こんにちは、たまこです。
こちらの続きです。
さて、退院前日となり、お腹のホッチキスを抜いたり、内診後に退院後の注意点を聞いたり手術で摘出したモノの画像をスマホで撮影させてもらったりしてた、たまこですが。
この日の午前中には、麻酔科医との最後のやり取りもありました。
麻酔科医とのやり取りについては、このシリーズの【その5】から【その14】くらいまでで詳しくお話しているんですが、簡単にいえばたまこは手術の際に硬膜外麻酔の針で硬膜が傷付いてしまい、髄液が漏れ出す「脳脊髄液減少症」になったんですね。
それで、術後2日目から頭を上げるとめっちゃ頭が痛くなってしまったんですが、漢方を処方してもらったり、水いっぱい飲んでコーヒー(カフェイン)も摂って、、と退院までに治したい!と頑張っていまして。
その間、手術当日から術後7日目までの間、麻酔科医は毎日たまこの様子を見に病室まで来てくれてました。
たまこ的には、麻酔科医が来るのは背中の麻酔が外れるせいぜい4日目くらいまでかなぁ、、と思っていたのですが。
頭痛がだいぶ改善されたと言った5日目以降にはさすがにもう来ないだろうと思っていたのに、退院前日の術後7日目にも来たので、
「センセイ、、大変ですね、、何連勤ですか?」
と思わず聞いてしまいました(笑)。
それに対しては
「それはまあ、別に、、」
みたいな言い方をしていましたので、自分が硬膜やっちゃった患者だし(笑)、ちゃんと退院まで診なきゃなーと思っていたのか、それとも病院でそういう決まりになっていたのかはわかりませんが。
どういう理由でも、他の医師や看護師は毎日入れ替わり立ち替わりで同じ人を見る方が珍しいくらいの入院生活で、唯一毎日顔を合わせて会話をしたのが麻酔科医だったので、この時点ではもう、お互いよく頑張った、くらいの感覚になってました(笑)。
そんなたまこの気持ちが伝わっていたのか、
「頭痛が改善できて良かったです、、それに何というか、、優しくしてくれて」
とも言われたので、ふむふむ、たまこは優しい患者に見えていたのかー。
まあ、そりゃ麻酔ちょっと失敗したとか言ったら、ガッツリ責めてくる人もいるだろうからなぁ、、と思ったり。
でも、別にたまこも優しくしようと思って責めなかった訳ではなくて、責めたって頭痛が治るわけじゃ無いし、麻酔科医がベストを尽くしたんなら仕方ないと思っただけというか。
それに口には出さなかっただけで、めっちゃ頭が痛かった時は「チックショー!コノヤロー!」って思ってましたよ(笑)。
ですがやっぱり、麻酔科医がとても若く見えた事が、たまこの態度を決めました。
たまこは今回、手術で子宮と筋腫を取ってもらった訳ですが、手術には麻酔は欠かせないものですから、これからの医療を考えたら若い麻酔科医がちゃんと育ってくれないと困るんだよなー、、と(なんか壮大な話になってます 笑)。
改めて硬膜外麻酔についてのネット情報などを読んでみると、背中から針を入れて硬膜ギリギリで寸止めしなきゃないみたいだから、本当に職人技というか、、。
こういうのはある程度数をこなさないと、身に付かないんだろうなーと思うんですね。
だからまあ、手術後の対応も含めて、彼の経験値が上がるお手伝いができたと思う事にしました。
でもたまこだって仏様じゃないですから、ずっと頭痛が治らないとか、麻痺が残るレベルの後遺症になってたら、もちろん話は別だって思ってます。
ですから、退院前に「今は落ち着いてますが、もし退院後に症状がひどくなったら、ちゃんと対応してもらえるか不安です」という事は伝えました。
麻酔科医は「何かあったら、麻酔科医まで連絡してください」と言っていたので、一応たまこができる事は全部やれたかな、と思ったのを覚えています。
(術後約50日の現時点では、頭痛は全くないです)
この後は、夕方に看護師から退院後についていろいろ書かれてあるパンフレットを渡されて、口頭でも説明を受けたりして、翌日は晴れて退院となりました。
退院当日の様子は↓
こちらの記事でお話しています。
さて、長くなりましたが退院までの出来事を書き終わりましたので、【アラフィフ、子宮全摘手術するの巻】のシリーズはこれでおしまいにしようと思います。
ですが、退院後のあれこれや、たまこなりのお役立ち情報などはこれからも【番外編】や【豆情報】として記事にしたいと思っていますので、よろしければまた見にきてくださいね。
おまけ。
今日は退院後、初めて天ぷらを揚げてみようかなと思っています。
揚げ物をする気力、体力が回復してきたって事で、勝手に天ぷら記念日にするつもり(笑)。
たまこが愛用してる、天ぷら鍋です。
ではまた!