こんにちは、たまこです。
今回は、我が家の挨拶について記事にしてみようと思います。
たまこはお恥ずかしい話ですが、、つい最近まで夫に「おはよう」が言えませんでした。
じゃあ、何て言っていたかというと、
「おはよう」ではなく
「さっさと起きて」とか「いい加減起きたらどうなの」とか(笑)。
もう、朝からイライラ全開って感じ。
たまこ夫は寝坊して仕事に遅刻した事はないのですが、朝はギリギリまで寝ているタイプです。
例えば朝6時に家を出なければならないなら、5時50分に起きる感じ。
でも、アラームは5時半に設定していて、5分おきに5回スヌーズを鳴らしてまた止めて、、をやっています。
たまこは夫に朝ごはん代わりに持たせるおにぎりを作るから5時半に起きるけど、夫が起きてくるまで何度もアラームを聞かされてイライラ、そしてそもそもたまこは時間に余裕を持って行動するタイプなので、ギリギリまで寝てる人を見るだけでもストレスを感じてしまうんですよね。
ですからイライラが積もり積もって朝の一言目が「いい加減にしろ」
になってしまうという(笑)。
それか、我慢して我慢して、無言が精一杯とか。
これが「起こして」というタイプの人でもないところがまたややこしいと言いますか、、うん、ややこしくはないですね。
単純にタイプが違いすぎて、イライラしたたまこが勝手に夫を起こす形になってしまっているだけです。
夫からすれば、頼んだ覚えもないのに最悪の起こし方をされる、かなり迷惑な話ですよね(笑)。
もちろん、たまこもそれが良いとは全然思ってはいないんです。
ちょっと前のコマーシャルで、朝のキッチンで女優さんが満面の笑みで「おはよう」と言うのがあって、それを見ると朝から奥さんにこんな笑顔でおはようって言われたら、旦那さんは幸せだろうなぁー。と思いつつ、できない自分に自己嫌悪を感じてしまったり。
でも、無理矢理やってみても結局何かしらでイライラが爆発してしまうから、全然うまくいかなくて、、。
今の家に引っ越すまでは、朝のたまこはヘルパーの仕事があるから先に家を出ていました。
朝ごはんはご飯を炊いておけば、夫が後から起きて勝手に食べて出勤してたのですが、引っ越しと同時に高速道路を使っての通勤になり、朝ごはんの時間短縮でおにぎりを車で食べたいと言われ、今のスタイルになりました。
引っ越しと同時にヘルパーを辞めて専業主婦になったので、朝ごはんなどのリクエストに応えるのは当然かなと思い、最初はいろいろ頑張ってみたのですが、、。
どうやらたまこは本心では当然だとは思えていなかったみたいですね。
専業主婦だから夫のお世話をするのは当然だと思えていないから、モヤモヤしたりイライラしたりする訳です。
でも、そういうのはたまこの甘えだし、ワガママだから専業主婦なら我慢しなきゃと思ってみても全然できてない(笑)。
いちいち不機嫌になってしまうし、イライラしてしまう。
だから、自分の気持ちを無視して我慢しても何も良い事ない、という事はわかったから無理に挨拶とかはやめましたし、さらに今の家に引っ越して半年後くらいには、朝起きておにぎりを作る事すらやめて、夫が家を出るまで寝てる宣言をするという暴挙に出ました(笑)。
たまこの考えでは、朝の家事をボイコットする事で夫が困ったら、何かしら変化があるんじゃないかと思っていたのですが、、。
なんと、夫はノーリアクション(笑)。
特に何も言わず、勝手に起きて普通に出勤しちゃうんですね。
朝ごはんは適当に食べなかったり、コンビニで買い食いしてたりしてたみたいです。
その態度が更にバカにされてるというか、じゃあたまこの存在って何?!みたいな気持ちになって、更にイライラはつのるという最悪のループになってました(他の家事は普通にやってましたけどね)。
(掃除や洗濯はしてるもん、、)
それでも、朝は早起きしなくて済むから身体はラクになりましたし、少なくとも朝は夫にイライラしなくて済むので、一時的には夫婦の関係性は良くなったようにも見えたのですが。
でも、徐々にたまこの悪い所がムクムクと出てくるんです、、。
つまり、専業主婦のくせに夫の朝ごはんも作らずに寝てるなんて、なんてヤツだ!
夫の稼ぎで暮らしてるくせに、自分はワガママ過ぎる!と、自分で自分を責めまくる(笑)。
別に誰かからダメ出しされた訳でもないし、夫が両親にチクった訳でもないから、完全に責めてるのは自分だけなんです。
だったら大人しく家事を頑張るか、さっさと仕事探してパート主婦にでもなれば良いのに、、と自分でも思うのですが、それもどうしても納得できない(納得できないから、イライラするんですよね)。
もうホントに自分で自分に嫌気がさしてました。
しばらくそんな感じで悶々としてたんですけど、自分なりに何がそんなに納得できないのかを何度も何度も考えてみたんです。
そしたら、たまこは「どうしようもできない家事の不公平感」をずっと抱えていたんだなぁ、とわかりました。
例えば、たまこは今専業主婦だから夫の朝ごはん作らなきゃと思っている訳ですが、よく考えてみると、ヘルパーしてた時も夫が朝ごはん作ってくれた事はないんですよね。
夜ごはんも同じです。
ケアによってはたまこの方が遅く帰る事もよくありましたが、そういう日はお菓子を食べてビール飲んでたまこの帰りを待ってるだけ(夫的にはご飯を一緒に食べるように待ってるという優しさのつもりだったかもしれませんが)。
料理だけじゃなく、洗濯物も干されたまま取り込む訳でもなく、ソファーに取り込んだ洗濯物が置かれていても畳むどころかその上に座ってるくらいの人、でした(笑)。
それでもたまこの家事が手抜きでも不機嫌になったり、嫌味を言うタイプの人ではないからまだマシだったんだと思うのですが、ひたすら家事には無関心、、という人。
もちろん何でこれくらいやってくれないのかと何度もケンカにはなりましたけど、夫はひたすら「気づかなかった」「見えてなかった」「無理、できない」しか言わないから、結局たまこがやるしかないという事の繰り返しでした。
今でも夫はたまこが仕事をするかしないかは選んでも良いと言ってくれますけど、仕事すると選んだら、また仕事も家事もしなければならない。
でも夫はずっと「仕事だけしてれば良い」暮らしが確定してるんですよね。
それは、別にたまこを苦しめたくてそうしてる訳じゃなくて、夫は最初から家事はできないと宣言してて、それでも結婚して良いと思ったたまこが悪い(笑)。
悪いのはわかってるけど、これほどまでやらない、できないとは、、!っていうのがホンネで、だけど今さらそれを言ってもどうしようもないし、やっぱり自分がバカだった、、と悔やむばかりで、そのやりきれなさがまたイライラに繋がっていたんですねぇ。
以前の記事にも書いた事がありますが、若い頃はたまこも家事を放棄してましたが、それで夫がやるようになった訳ではないので、立派な汚部屋になっただけでした。
つまり、今まではたまこが変わるしかなかった訳で、結果的には断捨離して汚部屋は脱出できましたし、家計管理もめちゃくちゃ頑張って夢のマイホームをゲットできて、専業主婦にもなれたのは、表面上は成功したと言えると思うのですが、、。
(散らかってない玄関にしたのもたまこですし、、)
(掃除も片付けも、、全部たまこ。)
でも、、夫は何も変わらない。今までも、これからも。
そして変わる努力をしているのは、いつもたまこの方ばかり。という、強烈な不公平感が常にたまこの心に渦巻いていたって事みたいです。
そんな長年の根深い思いが夫に「おはよう」すら言えなくなっていた自分を作っていたんだ、、と気付いた時は、なんとも言えない気持ちになりました。
じゃあ、たまこが笑顔でおはようが言える日なんて、永遠に来ないんじゃないか、、?みたいな絶望すら感じたりして(笑)。
でも、結論から言いますと、たまこは現在、毎朝普通に夫に「おはよう」と言えるようになりました。
コマーシャルみたいな満面の笑みと共に、、ではありませんが、優しいトーンで普通におはようが言えてます。
でも多分、、夫は気づいてないと思います(笑)。
それくらい、無神経な人なんですよね。悪い意味ではなくて、本当にそういう人なんです。
だからこそ、長年不機嫌全開の妻と一緒に暮らせていたんだと思いますし、たまこの方も夫のせいとか、夫の為とかの言い訳が上手くいかなくてどうしようもないと思ったら、何度もリセットして完全に自分の問題として捉え直す事ができたんだと思っています。
共依存的な夫婦だと、関係性のリセットって相当難しいと思うんですよね。
でもそれができるのは、やっぱりたまこの問題だという証明にもなる訳です、、悔しいけど(笑)。
そして、夫がたまこのおはようの言い方が変わった事には気付かなくても、家庭内の雰囲気は確実に良くなる所が夫婦の不思議で面白いところですね。
話が長くなってしまったので、たまこがどうやって普通におはようが言えるようになったのか、の流れについては次回お話したいと思います。
最近、インテリアとかのお話じゃなくてごめんなさい(笑)。でも、興味ある方はよろしければ次回もお越しくださいね。
ではまた!