こんにちは、たまこです。
こちらの続きです。
さて、手術翌日にはトイレまで歩いていけるようになった為、導尿の管も外れて個室から大部屋へお引越ししたたまこ。
たまこが入院した病院の婦人科病棟の大部屋は、4人部屋でした。
9年前、腹腔鏡手術で入院した時の病院は6人部屋だったので、大部屋とはいえ圧迫感はそれほど感じないし、指定した訳ではないですが窓側の位置で寝ながら空が見えるのもたまこには嬉しい事でした。
たまこが引っ越した時には、先に大部屋に入っていたのは1人だけでした。
おそらく、その方もたまこと同じ日に手術されたと思われますが、大部屋を個室状態で使われていたのかなーと。
この後、手術後5日目くらいまではこの方と2人部屋状態で、退院間近になってやっと4人満室を経験しました。
ですから今回の入院はかなり静かな感じで、夜もゆっくり休める環境だったんじゃないかなーと思います。
腹腔鏡手術の時は、夜中に痛いのか悪夢を見ているのかなんだかわかりませんが、すごくうなされてる人もいましたし(隣の人がたまりかねてナースコール押してました 笑)、緊急手術だったのか夜中に病室にベッドごとガラガラと運び込まれて、ひっきりなしに看護師さんが出入りするから朝までほとんど眠れない、なんて事もありましたからね。
それで今回は、とりあえずたまこの方が後から大部屋に来たんだし、挨拶くらいはした方が良いのかな?と思ったんですが。
タイミングとしては食事の時、配膳は看護師さんがベッドまで届けてくれるんですが、下げる時は自分でワゴンまで持って行くんですね。
ですから、その時に多分顔を合わせるだろうから、その時にすればいいかな?みたいに思っていたんですけど、これがまあ、絶妙に会わないように合わせる事ができる方だったんです(笑)。
つまり、、ベッドから降りる時に履き物に足を入れて床が鳴る音だったり、カーテンを開ける音だったりで、だいたい相手が外に出るタイミングってわかるじゃないですか?
それに術後間もない時ににベッドから降りて歩くのは、トイレに行くか、食事を下げるか、歯磨きをするか、、くらいなので、時間もだいたい「読める」訳です。
だからその時間を意識してずらせば、顔を合わせずに過ごす事は充分可能です。
もちろんそれを逆手に取って、偶然を装って相手がベッドのカーテンを開けるタイミングでこちらも顔を出せば会えますけど(笑)。
なんか、そこまでするのも変というか、、前の入院の時はコロナ前で日中はベッド周りのカーテンも開けている人も結構いて、挨拶も会話もするのが自然な感じだったような気がするのですが、今はもう、患者同士の接触もしないに越した事は無いんだろうなーと。
(特に病院側から言われた訳ではないですけどね)
こういう時の本来のたまこは、割と人懐っこいというか、自分から挨拶したりして、できれば仲良くなりたいなーと思う方なんですけど(笑)。
でもまあ、今はコロナもあるご時世ですし、何よりお互い痛くてしんどい時にわざわざ挨拶とかしちゃうと、かえって余計な気遣いが増えちゃうって事だろうなーと思って、今回は「顔を合わせないようにタイミングを絶妙にずらす事」に乗っかる事にしました。
多分、どちらか一方だけしか気を遣えない人だと、これは成立しないんだろうと思いますが、今回はなかなか上手くいったんじゃないかなーと勝手に思ってます。
ま、お相手の方に聞いた訳ではないので、たまこの勝手な思い込みかもしれませんけどね(笑)。
【その9】へ続く。
ちなみに、たまこが入院中の履物として持ち込んだのは、こちらです。
わざわざ購入したのではなく、自宅で庭に出る時用に使っていたのを洗って持参しました(笑)。入院の案内には「かかとのある履物が望ましい」みたいな事が書かれていましたが、こういういわゆるクロックスタイプのサンダルでも、別に何も言われませんでした。
逆にかかとがある履物だと、手術後はトイレに行くたびに脱ぎ履きが大変過ぎてしんどかっただろうなーと思うので、これで良かったと思います。
それに、このタイプだといい感じで軽く足音がするので、周りの人に「この人は外に出ようとしているな」というのがわかりやすいかも(笑)。
外から履いてきたアディダスのスニーカーは、病棟の床にゴム底がグリップ効きすぎてキュキュッ!と不快な足音になるので、退院の日まで履きませんでした。
冬はボアの中敷きが暖かそうですね。
ではまた!