実は昨日、期末テスト前日にもらかかわらず、娘とわたしは2人でIKEAへ行った。


何を買いに??




現在中学1年生の娘が必要としている、ドレッサー。を買いに、である。



山奥の田舎から、遠路はるばるIKEAまで。


明日は、購入したドレッサーについて、ブログに書こうかしらラブ



などと、妄想していたねこまたの野望は、



昨夜、自主的に勉学に励んでいた娘に、いとも簡単に打ち砕かれた。真顔




ドレッサーを購入してもらって、帰宅後組み立ててもらって、ご機嫌さんに勉学に励む娘を見て、



、、、娘。やっぱり、おかあ、結構、娘のこと好きかもしれんわ。お願い



と、ふくふくと湧き出る喜びを嬉しく感じながら、ブログをしたためていた、ねこまたの耳に、



ネッシーや!!」
(文字化すると、あまりにも心が傷つくので、小さなを取り除き、ネッシーをさかさまからお読みください真顔



と叫ぶ、娘の罵声が届いた。





なんやなんや、何事や!!ポーン



あわててリビングへ向かうわたし。
(勉強の邪魔にならないように、犬子の隣に座って、ひっそりとブログをしたためていたのだ)



どうやら、イヤホンをつけて勉強をしているうちに、耳が痛くなってしまった娘が、イヤホンを抜いて、スピーカーから音楽を流しはじめ、


静かに漫画を読んでいた息子が、うっかり流れてくる歌を口ずさんでしまった事に、


腹を立てた。ようだ。なんで??滝汗



「歌うなやムキー!!」と、言っても、すぐに歌うのをやめなかった弟に、


あろうことか、息子の筆箱をひったくり、息子の頭に投げつけたのだそうだゲロー


弟の筆箱から飛び出した、鉛筆削りの粉はカーペットの上に散らばり、


突然筆箱(布製)が頭に当たって、痛い思いをした弟は、



「娘ちゃんも、俺が歌ってる時に歌うやんか!!ムキー


と、半泣きで反論していた。



うん。ごもっともな意見である。




ごもっともな意見が苦手な娘は、




「ネッシーや!!おまえネッシーや!!ムキー


と、繰り返し叫ぶ。



「ぶすゴリラ!!でぶ!!ムキー
(娘はでぶではない。ダイエットが趣味?の、中肉である。)


と、爆弾を投下した小4の弟により、



娘はさらにヒートアップ。



「ネッシーネッシーネッシー!!ムキー


と、荒れ狂った。



ぷちっ(ねこまたの堪忍袋の紐が切れた音)真顔





、、、ちょっとお待ちなさい。

遠路はるばるIKEAまで、誕生日でもなんでもないお主のために、ドレッサーを買いに行き、

2時間かけて組み立てて、

そんな良い事だらけの日くらい、

最後までご機嫌で過ごせませんか??



という内容の言葉を、


よせば良いのに、


またもや阿吽語(毒親語)で言ってしまったねこまた。



「はぁ??ネッシーやムキー


と、



娘に返されたものだから、もう我慢なんて、できない。




「ネッシーネッシー言うてる、娘がネッシーや!!ムキー


と、子どもに言ってはならない言葉ナンバーワン!!



とも言えるNGワードネッシーを、お見舞いしてしまった。



後悔しても後の祭り。



じゃあなんでわたしを生んだんさ??

じゃあわたしをコロッケよ!!(ッケに変換)



と、ギャーギャーピーピー言い出した。




もうあれだ、あれ、



ゴジラ対キングギドラ






、、、はぁ。



、、、疲れた。もう、キングギドラ母ちゃん、疲れ果てた。




お母さんありがとう。お母さん大好き。


と、言ってくれる、可愛いらしい娘は好きだ。



けれど、



反抗期の土偶ツチダマ娘や、


灼熱の炎を吐きちらすゴジラの娘は、



嫌いだ。




ある時は、このままずっと一緒に住んでもいいな。


と、思い。



ある時は、今すぐ宇宙船に乗せて、はるかかなたへ飛んでいってほしい。


と、思う。




期末テスト当日の今朝、


ご機嫌斜めな娘を車に乗せて、


一緒に登校している女の子を2人、乗せて、



学校へと車を走らせたねこまた。



女の子2人が、



「昨日テスト勉強した?六波羅探題って、難しいよな〜」
「えー??何それ??」
「社会って、覚えるところだらけや〜えーん


と、キャイキャイ話しているのを尻目に、



おはよう。のあいさつも言わず、


ぶっすー。


と、ふてぶてしく座っている、自分の娘を見て、




あーあ。


娘が、IQ69の娘じゃなければ、


ネッシーネッシー言わず、


こんな風に、会話を楽しめたんだろうな。



と、へこたれてしまった。ショボーン



それくらい、女の子2人がテンポよく、可愛らしく話している姿が、眩しかった。



ええ年のおばちゃんねこまたも、会話に参加させてくれ、六波羅探題が何かを説明してくれる女の子達との会話は、


とても楽しかった。



娘とは、気持ちがいいテンポの会話が、できない。


何をいっているのか、よくわからないのだ。


聞き返すと、ちゃんと聞いてよ!!と、怒るのだ。




ごく普通の、中学1年生の娘さんとのおしゃべりは、



こんなに楽しいものなんだわ。お願い



と、ひしひしと、感じてしまったショボーン



彼女達は、学校が楽しい。お願い


クラブ活動が、楽しい。お願い


新しい友達だっている。照れ




どうして、わたしの娘は、こんな風なんだろう。



自分が相手を不愉快にさせる事には鈍感で、

相手が自分を不愉快にする事には、ひどく敏感だ。



弟が、自分が聴いている歌を勝手に歌い出した事は許せなくて、

自分が弟に筆箱を投げつけた事は、大した事ではない。




見た目は大人、頭脳は我儘な子ども、


迷惑探偵娘。

なのだ。ゲロー




娘を理解したい。娘の生きにくさを感じたい。


娘を好きになりたい。



好きと嫌いの感情の狭間で、



いつだって揺れ動いている。




義務教育が終わったら、



ネッシーはネス湖の水中深くに、



沈んでくれるのかしら。




それとも、娘が人生の壁にぶち当たるたびに、




ネッシーは大量発生するのかしら?




好き、嫌い、好き、嫌い。



と、たんぽぽの花びらをちぎる



今日のねこまたなのであった。。












ねこまたのmy Pick