こんにちは、たまこです。


去年、穴が空きそうだからと早めに用意しておいた無印のシーツですが、、↓



その後、意外と粘り強く長持ちしてくれまして、やっと先週交換と相成りました。

お役御免のシーツはどうしようかなと考えたのですが、今朝は特に冷え込んでいてファンヒーターの前から動きたくなかったので、テレビを見ながら切り刻む事にしました。

いわゆる「ウエス」にしようと思った訳です。


実はたまこはウエスを使った事がありません。

古着などを切って使い捨て雑巾のように使うという事はかなり前から知っていましたが、ドケチのくせにやった事はなかったんです。

何故かと言いますと、単純に切るのが面倒と思うのと、布を切るとカスが出て、その掃除がイヤだから。

それに、切りっぱなしのハギレだと拭き掃除に使うと逆にカスが付いたりするのがストレスだったり、、。

だから、古いタオルとかは切らずにそのまま雑巾にして捨ててました。


自宅でウエスを使った事がないと言ったのに、どうして使い勝手が悪いとわかるかというと、ヘルパー時代のお客様で掃除はウエスを使ってね、というお宅があったからです。

そこのお宅では大きめの箱にいろんな服を切ったハギレが詰まっていて、雑巾を使う掃除ではそこから使うように言われていました。

でも、ツルツルのサテンのような布やら厚手のセーターのようなウール素材だったり、あまり雑巾には向いていないハギレが多くて正直使いにくいなぁと思っていました。

普通に雑巾がけをする時に適しているのは、水を吸いやすい綿素材やタオル素材だと思うのですが、服を切ったウエスではそういう素材はあまり無かったりするんですよね。


でも今回は穴が空いたからとシーツをそのまま捨てるのはなんとなく勿体無いと思って、、ウエスとしては使いやすい方かなと思って切ってみる事にしました。



(チョキチョキ、、と。)


やりながら観たのは、録画していたBSの「ウチ、断捨離しました」という番組です。

たまこはこの番組が大好きで、楽しみにしています。

前後編になっていたので、2週分録画して一気に観ました。


今回は6人家族の旦那さんが相談者で、奥さんが片付け下手だから家が散らかりまくって収集がつかなくなってしまったから、なんとかしたいという相談だったはずだったのですが、実は捨てられないのは旦那さんの方だった、、という内容でした。


旦那さんは自分が一生懸命働いて稼いだお金で買った物を、ゴミとして捨てる事にものすごく抵抗があるみたいで、奥さんが頑張って断捨離し始めたらそんなに簡単に捨てるなと逆に怒ってました、、。

番組に応募したのは旦那さんだったはずなんですけどね。


でもたまこも昔、断捨離し始めた時に夫から全く同じような事を言われたのを思い出しました。

たまこの場合にはもっとストレートに、

「俺の給料を全部ゴミにしやがって」

と言われました(笑)。

今では笑って言えますけど、当時は相当ショックだったので、いまだに覚えてるんですよね。


今回の番組の旦那さんも、「俺はゴミにする為に物を買ったんじゃない」みたいな事を言ってました。

でもね、現実を見れば家の中に置かれている状態がすでにゴミみたいになってるんですよね。

物は買ったらおしまいじゃなくて、きちんとメンテナンスしなければ劣化していきます。

以前のたまこ家も番組のお宅も、物を買ったら買いっぱなしだから、ホコリは積もる一方、カビが生える環境でも放置、積み上げてなだれが起きたら適当に積み直すから服はシワだらけ、本も歪みまくって売り物にもならない状態な訳です。


でもそれは、その家に住む家族みんながやってきた事のはずなのに、片付けできないのはほとんど主婦であるお母さんや妻のせいにされてしまうのは何故なんでしょうね?

番組の奥さまも、片付けが苦手とは言いつつ決して怠けている訳ではなくて、4人の子供を育てる為に朝からお弁当やご飯をすごく頑張って作っていて、毎日精一杯な訳です。

それでも旦那さんが番組に応募したからと、頑張って断捨離を始めたら、まさかの旦那さんから怒られるという事態。

そりゃ、ケンカにもなるよなぁと。


たまこ家の場合はたまこが断捨離を始めたので、夫が捨てたくないと言うのはまだ理解できますけど、、。

それでも結局買った物を大事にできていないから汚部屋になっているのは、たまこだけが悪いっていう問題じゃない!と思っていましたし、ここで諦めたら一生汚部屋暮らしのままだから、なんとしても抜け出したい!という強い思いで踏ん張ったのを、昨日の事のように思い出してしまいました(笑)。


(いろいろ思い出しながら、さらにチョキチョキ。笑)


番組とは関係ないですが、、

思うに、「ウエス」というのは物を大切に使い切る象徴みたいな物、、のような気がします。

たまこも断捨離中に買ったはいいけど一回着たかな?みたいな服を捨てるのはものすごく心が痛みましたから、切ってウエスにすれば少しは罪悪感が減るかしら?なんて思った事があります。

でも、「適当な大きさに切る」という事をしなければ、それはいつまでも服の形をした布のままです。

そのままでは雑巾としても使えないし、無計画に切ってしまうと結局切り刻んだ布の山ができるだけ、しかもまわりはカスだらけでただでさえ汚い部屋がますます汚れるという、泣きたくなるような事態になったり。

だったら、いっそ切らずにそのままゴミに出した方がよっぽど良いという(笑)。


まあ、たまに服の形のまま床を拭いたりしてから捨てるというツワモノもお見かけしますけど、たまこ的にはそれが「今までありがとう」の捨て方だとはどうしても思えなくて、、。

ですから今はなるべくユニクロ製品を購入し、古着は店舗のリサイクルボックスに入れる事にしてますけど、そこら辺はそれぞれのご家庭のやり方があるのかなと思っています。



さて、あれこれ考えながら番組を見終わる頃には、シーツも無事切り刻まれてハギレになりました。

とりあえず、無印の紙袋に収納。


やっぱり切った端からホコリやカスが出て、めっちゃ周りをコロコロしまくりましたけど、気持ち的には満足したと言いますか、、。

昔は捨てる事だけでいっぱいいっぱいだったたまこが今はウエスを使おうかなと思えるって事は、気持ちや暮らしに余裕ができたって事なのかな、と嬉しく思いました。



さっそく揚げ油を固めた鍋の処理に使いたいと思います。

今まではキッチンペーパーを使って油を拭き取っていたので、節約かつエコ!これでたまこも「丁寧な暮らし」に一歩近づけた、、かな?


ではまた!