こんにちは、たまこです。


昨日はホワイトデーでしたね。

たまこ家では会話でも「ホ」の字すら出ませんでした(笑)。

これは昨日に限った事ではなくて、我が家は基本的に記念日及びそれに伴うプレゼントの類は一切ないんです。


それは夫婦で決めた事ではなくて、20年近い生活の末にそうなったとたまこは認識しています。

つまり、たまこの本意ではない、、と思っているという事ですね。


どういう事かと言いますと、たまこは誕生日やイベントなどでお祝いをしたり、プレゼントを贈り合うのはやぶさかではないのですが、夫の方はそういう事一切に全く興味がない、、という事です。

それでも世の中的には、興味がなくても儀礼的に妻の誕生日などにはプレゼントを贈る夫は存在すると思うのですが、、たまこ夫はそれすら無い、という事ですねえ。


具体的には、例えばたまこの誕生日当日、プレゼント買って来てくれるかなぁ〜と思ってそうなったのが一回だけ。

しかも、その一回が泣きたくなるくらい全くたまこが欲しい物ではなかった、、というおまけ付きです(笑)。

その時に本当に大泣きをして以来、誕生日を筆頭にホワイトデー、クリスマスも全て手ぶら、スルー、何も無し(笑)。

ここまで来ると、この人にプレゼント的な物を求めるのは無理なんだ、、と諦めざるを得ないですよね。


でも、心の底ではやっぱり傷つくというか、この人どんだけ私をないがしろにすれば気が済むんだろう、、とか、この人といる限りは一生夫と呼ぶ人からはプレゼント貰えないって事かぁ、、と情けなく思ってしまう気持ちがありました。

つまり、たまこは夫から愛されてないって言われてるのと同じだと感じていたんですね。


でもそれを認めたら、自分が本当に惨めに感じてしまうから、なるべく考えないようにしてきました。

ですが、当たり前ですが毎年必ず誕生日もクリスマスも来る訳です。

その度に憂鬱になっていましたし、それに加えて夫の誕生日はどうするか?を考えるのも憂鬱でした。

カレンダー的にはたまこの誕生日の方が先なので、自分の誕生日をスルーされたら相手のもスルーしても良いかなと思ったりするのですが、イヤイヤそれも大人気ないでしょ、、と思ってプレゼントは無いものの夫の好きなご馳走を作ったりはしてました。

でも、たまこは自分の誕生日にご馳走を食べたければ自分で買って、自分で作るしかない訳で、、それもすごく納得いかないというか。


本当にまた、最近の記事の延長になってしまいますが、、「夫はずるい」と感じてしまう記念日が、いつしかたまこは大嫌いになりました。


それに加えて、普段の暮らしの不公平感やイライラの積み重ねがあって、たまこは夫が好きなのか嫌いなのかもよくわからない状態になってしまったんです(つか、、嫌いの割合がかなり多め 笑)。

トドメに感じたのが、今の家に引っ越して夫実家の近くに住むようになったら、夫が夫両親と妹には誕生日プレゼントをあげるようになった事です。

しかも、俺は忙しいという理由でたまこにプレゼントのチョイスをさせようとするという、どんだけ傷口に塩を塗れば気が済むのかという暴挙(笑)、、にしか感じませんでした。

それを訴えても、夫の反応は「だってたまこは俺が選んだ物はイヤなんでしょ。だったら、自分で好きな物、買えばいいじゃない」というばかり。


確かに一度きりのプレゼントは、泣きたくなるくらいたまこが欲しくないものでした。

それは、明らかにグズグズ言うたまこが面倒くさいから「これで文句ないだろ」と言われているようなチョイスの、当日仕事帰りに寄れる量販店のアクセサリー売り場で購入したノーブランドのピアス、、だったんですね。

たまこは普段の会話でも「これ可愛いよね!」と自分の欲しい物の好みはアピールしてたつもりでしたから、それを当日に間に合うように用意してくれる事をひっくるめてのプレゼント、、なんだと思っていたので、若き日のたまこはこの人何もわかってない!と盛大にキレました(若かった、、笑)。


そしたら、夫は次はわかってくれると思っていたんですよね。

でも現実は、「二度と夫からプレゼント貰えない。ただし、たまこが自分で選んで夫の支払いで買うのは可」というものでした。


ここまで読んでお分かりだと思いますが、夫はたまこが言った通りの事しかしてないんですよね。

でも、本心を察するとかは壊滅的にできない(笑)。

よく、男性はみんなそういう傾向だと言われますが、たまこ夫は本当にダメみたいです。


長年一緒にいて、この人本当の本当にダメなんだ、無理な人なんだ、、と思い知った今なら、あの日のピアスは夫なりの精一杯だったという事が理解できるのですが、当時のたまこには到底受け入れられませんでした。


それから、たまこ以外の家族に対するプレゼントですよね。

それに関しては、多分ですけど夫にとっては一緒に暮らすたまこは、もはや自分と同じ存在と見なしているという事かなと。

近所に住むとはいえ、別居している夫両親と妹は「自分とは別の存在」だから、プレゼントなどが必要。

でも、夫は自分にプレゼントを買うタイプの人ではないので、たまこ=夫だと思っているなら、たまこにもあえてプレゼントは必要ないと思っているのかも、、?と考えてみました。


最近では、「自分にご褒美」という言葉も定着してきた感がありますが、たまこ夫は「欲しい時に買えば良いだけ」という、非常に原始的な考え方の人なので(笑)、そこに誕生日とかクリスマスとかの言い訳は必要ないんですね。

だから、たまこも好きな時に好きな物買いな!と爽やかに言います(笑)。


まあ確かにその考え方はたまこも同意できるなぁと思うので、じゃあ誕生日プレゼントでごちゃごちゃ言うのはナンセンスである、、という結論に納得するしかないなと。


「納得するしかない」と言うとなんだかまだ納得してないような感じに聞こえるかもしれませんが、確かにごく最近までは本当に腑に落ちたというよりは、無理矢理思い込ませているような感じでした。

でも、このままでは本当にたまこと夫はダメになる、、という危機感が、自分の本音と向き合うきっかけになりました。

そしてそこには夫はほとんど関係なかったという衝撃の結論(笑)。


だって、よくよく考えてみたら、すでにたまこが欲しいものは、ほとんど持っているんです。



マイホームも、、(まだローンありますけど)



キッチンも、インテリアも、、。

もちろん、まだまだ欲しい物はありますが、夫は決して何も買ってくれてない訳じゃなかった。

という事に目を向けなければ、たまこは一生誕生日やホワイトデーに何も貰えない惨めな妻、、として満たされない思いと共に生きていたのかな、と思います。


要するに考え方やものの見方の問題だ、、というのはいろんな場面で見聞きする事だとは思うのですが、たまこ自身、そうは言っても納得できないとか、腑に落ちないと思う時期が長かったので恥ずかしながらこんなお話をしてみました。


もちろん、ホワイトデーに何かもらえた方は素直にいいなあ!と思いますけど、、。

あ、でもそう言えばバレンタインに何もあげてなかったからもらえなくて当たり前か!そんで誕生日もそれでいいや!と笑えるようになったたまこです。


ではまた!