人恋しいのか
ただ恋をしたいのか
「彼氏」という存在が必要なのか
それともただ何も考えていないだけなのか、、、
今年の2月のバレンタイン直前まで、カピ子には1つ年上の彼氏がいた。
え??もしかして??バイト先で出会っちゃった??
と、思いたい気持ちはヤマヤマなのだが、
いつもの如く、ソーシャルネットワークで出会って始まったお付き合いである。
現実世界のバイト先には、それこそ多種多様なお年頃の少年と青年がおるのだが、
ほんま緊張しすぎて挨拶で精一杯やねん
とカピ子は言う。
たわいの無い話から始める顔の見えない相手との会話は、緊張することもなく、無言が耐え難くもなく、毎日毎日しゃべっているうちに、自然と距離が縮まるらしい。
ほんまかいな。
今回、ひょんな事(グループチャット?とかなんとか)からよく話すようになった、1つ年上の男の子とのお付き合いは、カピ子史上最長の4ヶ月という数字を叩き出した。
電車の距離にして2時間弱の場所に住んでいた、彼氏くんとカピ子は、お付き合い期間のわずか4ヶ月のうちに、それはそれはあっちもこっちもお出かけなすった。
①大阪の通天閣にのぼってからの串カツ
②あべのハルカス
③スカイツリー
④海遊館
⑤神戸の中華街
⑥各地域の植物園
⑦USJ
⑧ひらパー
⑨お好みの香水作る(三万)
⑩京都清水寺
⑪金閣寺銀閣寺
⑫奈良公園
焼肉食べ放題に行き、映画を見てショッピングを楽しみ、美味しいものを2人で食べに行った。
19歳の彼氏くんは、どうやらカピ子が初めての彼女だったらしい。素朴で大柄な青年であった。
実家住まい、契約社員で働いていた彼氏くんは、年が明ける頃に正社員登録へとチェンジなされた。
通信制高校を卒業したら、製菓の専門学校に行きたい。
その目標が、消えちゃうんじゃ無い??
突然結婚しますとから言い出すんじゃない??
と、ねこまたお母さんが密かに考えるくらい、何やら楽しそうなお付き合いだった。
が。
付き合いが長くなるにつれ、カピ子の悪い癖がで始めるのだ。
それは、、、、
嫌な事を嫌と言えない。
相手が求めている事(例えば食べたい物や時間、日程など)に合わせすぎる。
不思議なもので、カピ子のこの「人に尽くす癖?」が出始めると、大抵の人間は横暴になってしまうのだ。
小学校高学年の時に、いじめっ子の女の子に嫌われないように行動していたあの癖は、18歳になったカピ子に未だ残っている。
彼氏くんが電話をしたいと言ったなら、食事中だろうが睡眠中だろうが電話に出る。
会いたいといったなら、自分の予定を変えてまで会う。
ねこまたからすれば、彼氏くんはただ軽いノリでそう言っただけ(もちろん断ってもオッケーなのり)に思うのだが、カピ子にすれば全てが本音(有言実行すべき事)なのだ。
18歳のカピ子は、現時点で他人の本音と建前を見分けるスキルを身につけてはいない。
誰か(彼氏)にとって、「都合の良い人間」になると本人(カピ子)がしんどくなる。
これが、SNS上からお付き合いに発展したカピ子の恋模様のお決まりのパターンであった。
ちなみに、カピ子もカピ子で色々問題がある宇宙人ガールなのだが、
現実世界の生身の人間ではなく、SNS上で恋活を試みている相手側も、問題の大小はあれど色々抱えておられがちなので、
双方良き経験をなさって、生きる上での学びを得られれば良いですなぁ
くらいの気持ちで、ねこまたは薄めをさらに半目にして、常々カピ子の人生を眺める事にしている。
今回のお付き合いで、カピ子が得た大きな学びは
お金は使えば減る
(うん当たり前)
私でも相手を振れる
の2つだった。
これまでの彼氏彼女騒動では、カピ子は常に振られていたらしい。
今回だって、別れる前あたりでは彼氏くんに「もうそんなんやったら別れよ」と、何度も言われたそうだ。
それでもなぜか、カピ子は別れるのは寂しいと思ってしまうのだそうだ。
彼氏がいなくなると、週末のお出かけをする人がいない。夜に電話で時間を潰せる相手がいない。
暇、、、暇になる。暇は嫌!!
そう。
カピ子はきっと、本質的に人が好きなのだ。
ねこまたは、本を読んだり漫画を読んだり、映画を見たりと、自分1人で完結する最高に楽しい趣味を持っているが、カピ子にはそれがない。
彼氏と別れた今だって、夜な夜な謎めいたオンラインのチャットなるもので、謎めいた人々とたわいもない話をしておられる。
ねこまたや猿君とカフェに行ったり、ポイズン教祖婆様の家におしゃべりに行ったり、謎めいたオンライングループチャットでおしゃべりをする。
どうやら、宇宙人ガールカピ子は、1人を好むタイプの人間ではなさそうだ。
そんな彼女が、この度のお付き合いで初めて自分から彼氏を振った。
「別れる」を印籠にして、カピ子に我儘を通そうとする彼氏に、
「わかった。それなら別れよう。」
と言い放ったのだ。
それはそれは壮大な喧嘩(電話)になったらしい。
最後には、彼氏の方が泣いて謝ってきたらしい。
いつもならば許しがちなカピ子だけれど、今回ばかりは違ったらしい
「すぐに別れるって言う人嫌いやねん。無理」
みたいな感じではっきり言ったらしい。
それでもなんだかんだ言って(カピ子が言うから正社員に変えたのになどなど)くる彼氏くんに、
はっきりと別れを伝え、それだけでは後が怖そうなので(←これを考えたカピ子えらい)、
付き合ってる間は、色々な所に行けて楽しかったよ
ありがとう。それじゃあバイバイ
とラインを入れて、全てブロックしてInstagramも消去して、颯爽と消え去ったらしい。
お母さん、わたし、自分から別れられたわ
と言って、ねこまたに報告しに来たカピ子の爽やかな顔が、今も目に浮かぶ。
オンラインでできた彼氏と付き合った4ヶ月
カピ子が使用したデート代金約30万円
(⚠️相手も同じくらい払っている)
高校卒業後に行きたい専門学校の学費を半分自分で払うために、コツコツと貯めていたカピ子貯金は60万円になってしまった(100万円を目標にしている)。
今、カピ子は、
これまた人生で初めて、
自発的に家計簿をつけておられる
家計簿をつけ始めると、お金を使いたくない気持ちが出てくるらしい。
今までぽいぽいと捨てていたレシートをきちんと取っておき。ちょこちょこ家計簿に記入しては、少しづつ増えていく貯金の残高を見てニコニコしている。
お金を使い倒していたあの4ヶ月、
うるさく言わんで良かったな
と思う。
平均IQが69の、宇宙人ガールカピ子は、
卓上の理論ではなく、
自らが経験した事から学びを得る
言い換えると、
自ら経験してからでないと学べない
エジソン先生。
どうやら宇宙人カピ子は、新たな学びを手に入れたようですぞ。
「お母さん、もうしばらくの間わたし彼氏はいらんわ
」
はいはい。
いつまで続くことやら〜
明るい色を着よう!


