こんばんは、たまこです。


先日、夕飯でキャベツの千切りを作ったんですが。

(作るってのもなんか変な表現だなと思ったのですが、他に思いつかなくて 笑)



自分で「切って」千切りにするなら、千切りを「した」というのかなぁと思うのですが、たまこはキャベツを千切りにする時はもう何年も前からスライサーを使っているので、「作る」という言葉の方がしっくりくると思うのかもしれません。


そして「作る」というと何となくですけど、下ごしらえ的な意味合いよりは「料理」的な感覚に近くなるような気がしたんです。


そこでタイトルの

「千切りキャベツは料理と言えるのか?」

につながる訳ですが、たまこ的には充分料理と言える範疇だと思っています(笑)。


しかし、世間一般では料理といえばおそらく

「それ一品で一食が成立する」的な意味合いが強いような気がするのです。


つまり、「トンカツ」は料理だけど、キャベツ千切りは料理ではない、みたいな。

「今日の晩御飯はトンカツよー」と言われたら違和感ないですが、

「今日の晩御飯は千切りキャベツよー」と言われたらちょっとビックリしますよね(ダイエット中ならアリかもですけど)。


まあとにかく、千切りキャベツは基本的には「そえもの」であって、メインでは無い。

でも、切る「だけ」というには結構な手間暇がかかるものだという事は、やった事がある人ならば誰でもお分かりいただけるかと思います。


それはキャベツを細く切る技術的な事だけを言っているのではなくて、例えば千切りにしたキャベツを水にさらして水気を切って、ある程度冷やさなければシャキシャキ感は出ない、、とか。


ですから、時間もある程度かかる訳です。

18時にシャキシャキ千切りキャベツを食べたかったら、17時には取り掛からないと間に合わない感じですね。

だから、千切りキャベツを添えたトンカツが食べたいなら、トンカツの調理の前にキャベツを千切りにしておく必要があります。


そういうのが、料理を始めた頃にはよくわからなかったですし、そういう手間を軽視していたからこそいちいち疲れ果てていたんだと思います。


つまり、例えば千切りキャベツを添えたトンカツを作ろう!と思った時に、かかる労力がイメージでは10だと思っていたけど、それはトンカツのみにかかる労力であって、千切りキャベツを添えたトンカツを作るには実際には15の労力がかかる訳です。


すると、思っていたより5の労力の負担がかかるから「思ってたより疲れるし、めんどい」と思ってしまうし、食べる時間もズレたりして余計イライラしたり。


千切りキャベツだけに限らず、いろどりでトマトやキュウリを切って添えようとか思ったら、それでまた2くらいの労力がかかりますし、ご飯炊いて、お味噌汁つけて、、とやると結局はトータルで30くらいの労力がかかって、疲れ果てる(笑)。

という事を繰り返していたんだと思います。


では、夕ご飯にトンカツが食べたいけど労力は10しか使いたく無い、というか使えないというならどうすればいいか?

という事を考えられるようになるのが、ベテランの主婦という事かなと。


先ほどトンカツは料理として成立するとは言いましたが、労力10しか使いたくないからってさすがにトンカツ「だけ」をお皿に盛って出す人はほぼいないというか、たまこだってトンカツ食べるならそりゃ千切りキャベツも一緒に食べたいですし、ご飯も汁物も欲しいです(笑)。


だったらどうするかと言えば、例えば千切りキャベツはカット野菜を購入すれば良いですし、お味噌汁もインスタントにするとか。

それから、トンカツも衣まで付いていて揚げるだけになって売られているものもありますし、なんなら揚がった状態のお惣菜を買っても良い訳です。


でも、トンカツだけはやっぱり揚げたてが良いというなら、揚げるだけは頑張るとか、千切りキャベツがいっぱい食べたいなら、千切りキャベツだけはキャベツ丸ごと買って作るとか。


そうやって労力を調整するわけですね。

なーんだ、そんな事?とか、それは調整じゃなくて手抜きだろ?と言う人もいると思いますし、たまこもどちらかと言えばそう思っていたから頑張っていた時期もあったんですが。


でも、毎日の料理で疲れ果ててしまい、結果的に料理がイヤになってしまったら、それこそ元も子もないとわかったのは、たまこも主婦になってからだいぶ後の事です。


それから、家族内でもそういう労力をきちんと共有できる事が大事かもしれないと思ったりします。

つまり、家族の中で

「千切りキャベツは料理ではないし、カット野菜を買うなんて手抜き!」

という感覚の人がいると、料理担当者はかなりしんどいという事になるんじゃないかなと。


ちなみにこれを考えた日に、たまこ夫に

「千切りキャベツって、料理だと思う?」

と聞いてみたら、

「立派な料理です!作るの、結構大変だよね」

という模範的な回答が返ってきたので、大変満足したたまこでした(笑)。


いろいろ合わない所も多い夫ですが、こういう所があるから今までなんとか一緒に居られるのかもしれないと思ったり。

ま、ブログでは夫の悪い所ばかり取り上げてしまいがちなので、たまには良い所も言わないとって感じですね(笑)。


ちなみに我が家は、千切りキャベツは一度に大量に作って冷蔵庫に入れておき、おかわり自由スタイルにしております。


残り少なくなったら、そのお皿におかずを直接のっけて出すスタイルで(笑)。


この日は、鶏肉のオーブン焼きを乗せて、スナップエンドウとミニトマトを追加でトッピングしました。

これなら、労力5くらいでできる、、かな?


最初に使える労力を決めて、それに見合った料理や献立を考える事はとても大事だと思っているという、お話でした。


労力を減らすには、使いやすく、洗いやすい道具も大事ですよね。

たまこが愛用しているのは、ラバーゼのボウルとザルのセットです。

すごく洗いやすく、水切れが良くて乾くのも早いのでオススメです。


ではまた!