

しつけの方法として「どうしてほしいか伝えるけど、いつするかは子どもに任せて待つ」というものがあります
自律性が身につくとして、児童精神科医の佐々木正美先生の著書だったり、ポジティブ心理学の本でも紹介されているのですが、息子が幼い頃試した時は、待てど暮らせどやってくれなくて、正直実際の育児には通用しないと思っていました…(おむつ交換とかお出かけ準備とかだと、待つ余裕ない)。
しかし、「必死にご機嫌取って、促して促して、でも全然やらせてくれない」というのがすごく嫌になってアンガーマネジメント感覚で、「やらせようとするのではなく、やってくれるのを待つ(放置する)」ようにしたんです
そしたら、自分でちゃんとタイミングを見つけてくれて、声をかけてくれるようになったんです待ってる間こっちは好きなことできて、イライラしないし
息子が2歳10ヶ月頃のお話なのですが、息子は毎日のように、お風呂で頭を洗うのを嫌がっていました。
これは待ってもやらせてくれないだろうと、いつも必死になだめたり、強行突破したり(え)していて、こんな感じ
だったのですが、ふと「頭洗う時教えてね」と初めて言ってみたのです。
頭洗いたくない息子は、大泣きしながらお風呂場の隅に逃げ込んでいたので、「さすがに無理かなー、どうなるのかなー」と思っていましたが!
なんと少しすると自分から「頭洗いたい」と言ってきたのです!!
すごく驚いて、すごく感激しましたうれしーー!えらーい!!あんなに泣いて嫌がってたのに、気持ちに折り合いつけたのー?!
と。
今でも無理に頭を洗うことはしないで、「洗う時教えてね」と放置しておくと、どんなに遊び狂っている時でも少しすると声かけてくれます
無理かと思っても、とりあえず試してみる。できなかったら、また時間を置いて試してみる
大切ですね
子どもは日々成長していますから

