こんにちは、たまこです。
今日から9月ですね。
8月の終わりはかなり涼しくなりましたが、9月の始まりは蒸し暑い1日になりました。
ウチの畑で採れた、名残のスイカです(笑)。
今年は大きくなれたのは4個くらいで、あとは小玉ばかりでした。
まだ畑にあるヤツはもう大きくなれないだろうから片付けたいという、夫母を手伝いました。
最近のはっきりしないお天気のせいで、割れて腐ってしまっているものもあり。
とりあえず大丈夫そうなのをウッドデッキに並べましたが、、また夫の職場に持っていってもらうしかないかな。
その後は、以前、好きなブロガーさんがオススメされていた本を読み返していました。
たまこは電子書籍で購入しました。
いわゆる「インナーチャイルド」についての心理学本なんですが、非常に良書だと思います。
たまこは自分が「アダルトチルドレン」だという自覚があるのですが、この本を読む事で確信と理解を深める事ができた結果、かなり生きるのが楽になってきたように思っています。
この本では、誰にでも心の中には「内なるこども」の自分がいるとしていて、ネガティブな方を「影子」、ポジティブな方を「日向子」と表現しています。
そして日常で問題を抱えやすい人は、「影子」の心の傷が癒えていない事が原因である事が多いとの事。
「影子」は幼少期に両親や周りの大人たちから受けた影響や刷り込みによるネガティブな信念を持っていて、それはその人によっていろいろあるようですが、たまこの場合の最も影響力が強い信念は、
「私は雑に扱われる」
というもののようで。
これがもう、いまだにたまこの無意識の中にはベッタリと張り付いて離れてくれないみたいなんですよね(笑)。
それの典型的なケースが、こちらの記事でもお話した夫婦喧嘩のパターンです。↓
この時は、自分でも自分の本音をちゃんとわかっていなかった事や、適切に言語化して話し合えなかった事がケンカの原因、みたいなオチになっていたんですけど。
それもまあ間違いではないですが、おそらく一番の原因は上の記事でも少し書いてますが、夫が少しでもたまこを蔑(ないがし)ろに扱っていると感じた瞬間から、自分がコントロールできなくなる
ほど激しい怒りを感じてしまう事、、だったんですよね。
例えば、連絡しようと思えばできる状況なのに連絡を怠って約束の時間に遅れる、とか。
簡単な事なのに、何度言っても引き出しを開けっぱなしにする、、とか。
2人で出かける約束を仕事を理由に続けてキャンセルする、、、とかとか。
夫からすれば本当に些細な事だったり仕方ないだろうと思うべき事を、どうしてそんなにいちいちキレるんだ??って感じです。
たまこも後から考えてみれば、そこまでキレる事でもないという事はわかるし、自己嫌悪にもなるからイヤなんですけど、やっぱり同じような状況になるとダメで。
怒りといえば、アンガーマネジメントかなぁと思って、それ系のサイトを見てみたりはしたんですが、6秒ルールとかはできる時もあるけど瞬間湯沸かし器みたいに沸騰するような怒りの時は、やっぱりどうにもならないんですよね、、。
それでもたまこの場合、そういう怒りの対象は夫のみなので、仕事などでは外面良く対応できたりするから良いんだか悪いんだか。
ただ、間違いなく夫婦関係は悪化してるなぁと感じつつ、どうしようもできない時期が長く続きました。
でもこの本を読む事で、たまこの影子が深く傷ついたまま、その事に自分でも気づかないで放置していた結果、歪んだ自己防衛で夫も自分も傷つけていたんだという事が良くわかったんです。
そして「私は雑に扱われる」という信念は、たまこが子供の頃、どんなにねだってもおもちゃの類を一切買ってもらえなかった事や、どこにも連れて行ってもらえなかった事、それから良い成績を取ったり賞をいただいても、全く褒めてもらえなかった事などの経験が色濃く影響しているのは間違いないと思います。
だからといって全て親のせい、で終わらせても意味がない事もわかっています。
大切なのは、子供の頃のたまこが悪い子だったから愛されなかった訳ではないと完全に理解すること。
「親が悪い」のではなくて、「子供(の頃の自分)は何も悪くなかった」こと。
(この違いを理解するのが、すごく大事かなと)
そしてもう、影子が暴れて自分を守ろうとしなくても、自分は大丈夫なんだという事を何度でも自分に言い聞かせる事が、影子を癒す方法だと本では述べられていました。
そして、影子を押さえ込んで消滅させようとするのではなくて、受け入れて共に生きていく感覚の方が、影子はおとなしくなるそうです(笑)。
確かに最近のたまこの影子はおとなしかった、、ですが、先日夫がまた唐突に予定変更をした事があった時に、また瞬間的に怒りが込み上げてキツイ言葉で責めてしまい、険悪になった事がありまして。
その時は「また、たまこを蔑ろにして!!」と許せない気持ちでいっぱいで、それなのに夫はまた「そんな事でキレるなんておかしい!」と責め返してきて、いつものパターン。
それでも、以前なら1週間は引きずる険悪さだったのが、今回は一晩で冷静になる事ができました(笑)。
それでも少しモヤモヤが残ったので、久しぶりにこの本を読み返したら、
「あー、最近影子を忘れていたかも、、。だから影子が寂しがって暴れちゃったのかなぁ」
なんて思ったり。
たまこが子供の頃に感じた寂しさや辛さは、何歳になっても消える事はなくて。
それは大人のたまこがちゃんと受け止めて、一緒に生きていくしかないんですね。
たまこ夫はそういう辛さとは無縁の、幸せな子供時代を過ごせた人なので、なかなか理解してもらうのは難しいですが、、。
それでも伝える事を諦めていないからこそ、今のところは一緒にいられるのかなぁ、なんて思っています。
これからも影子が暴れてしまう事はあると思いますが、その度にこの本を読み返して前向きに生きていきたいと改めて思った、9月の始まりになりました。
おまけ↓
バケツいっぱいのナス追加(笑)。
ではまた!