スーパー健常児である弟は、
金曜日。
小学校の体育の授業で、
縄跳びの前跳びを1251回。跳んだ。
（500回以降は、クラスメイト達が数えてくれたらしい。）
800回を超えるところで、最初の限界が到来し、
そこからは、「鬼滅の刃」という漫画を読んで学んだ（らしい）
全集中。
の呼吸方法とやらに切り替え、
心を落ち着けて、縄に引っかからないように、
とーん、とーん。と、気持ち高めに飛んだそうだ。
お母さん！
限界を超えると楽になる。って、漫画に書いてあってんけど、本当やったわ！！
800回超えたらへんから、体が軽くなってん！
なんか、俺の体、強くなったかも
へー。
それでな！
1251回跳んだ後、炭治郎みたいに、息が止まりそうになってん
！！
！！足もブルブル震えて、止まらんかったし、俺、下に倒れ込んだわ〜。
だそうだ。
今までの前跳びの最高記録が。500回そこそこだった息子にしてみると、
破壊的な記録更新。である
前跳びを100回飛ぶ前に、下半身の穴という穴から、内臓がまろび出そうになる母からすると、
1251回。という、記録は、
すごい！！を通り越して、
若干気持ち悪い。
どこをどうやったら、おしっこをだだ漏らす事なく、1251回を跳ぶことができるのであろうか。
、、、なんで急に、レベルアップしたんやろ
？？
？？という息子に、
お母様の！バイブル、NARUTOを読んだおかげちゃうか？？
と、言っておいた。
クリスマス明けから、息子が好んで読みふけっている漫画は、
鬼滅の刃↓
と、
NARUTO↓
のふたつである。
どちらも、
あきらめない。
事と、
集中。
が、物語の主軸である漫画だ。
この漫画を読み出して以降、
オンラインゲームをする時間が、激減した。
平日は。毎日3時間は、任天堂スイッチの前に鎮座していた息子が、
暇な時間は、漫画を読み、
NARUTOの忍術の印を覚え、
忙しい母を借り出して、ボールを投げさせては、
おもちゃの刀でボールをはじく。
土遁！どりゅうへき！！
やら、
水の呼吸！壱の型！水車！！
やら言いながら、刀をブンブン振り回して、日々修行（遊びじゃないの？）をしているのだ。
（保育園児？？笑）
オンラインゲームのフォートナイトにどっぷりとハマり、自由に使える時間の大半を、ゲームに使っていた2学期とは違い、
クリスマスプレゼントに、サンタクロースから鬼滅の刃全巻セットをもらって以降、
少しづつ、ゲーム以外に時間を使う事が増えて行った息子。
冬休み中の縄跳びの記録がこちら↓
これでも、十分すぎるほどにすごいのに、
2月の末である現在、
前跳び1251回と、
二重跳び100回。
が、記録に加わってしまった。
（ちなみに、息子が使っている縄跳びはこちら↓）
息子は、運動神経が、すこぶる良い。
視力、動体視力、反射神経なども良い。
IQ69の姉が、
母のお腹の中に置き忘れて生まれてしまった、能力の全てを
2人分受け取って、生まれて来たんじゃないかな？？
と、
節々で思う。
地頭が良いとか、悪いとか、
運動神経が良いとか、悪いとか、
娘と息子を育てていると、
待って生まれる事ができた能力の差。
が、本当にある事を、肌身で感じる。
スーパー健常児息子が、もし、宇宙開発をする親の元へ生まれていたら、宇宙へ行っちゃてるんじゃない？？
などと、親バカな妄想もする
しかしまぁ、残念なことに、
息子が生まれ出たのは、
けつくさいお母の腹の上。だ。
ゴージャスでマーベラスなご家庭でもなく、エリートな高学歴のご家庭でもない。
へんぴな田舎の片隅の、いたって質素なおうち。だ。
今はスーパー健常児な息子も、
IQ69のこまった娘も、
20歳超えたら、ただの人。
になるだろう。
姉と弟の、能力の格差が、
月とスッポンくらいある我が家。笑
2人がお年寄りになって、自分たちが育った子ども時代の事を、子ども達に語り聞かせる時に、
どちらにも、楽しく語れる家族の物語があるように、
家族の物語の楽しさだけには、格差がないように。
せにゃあいかんな。
と、
1251回の数字を見て、
ひしひしと思うのであった。
しかし息子よ！！
お主は、すごいぞ！！