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ねこまたには、少々歳の離れた可愛い弟がいる(もちろんすでにおっさん)。
くわしくはこちらを参照↓
おっさんボーイ弟くんが、一生懸命に普通のおっさんになろうと努力に努力を重ねて自らを追い込んだ結果、
脳みそがパッカーンとスパークしてパッターンと倒れ、そのままスコーンと精神病院に入院しなすった。
入院できた事で、寝食の心配をする事なくゆっくりと睡眠&栄養を取る事ができ、さらに、ごく自然と(←ほんまか??)脳みそ検査を受ける事が出来、
30代も後半にして、ご自身が自閉症スペクトラム側のグレーゾーンであった事を知った。
退院した日の記録はこちら↓
あれから、可愛いおっさんな弟は初めての正社員を辞め、2週間に1回心のクリニックへと通い、ごく弱いお薬をきちんと飲むことで、
以前にくらべたら(ここポイント)穏やかな日々を送っておられる。
が、
相変わらず気にしぃな性格で「ねくらまてんぐ」で「ひきこうもり」である事に間違いはない。
(画像はネットより拝借)
今、愛すべきおっさんボーイ弟は、
時に木こりさんのお手伝をして現金を手に入れ、
時に農家さんのお手伝いをし、
海で魚を釣り、昔話ハウスの前の空き地を整備して野菜を植え、ぼっろぼろの築120年くらいの昔話ハウスの手入れをしつつ自炊をして生きておられる。
弟殿は綺麗好きで工夫好きでアートが好きなので、
ゴミ屋敷製造機ちょんまげ爺さま(なんて失礼なネーミングや!!)が住んでいた頃とは別宅なんじゃない??
というほどに、室内も庭も山も整え始められている。
おっさんボーイ弟が昔話ハウスに住みつく以前は、格安で売りに出してもなかなか買い手がつかない系住居だったはずが、
退院後、固定のバイトも仕事も辞めて暇暇暇人になった弟が、本格的に手を加え始めた事で、
良い感じの別荘みたいになった。
なんかね、
埃っぽくないの!
柱がピカピカしてるの!!
竈門もたたきも虫の死骸なし!!
キッチンには各種調味料が揃い、採れたての海の幸を美味しい料理に変える準備は整っている。
冷蔵庫には、ニンニクやネギの香味野菜が常備され、庭に作られた小さなとうもろこし畑は、野生動物に荒らされないよう柵と網で丁寧に囲われている。
真っ黒な雑草防止シートで覆われていた庭には、ところどころに川の石をおしゃれに積み上げた花壇が誕生し、
土や泥や枯れ葉で埋もれていた溝は、丁寧に掘り起こされて風を受けていた。
弟!!
すごいやないか!!
江戸時代やったら嫁来てくれてる!で!
そう。
運動神経がよく、腹筋はシックスパックで体力もあり、手先が器用で生活の知恵もある弟は、
江戸時代にそのままタイムスリップしたら、めっちゃ幸せに生きていけるタイプの宇宙人だったのだ。
しばらく昔話ハウスを留守にする弟にかわって、畑に水をやるためにGWの期間滞在していた爺婆さんにふいに誘われて、
猿くんのクラブ活動の合間を縫って、往復460キロくらいやったか?いや、300キロ×2か??の道を強行突破して遊んできたねこまた家三人衆+1匹は、
思いのほか楽しい1日を過ごすことができた
中学生になり、急速に子ども心が消え失せ始めた猿くんは、昔話ハウスへ行く事をためらっていたのだけれど、
「行って良かったわ
やっぱりめっちゃ面白い!!」
と、久方ぶりに溢れた子ども心にご満悦であった。
今、日本の日々の中で発達障害という枠にくくられる人々は、
どうにもこうにも生きづらくて、心が苦しくなってしまう縛りが多くて、
もとめられる普通がうまくできなくて、へこたれて自信を無くしてしまいがちだ。
そのユニークで豊かな特性を生かして、楽しい日々を送っている人たちもきっとたくさんいるはずなんだけれども、
まことに残念な事に、ねこまたの手の届く範囲におるユニーク人間たちは、みんなちょっとづつ辛い思いをしている。
戦後から少しづつ少しづつ作られていった、令和の現在に存在するルールや、当たり前や、こうであるべき普通が、
今日ここから少しづつ緩和されて、それぞれがそれぞれにちょうど良い世界を作って、細々と日々を紡いでいくのが当たり前になるといいなと強く思う。
ねこまたのおっさんボーイな弟は、やっぱり今の自分に自信を持てなくて、同じ年頃の「普通」なおっさんと比べてしまうのかもしれない。
落ち着いて来たとはいえ、すっきりと晴れた空のような顔つきをしていないもの。
弟はもう、そのままでいいねん。
そのままで十分すごいし、
そのままでも幸せに生きていけるし、
会社員が良いだとか、正社員が良いだとか、収入が高い方が良いだとか、高学歴な方が良いだとかは、
海峡深くに捨ててしまうといい。
毎日が楽しい。
ご飯が美味しい。
ふとんが気持ちいい。
太陽光線は暑い。
ねむい。
それだけでいい。
、、、、、ああ。どこかに、
真面目で働き者で、ちょっぴり繊細なおっさんボーイに生活費を一生貢いでくれる足長いおじさんはいないのか。
おっさんな弟は、人間が苦手だ。
1人は気楽だ。
でも、やっぱりひとりは寂しいのだ。
その気持ちはきっと、へそ曲がった不登校をしていたカピ子と同じなのだ。
結婚しなくてもいい。
現実世界の友達でなくとも、オンライン上のネット友達でもいい。
何十億も人間はいるんだもの、弟の人生が続く間に、弟の心を溶かすことができる人間(他人)と繋がれるますように。
これこそが、「仕事をしますように」よりもずっとずっとずーーーーっと、強い願い。なのだ。
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猿くん用に2本購入。
リュックサイドの両サイドポケットに設置すると、荷物が安定して良き。
婆様への母の日のプレゼント。
嬉しそうにポシェットみたいに肩から下げておられる。
自慢げな表情がかわいらしい。
これも素敵。作りが良い。
犬子のエサ
無敵のおしゃれエプロン。
最近カピ子もこっそり使い出した。笑
楽で良い。
何よりもおすすめ。