた。


宇宙人「もうひとつバイトを増やして、そっちのバイト代を自由に使えることにしたら良いんちゃう?」


と。


スーパーのバイトを約1年半続けているカピ子は、そろそろ他の仕事も経験してみたいと考えていた。


ホテルなどの清掃🧹🧻にも興味を持っているらしい。



たまたま、本当にたまたま、「ホテル 清掃」で検索したら、夏の終わりに新規オープンするホテルの清掃バイトの募集を見つけた。


オープニングスタッフ募集

学歴、年齢、髪色問わず

週2回からオッケー


詳細は省くが、カピ子はちゃちゃっとスマホを使ってエントリーをし、


さくさくっと現地へと面接をしに行き(もちろん、現地までの送迎はねこまたの仕事だ)、


その場で採用をしていただいた爆笑


同じ年頃の男女が多くて、仕事を教えてくれる社員さんは皆優しい。


スーパーのシフトを減らしてもらい、空いた時間にカピ子は精力的にオープニングスタッフ研修に出向き、着々と仕事を覚えていった。



カピ子の平均IQは66だが、79ある処理速度IQが、どうやら良い役割を果たしてくれているようだった。



研修期間を、何も問題がないままに過ごしたカピ子は、ホテルオープンに向けて新しく採用された清掃バイトの方々に、掃除の仕方(ベッドメイキングの方法や、お風呂掃除の方々など)を教える役目まで果たしていた。


宇宙人「優しく丁寧に教えてくれるので、わかりやすかったですって言ってもらえた〜照れ」


と、カピ子は嬉しそうに報告してくれた。



8月の末に、観光地ど真ん中のホテルは無事にオープンし、


本格的な行楽シーズンを迎えるまでの間、カピ子は他のオープニングスタッフ達と楽しげに働いておられた。


朝の9時に出勤して、1時間の休憩を挟んで18時まで。


自分も長い時間働くことができるんだ!

と認識したカピ子の顔は、ぐっと大人びて見えた。


、、、、。



9月の半ばを超えた頃、カピ子のバイト先のホテルに変化が起きた。


他のホテルで働いていたベテランバイト清掃員の2名が、助っ人としてシフトに入って来たのだ。


1人は、推定40代女性

もう1人は、推定60代以上の男性


はーい。がっつり昭和である


スピード勝負!テキパキ動くべし!!階段は走るべし!私と同じペースで働くべし!!!!


が、モットーのスーパーベテランパートさん達だった。


今これを読んでいる方々には想像がつくと思う。


ふわふわとした空気感で、丁寧にマイペースに清掃を営んでいた令和ガールズ達は泣いた。


あっ!という間に2名と連絡がつかなくなったらしい(つまり飛んだ)



40代のベテラン女性はとても厳しいものの、カピ子が全力でスピードアップに努めて、なんとかベテランスピードについて行けるようになると、


龍「カピ子ちゃんとやったら、ペアでも良いわ」


と言ってくれたそうだ。



だが、昭和の男性爺さんは違った。



もう、ずっと怒ってる

声も大きくて怖いねん

今日スタッフルームに行ったら、私が友達になった女の子が床に座って泣いてた。


あの人と同じ日に入るの嫌やな、、ショボーン


と、カピ子は呟くようになった。


昭和ベテランチームの参戦により、ふんわり働きやすい職場から、テキパキ怖い職場(あくまでもカピ子目線)へと変化したのと同じ頃に、

カピ子の TOP TOPアプリの世界にも変化が起きた。

9歳の少年が参加を始めたのだ

オンラインカジノ、オンラインビンゴなど

現金10000円を60万ポイントと交換して、ポイントを使って(賭けて)様々なゲームを楽しめるアプリだ。

参加者も中学生から40代と幅広い。

24時間いつだって誰かがゲームをしていて、そのアプリに参加すれば、常に誰かと交流をすることができる。

案の定、9歳の少年はあっという間に賭け事にはまり、手持ちのポイントを使い切ってしまったらしい。

そのグループチャット?を取り仕切っている男性(オーナーと呼ぶらしい)は、9歳の少年に優しく声をかけた


「なくなったらポイント貸してあげるよ〜にっこり」

と、、、、、、。

宇宙人「自分で勝手に使い切っただけやのに、ポイントを貸してくれるなんて、オーナー優しいと思わへん?」

そんな風に、カピ子はねこまたに話してきた、、、。


(つづく)