こんにちは、たまこです。


先日、セリアで「ラップ蓋」なる物を購入した記事を書いたのですが、、↓

改めてたまこは他の人より結構「蓋」に対するこだわりが強いかも、、と思ったんですね。


それで今回は改めてたまこの「蓋」へのこだわりについて書いてみようかなーと思ったので、よろしければお付き合いくださいませ(笑)。


さて、たまこが蓋にこだわるようになったのは、自分が相当な面倒くさがりのズボラ人間だという事を「ちゃんと」自覚してからだったと思います。


汚部屋時代は部屋が汚いのも散らかるのも、上手く言えないんですがどこか他人事というか「そういう性格だから仕方ない」みたいな、開き直りのような感覚で暮らしていました。


ですから、先日偉そうに「忙しいなら、忙しくても片付けられるやり方を考えないと」みたいな事を言いましたけど、、↓

(こちらの記事です)


昔のたまここそが、全くそういう考え方ができずに「忙しいんだから(散らかってても)仕方ない」とか「片付けられる人はもともとの性格がきちんとしてるんだから、自分は無理」とか考えていたんですよ。


でも、ある程度断捨離が身に付いてきた時に思ったのは、それまでは身の回りの物たちについて、片付けたりきちんと手入れをして使う事ができないのはずっと自分がだらしないせいだと思っていたんですけど、、


いえね、もちろんだらしないのはそうなんですが(笑)。


でも実は、道具の選び方や使い方の問題も結構あるんじゃないか?と。

つまり、ズボラならズボラなりの道具を選ばないから使いこなせないという事も、あるかもしれないと気付いた訳です。


それを最初に実感したのは、多分「綿棒」だったと思います(笑)。

当時、綿棒はアパートの洗面台に置いていたんですが、もともとは何も考えずに買ってきたままの容器で置いていました。

多分、こんな感じの半透明の容器に入った普通の綿棒です。

でもズボラなたまこはこの綿棒の蓋をいっつもちゃんと閉められなくて、蓋は適当にずらしてあるか側に立てかけたままの事がほとんどでした。


それで、ちょっと収納とかに目覚めた段階で、

「オシャレな容器にすれば、たまこでもちゃんと蓋を閉めるんじゃない?」と思って、こんな容器に移し替えて使ってみました。↓

昔、キャンドゥでこんな感じの琺瑯の小さいキャニスターがあったので、可愛いと思ったし、蓋も開け閉めしやすいからベストだと思ったんですよ。


でも結局、その蓋ですらたまこは気付くとずらしっぱなしで使ってしまうんですね(笑)。

我ながら本当にだらしない人間だなーって、見るたびに自己嫌悪になってました。

だったらちゃんと閉めれば良いじゃんって思われるでしょうけど、、ズボラ人間はできないんです。

正確には最初の3日くらいは意識するけど、後はもうダメ。まさに三日坊主(笑)。


それでしばらく自己嫌悪期間が続いた後に、やっと「そもそも蓋、、要らないのでは?」と気付いた訳です。

そりゃ、お店に並べる時は蓋がないとホコリも入るしバラバラになるから困りますけど、家で使う分には食べ物じゃないし、そこまでホコリを気にしなくて良いのでは?

だからこそたまこも、蓋をちゃんと閉めずに使ってしまうんだろうと。


それで今度は100均のガラス容器に詰め替えて使ってみたら、これが残量も一目でわかるしドンピシャでした(笑)。

それ以降、たまこはフロスや使い捨てのコンタクトレンズなどは蓋なしの透明容器を愛用し続けております。


(こんな感じで、綿棒もフロスもコンタクトも1箱分がちょうど収まります)


歯間ブラシやフロスなども、売られている状態では蓋つきのプラスチック容器に入っている事が多く、そのまま洗面所に置ける事を想定して作られているようにも思いますが、毎日朝晩使うような細々した物は蓋なしの容器に移し替えた方が絶対使いやすいです。

(もちろん蓋を捨てるだけでも良いです)

鏡裏収納になっている洗面台なら、ホコリより取り出しやすさを優先した方が散らかりにくくてスッキリした洗面所にしやすいと思います。


たまこは長年「買ってきた時に蓋つきのものはそのまま使うべき、そしてちゃんと開け閉めしなきゃだらしない」という思い込みが強くて、それができない自分を無意識に責めていました。


蓋ひとつで大袈裟かもしれませんが、そういう小さい事の積み重ねで「片付けられない自分、だらしない自分」というイメージになって片付けに対してネガティブな気持ちしか持てなくなっていたように思いますし、実際洗面所や台所、、いえ、家の中のあらゆる場所が散らかっていました。


当たり前の事ですが、同じ物が同じ数だけ部屋の中にあったとしても整然と並べられているのとぐちゃぐちゃに置かれているのでは、全然違って見えますよね。

同じく蓋があるならきちんと蓋を閉められているのと、常に蓋が外れて近くに置かれているのとでは小さい事に思えますが、やっぱり立派に散らかって見える訳です。


でも面白いことに、綿棒の蓋をきっかけに考え方としては同じ事だと理解できたので「ここの蓋は必要か?」とあらゆる場面でも応用できるようになってからは、我が家は目に見えてスッキリしてきました。


掃除が楽にできるパンチングタイプのゴミ受けやネットと組み合わせれば、隠す為の蓋は必要ないと思ったので排水口の蓋は撤去しましたし、、

キッチンで頻繁に使う排水口ネットや使い捨て手袋を入れるケースは、蓋が十字に開いている「プルアウトボックス」を愛用しています。

これを考案した人も、きっと「蓋こだわり族」ですね(笑)。

ズボラなたまこでも、このボックスのおかげで引き出しの中でぐちゃぐちゃに散らかりがちな排水口ネットや薄い手袋が、毎回気持ち良く1枚ずつスッと取り出せます。

こんな便利な物が100均で買えるなんて、本当に幸せな時代ですよ(笑)。


という訳でたまこの経験から思ったのは、自分がズボラで面倒くさがりの人間だという事をダメとか否定するとかじゃなくて、まずは真正面から向き合って認めるという事。

(ヘルパー時代もたまこから見てもズボラだと思うような人ほど、蓋は無きゃダメでしょう!と頭が固いか、蓋なんてどうでも良くね?と無頓着な傾向があったような気がします 笑)


そして面倒過ぎてきちんと暮らすのは夢のまた夢、、無理、、と思ってしまう方は、今年はとりあえず持ち物の「蓋」に注目してみるのはいかがでしょうか。

不要な蓋は極力撤去し、必要な蓋も片手で簡単に開け閉めできる物に変えるだけでも、だいぶ暮らしが楽になると思いますし、少しずつ意識も変わってくると思いますー。


キムチや糠漬け用の容器だけは、臭いが漏れないようにキッチリ蓋ができる「シール蓋」が必要ですけどね(笑)。


ではまた!