IQ69の娘が、小学校1年生になったあの頃。



娘はもちろん。まーーーーーーーーーったく、学校になじめなくて、



毎日毎日、くたくたになって仕事から戻ってきたらば、娘は癇癪を起こして泣き叫んでいた。



当時、自宅で仕事をしていた夫は、


みごとなほど、なーーーーんも、母親業務?なるものをしていなくて、



帰宅してから作る食事。


食事が終わってから、泣き叫ぶ娘を叱りつけてやらせる宿題。



慌ただしく、3人で入るお風呂(当時の子ども達は、レアキャラ夫には、かわいそうなほど懐いていなかったので、夫、お風呂もできず。、、、せず??)


寝かしつけてから、深夜に片付ける、家事。



そして、明け方から、その日の夕食の下準備をする。。。



もう、無理だ。


仕事と、家事と、育児(学校関連の世話。)を、ワンオペで続けるのは、



もう。無理だ。



、、、、、。



しっかりと考えて、仕事を辞めたのではなく、



心身ともにボロボロに成り果てて、自分が仕事をやめるしか、うまく行きそうな選択肢を見つけられなかったなかったあの頃。




あの頃のわたしに、教えてあげたい。



7年後の今。


娘は不登校になってしもうたけれど、

それなりに、毎日楽しいよ。


行きたくても、行きたくても、どんなに行きたくても行けなかった、



ネットカフェに、また行けるようになったよ笑い泣き


↑結局そこ?




先日、久方ぶりのネットカフェで読み耽った、



こちらの漫画。



長崎県の、波佐見焼をめぐる物語。



この漫画を読んでから、ねこまたの心は、長崎へ飛んでいる。笑




実はねこまた、



心身ともにズタボロになって、仕事を辞めた後、



ほんの少し、娘が学校に慣れ始めた頃に、




地域の陶芸教室へ、足を踏み入れた。


1日の、大半の時間を占めていた仕事を辞めたのだ。

安定した収入を、捨てたのだ。



何かひとつだけ、やりたくても、時間がなくて出来なかった事をしよう。



そんな風に、ひっそりと想っていた。




地域のお年寄りや、定年退職後の方々が集う、月に2回の陶芸教室。(ちなみに、月5000ゼニー)



人生で初めて、土を練り、


ろくろに触れ、


好きなものを作る事ができる。



もちろん、ママ友がいる。とか、気の合う友人と一緒に。などではなかったが、日々、「うまくできない怪獣」な娘の相手に疲れ果てていたわたしには、



月に2回2時間づつの、静かな作陶タイムは、それはそれは楽しかった。



息子が不登校になった時には、不登校息子も、連れて行かせてもらい、


娘が不登校になったときには、長期で休ませてもらった。


そうして、コロナ自粛になった今は、陶芸教室もコロナ休業中。である。(とても残念)




ねこまたは、器が好きだ。



美しい器は、料理を美しく見せてくれるし、



娘や息子が作った、不恰好で分厚くて、なかなか割れない器も、素朴な料理を美味しそうに見せてくれる。



陶芸教室に通い出して以降、素朴な焼き物の器にばかり、目がいっていたのだが、



この漫画を読んで、波佐見焼とやらに、



いたく興味が湧いてしまった。↓






とても、きれいだ。



それに、



とっても、使いやすそう。




どの器を見ても、



「青の花 器の森」の青子さんが、絵付けをしたように見えてしまう。笑



ねこまたは、絵付けのお皿は、そんなに好きではなく。



素朴で潔くシンプルな、ただの器。が好きだった。



100均の器も、とてもとても可愛らしくて、買っていた時期もあったのだが、



娘や息子が、わたしにくっついて陶芸教室へ出向き、



ぺったりぺったりと、分厚い器を作って焼いてもらっているうちに、



いつのまにか、我が家の食器棚は、



わたしと、娘と、息子と、ちょんまげじい様が作った、素人器だらけになってしまった。


(これは、低学年の頃の息子作。めっちゃ重い)



ようし。



次に、売られている器を買う時は、



ものすごく、ものすごくものすごーーーーく!!

気に入ったものにしよう。



しかも、手に取って、買おう。



たぶん、いやきっと、100均の器よりも、たくさんのゼニーを支払う事になるけれど、



器を買うゼニー。


そんな風に決めて、ゼニーを握りしめて行けば、



ケチケチばばあなねこまたでも、買えるはずだ。




お洒落な、ポーランド食器なんてどうかしら?

ミニマリストのおすすめ食器とか??



たま〜に、イオンモールや、雑貨屋さんなどで、ちらちらと器を見ていたけれど、



特別に欲しい!!という器は、未だ目にする事はなく、



陶芸教室で焼いた器やお皿も、少しづつ割れては失われ、



人数分に足りないお皿も、ちらほらと出てきてしまった。




器が欲しい。



それこそ、ねこまたの人生の仕舞いまで、日々をともにする器が、、、、!!










もし、コロナが落ち着いて、



2022年の、波佐見焼の陶器市が開かれるなら、




家族旅行で、長崎県に行きたい。





家族が減って、たくさんの食器が必要ではなくなったときに、


(波佐見焼画像より)


ねこまたの食器棚が、こんな風になっていればいいな。と、思う。


ねこまたのmy Pick