こんにちは、たまこです。
田舎暮らしではあるあるだと思うのですが、たまこ家の場合はタケノコや山菜のお裾分けを一度もらうと、そこから連続してもらうという現象が起こります。
今回は初回は夫実家からで、次はその日のうちに夫が仕事先の方から山菜をいただいて来ました。
夫がいただいたのは、、
ワラビの塩漬け、、です。
たまこも以前は母親に付き合って山菜取りをしていた時があるので、このサイズはかなり立派な物だとわかります。
さっそく塩抜きをしてから調理しようとキッチンで動いている時に、たまこの母親から電話がかかってきました。
こういう事って、たまこ的にはよくあります。
母親のことを思い出したりしていると、結構な確率で電話がくる(笑)。
今回の電話は、たまこ妹のはこちゃんがいよいよ今週末にマイホームの引き渡しになるそうで、それを聞いているか?という内容から始まりました。
そりゃたまこはブログも見てますし、メールももらったよー、と答えましたけど。
そしてはこちゃんには返信しましたが、引っ越しで特に人手が必要とかでなければ、たまこがお邪魔するのは連休明けとか、落ち着いてからで良いのかな?っていう感じで。
特に困りごとが無いなら、たまこははっきり言ってできる限り実家には泊まりたくないし、正直もう、母親とは必要最低限の関わりしか持ちたくないのです。
だって、こちらがどれだけの気持ちを尽くしても母親にはそれがわからないし、嫌な思いしかしない事がわかったから。
(それもはこちゃんには伝えてあります)
数年前まで、今時期は母親と山菜を採る為に毎年実家に帰省していたなぁ、、と思うと、母親的にはたまこから帰りたいと言わなくなった事に、なんとなく違和感を持っているのかなぁ?と思ったり。
一応、コロナ禍を挟んだ上に母親の体力的な事とかへの配慮の結果という事で、上手くフェードアウトできたと思っていたんですけどね(笑)。
たまこも山菜採りで帰省していた頃は、100%自分の意思で帰りたいと思っていたし、帰れる実家がある事をありがたいと思っていたし、好きな山菜をタダで採れるし!(笑)と思い込んでいました。
でも、、。
今から思えば、たまこはずっと無意識のうちに母親の「ご機嫌取り」をしてきたんだなぁと。
母方の親戚は山菜採りが好きですし、もちろん食べるのも好きですが、父親は山菜を一切食べない人で。
母親からすれば好きでやっているとは言え、大変な思いをして採ってきて、しかも美味しく調理した山菜に自分の夫は見向きもしない。
道の駅などに出せば高額で売れる、価値あるものなのに、、と昔はよく愚痴を聞かされたものです。
そんな母親が可哀想で、せめて娘のたまこは山菜採りに興味があるし、貴重な山菜をタダで食べられるのもありがたい事だという態度を取らなければ。
という気持ちで母親の山菜採りに付き合うようになったのは、確かヘルパーになる少し前くらいの時だったかな。
つまり30代になって、若い頃は反抗ばかりしていたたまこも大人になったって感じかなー?と自分でも思ってました。
でも実際は、自虐的に言えば反抗するよりは機嫌取っといた方がいろいろラクだなーと日和ってるだけだったんじゃないかなと。
とにかく、「可哀想な自分」を演じている母親に同情し、これからは娘であるたまこが母親を受け入れ、父親の悪口に同調し、常に愚痴を聞く為の存在になれれば、母親はせめてもの残された人生、幸せに生きられるんじゃないかと思ったりしていたんですね。
でも。
たまこはもう、そういう自己犠牲的な生き方をするのはやめようと決めたんです。
だって子どもは、親の機嫌を取る為に生まれてきたんじゃないから。
そんな当たり前の事がちゃんと腑に落ちるようになれたのは、たまこの場合、46歳。
つい、去年の事でした。
幸いな事に、両親と同居していた妹のはこちゃんも、ひょんな事からマイホームを建てて家を出る事になり。
ひょんな事ってか、簡単に言えば母親が事あるごとに父親がイヤすぎて家を出たいと言うから、避難場所としてはこちゃん名義で家を建てようか、という話になったという。
でもはこちゃんの話では、母親はそんな事言った覚えはないという態度だそうで。
(確かに、たまこにもそんな感じの話し方します)
ま、あくまでもはこちゃんが勝手に家を建てたという事にしたいのか、、というのも、家を建てる場所や間取りなども、母親の思っていたのとは違うというのが、とにかく気に入らないようなんですね。
でも母親の家じゃなくて、100%はこちゃんの家なんですよ?
家の名義も出資も完全にはこちゃん1人の力でやり遂げたマイホームなんですから、はこちゃんの好きにやって何が悪いの?って話です。
たまこも最初はマジで意味がわからないと思っていましたが、そっかー、これが毒親ってやつかー。と、今は本当に腑に落ちたというか。
しかもその気に入らないという気持ちを、もう1人の娘であるたまこと共有したいかのように、例えば敷地が狭すぎるとかいろいろ言ってくるんですね(ホントに今更何を 笑)。
多分、はこちゃんにも散々同じ事言ったみたいなのですが、はこちゃんが聞く耳持たないみたいな感じで、今度はたまこに言ってくる。
でもね、たまこははこちゃんが良いなら、本人以外が口出す事なんて何も無いでしょう?という感想しかないんですよ。
それでも以前は、母親があからさまに機嫌が悪くなるのが面倒くさくて、まあ気持ちはわかるけどぉ、、みたいなフォロー的な言い方をしていたのですが、最近の電話ではそれもなく(笑)。
そうすると今回母親はやっぱり気に入らなかったらしく唐突に、
「あなたたちは母親の気持ちがわからないんでしょうから言っておくけど。親というものは、いつまでも子どもを心配する気持ちがあるんだって事、それだけは覚えておきなさい」
と言われました。
、、は?だから何?って話ですよね(笑)。
そこはたまこも、ハイハイって流せば良かったんでしょうけど、なんだか今回はそれを言われたら強烈にムカついたので、
「じゃあ、お母さんは子どもは親の心配をする気持ちがないって思ってるの?そういうのお互いさまだって、わからないの?」
と言い返してしまいました(笑)。
そうなるとまあ、今までの母親は手がつけられないほど逆ギレをするパターンだったのですが、今回は電話だったからなのか、
「お母さんはあんたたちには心配や迷惑かけないように、出来るだけの事はしてるつもりだから」
という答えだったので、
「うん、子どもの私たちもそう。親に心配かけないように、出来るだけの事は頑張ってますよ」
とまた言い返し、じゃあ、そういう事で!と何がそういう事なんだかよくわからないまま、そそくさと電話を切りました。
切った後はモヤモヤというか、マジでムカつく!!という気持ちが残りましたが、今回はすぐに冷静になれましたし、冷静になった後にどうしてそんなにムカついたのかな?と考えてみたら、すぐにそれは、
「一見、世間的にも正しいと思えるような事(親は子どもを心配するものだとか)を言って、お前はそれがわかってないとたまこに錯覚させて罪悪感を煽る事で、マウントを取ろうとされたからだ」
と理解できたんです。
今思えばこれはたまこ母の常套手段だってわかるんですけど、アホなたまこは結構コレに毎回引っかかってしまうんですよねぇ。
そして今までは、罪悪感をモロにくらって毎回いちいち泣いてました(笑)。
そりゃまあ確かに、親が子どもを心配するのは悪いことではないと思いますけど。
母親の言う「心配」とは、子どもを思い通りに動かしたい気持ちを正当化してるだけの事だって、とっくにバレバレな訳です。
それでも、母親が可哀想という気持ちを捨て切れなくて、たまこは40年以上母親の機嫌を取り続けてきたんだという事に気付き、やっとそこから抜け出す事ができました。
だからもうたまこは、自主的に母親の機嫌を取るのはやめたんです。
子どもは母親と同じ価値観じゃなくてはならず、母親の機嫌を取るのが当たり前だと思って生きてきましたが、そうじゃないってやっとわかったから。
でも、たまこの母親はそれが理解できないし、受け入れられない人だって事もわかってます。
だから今回も適当に受け流せれば良かったんですが、やっぱりまだ修行が足りずに言い返してしまいました(笑)。
こういうのって、どういう経緯で言い返されたのかとかは覚えてなくて、娘に生意気な事言われたというネガティブな感情の記憶だけが残るから、あんまり良い対応ではないとはわかっているんですが、、。
ま、いっか/(^o^)\
言ってしまった事は仕方ないですし、たまこもはこちゃんも何も悪い事なんてしてないですからね。
でも以前なら、何日も引きずって泣いて悔やんで、夜うなされて、、だったので、本当に解毒できて良かったなぁと思います。
さてさて、ワラビとタケノコの煮物ができました。
味見をしてみたら、すっっごく美味しい(笑)。
母親を喜ばせるために、あくまでもたまこが山菜採りに行きたいから一緒に行って、教えてください!的な山菜採りはもう行かないとは思いますが、山菜の時期や採り方などはちゃんと学ばせてもらったので、それについては感謝です。
そしてこれからは、たまこ夫や家族、たまこ自身の為にその知識や料理を活かしていきたいと思っています。
ではまた!