こんばんは、たまこです。
今週はずっと曇りか雨が続いていましたが、今日の午後はやっと晴れ間が見えました。
夕方、外を見たら大きなお月様がのぼろうとするところだったので、中秋の名月って今日だっけ?と思って調べたら、明日なんですね。
それでも充分見応えあるお月様でしたが、残念ながらこの写真を撮ってすぐに厚い雲に覆われて見えなくなってしまいました、、。
明日は本番(?)の中秋の名月、見れるかなー。
さて。
先日、除湿機のタンクに溜まった水を捨てた数秒の出来事で、自分の内面の変化を感じたという記事を書いたのですが、、↓
その後さらに自分なりに気付いた事があったのでお話してみますね。
たまこは数年前から、本を読んで何か心に引っかかる事があった時や、何か思い付いた時はなるべくノートに書きとめるようにしています。
日記やブログのネタ帳ともちょっと違うというか、ただその時の自分の頭の中をアウトプットするような感じです。
あまりにも走り書きで字も汚すぎるので、後で見直すのも一苦労なんですけど(笑)。
でも、見直す為というよりは、その時の頭の中を整理する為にやると、すごく効果あるなーと感じていて。
しかも今までは、「思った事をそのまま書き出す」という事が思うようにできなかったのが、最近ではかなり頭の中身と書き出す言葉が一致してきたように思うんです。
たまこは割と頻繁にブログ記事を更新してますけど、ここで書く内容はやっぱり「外向き」と言いますか、誰に読んでもらっても大丈夫なように取り繕って書いてる文章な訳です。
ですから家族や夫婦の話も一応、言葉を選んで書いているつもりですが(笑)、ノートの中身はそういう忖度は無しで書かないと意味がないんですよね。
でも、ただ書き殴ってるつもりでも、そこでもまだブレーキがかかるというか、、書き出す言葉がイマイチ一致してないなと思う事が多かったです。
おそらく、もし自分が急に死んじゃったら誰かに見られるのが恥ずかしい、、とか?(笑)
それか、中学生の時に書いたポエムを読み返す時のような恥ずかしさに耐えられないという無意識のブレーキがかかっていたのかも。
まあ、そういうのも、自意識過剰で自己肯定感低めのたまこがやりそうな事ですね。
だからちょっと抽象的な書き方になってしまっていたというか、、自分で読み直しても、
「ちょっと何言ってるかわかんない」文の羅列というか(笑)。それじゃあ、ホントに意味がない。
でも、それが最近は少しずつ改善されてきた為に、ホンネを文字にできるようになってきたという事かなと。
それで、今回も除湿機についての記事を書いた後に、さらに深掘りができるような気がして、こんな書き出しをしてみました。
『(夫が)仕事を理由に、家事を手抜き(忘れたりも含む)される事が、一番腹が立つ!と思ってた。』
うん、これはホント。一応、過去形になりつつあるけど。
じゃあ、それはどうして?
『だって、私はやってたから。』
解説しますと、たまこは今は専業主婦ですが、今の家を建てて引っ越すまでは、訪問ヘルパーのお仕事をしていた、、という意味です。
つまり、たまこは仕事を理由に家事を手抜きする事は許されなかったという思いがあります。
さらに詳しく言えば、もともとたまこは汚部屋になるほど家事が大嫌いだったけど、一念発起してめちゃくちゃ頑張って断捨離したり、仕事と家事を両立させる為に家事の効率化をはかったり、貯金もほぼゼロだったくらいお金にだらしなかったのを、3年くらいでマイホームの頭金を出せるくらいに家計管理できるようにした!という自負があるんです。
それは、自分からそうしたくてやった、、というよりは、崖っぷちでどうしようもないから、もうやるしかない!という思いからでした。
しかも、その間夫はといえば、普通に仕事してただけで、それらはたまこ一人で成し遂げたという感じ。
まあ、それは今は別に良いと思ってますけど、今までは納得しきれないというか、モヤモヤした思いが、、つまり、たまこだけが頑張って、夫はラクしてる!と思ってたって事ですね。
もちろん、これはたまこの視点からの一方的な考えだという事はわかっていました。
別に断捨離とかも誰からか強制されてやった訳ではなく、しかも夫からも手抜きするななんて一度も言われた事がないので、結局はたまこがやりたくてやったのだ、という事は頭ではわかってるつもりなんです。
でもどうしても、「私ばっかり頑張ってる」という思いから抜け出せなかった、、という感じ。
それで更にその次の書き出しには、
『なのに、どうしてあなた(夫)はできないの?』
『なめてんの?バカにしてんの?』
という言葉が出てきたんです。そして、
『私がどれだけ頑張って家事ができるようになったか、わかってないでしょ!!』
という所まで書いて、たまこは少しペンを止めてそのページの文字を読み返しました。
その後、一番下に書いたのは、
『わかってほしい。』
という言葉だったんです。
ここまで書いて、言いたい事は最後のこれだったんだな、という事は自分でもわかったんですが、もう一度間を置いて冷静になってこの文の流れを読み返してみたら、
『なめてんの?バカにしてんの?』
辺りからちょっと、、変じゃないですか?(笑)
(子どもでもできるような簡単な家事が)できてない
↓
できないんじゃなくて、やらないんでしょ?
↓
やらないって事は、ナメてるんでしょ?
↓
ナメてるって事は、バカにしてるんでしょ?
という思考回路が、たまこの中ではもう凝り固まってしまっていて、一瞬で怒りのスイッチが入る感じになっていました。
でも、上に貼った記事でも書いている通り、夫は故意にサボってる訳じゃないし、もともと家事がホントに苦手な人なんですね。
だから、やらないんじゃなくて本当にその時はできなかっただけかもしれないし、ナメてもないし、バカにしてもいないんです(笑)。
つまり、『ナメてんでしょ?バカにしてんでしょ?』と思ったのはたまこの「影子(内なる子ども)」のしわざです。
たまこが子供の頃に、親をはじめとする周囲の環境から刷り込まれたネガティブな思い込みで、最も強力なものが「私は、雑に扱われる」でした。
だから、ちょっとした事でもすぐにナメられてる、バカにされてると感じてしまい、怒りのスイッチが入っていたんだ、、という事を今は理解しています。
そして、たまこの影子のホンネは怒りの言葉の次に書いた、『わかってほしい』という気持ち。
最初は自分でもそれは、たまこ夫に対する思いかなぁと解釈したのですが、、。
でももう一度よく考えてみたら、たまこ夫はたまこをナメてもないしバカにしてもいないんだから、もう充分たまこを「わかってくれてる」はずなんですね。
じゃあ、たまこの影子が本当に「わかってほしい」と思っていたのは、、。
そう、たまこの母親に対しての気持ちだったんだと気付いたんです。
やっぱりまたしても母親か、、とちょっぴりウンザリしましたけど(笑)、でもやっとやっと、この件に関してはQ.E.D.(証明終了)って思う事ができました。
たまこ母からは結婚前からの汚部屋時代はうんと責められましたし、片付け方がわからずに100均グッズなどでなんとか収納頑張ろうとして失敗していた時も「お金無駄遣いして、ゴミ増やして!」と責められてました。
(断捨離を知ったのは、ずっと後の事です)
まあ、それはその通りだったので仕方ないですけど、たまこなりに頑張っていたりもした訳で、、。
だから、今はこんなにできるようになったよ!というのを認めてほしい、わかってほしい、、という気持ちがいまだに残っていたんだなぁと。
もちろんたまこ母はそういう気持ちをわかってくれる人ではないので、「専業主婦なんだから、綺麗にするのは当たり前(お母さんはずっと仕事もしてきた)」とか、「あんたは何でもすぐ捨てれば良いと思って」とか、そういう事しか言えません(笑)。
そこに関しては、母親は母親の生育歴や影子の影響もあるから仕方ない事だ、とあきらめもついてます。
別に無条件に許すとかじゃなくて、そういう人に理解や共感を求めても無駄だなーと、やっと納得したんです。
母親問題の解決の仕方は人それぞれだと思うのですが、たまこは無理矢理感謝しなきゃ!と思い込むよりは、この流れの方が受け入れやすかったと思っています。
それにしても、46年かかったのは我ながら長かったなー。って感じですが、まあそれも含めて仕方ないですね。
今回の気付きは、以上です。
ではまた!