こんにちは、たまこです。


昨日、夫が遅い出勤だったので朝ごはんを作りました。

いつもは車で片道1時間の通勤の為に、早く家を出るので朝ごはんも車中で食べられるようにおにぎりなどを持たせていますが、月に一度くらい遅く出る日もあり、そういう時は朝ごはんを食べてから出勤します。


でも、我が家では基本的には休日の朝食は夫が作ることになっているので、たまこが作るのは前日までに要望があり、尚且つたまこが了承した時に限ります(笑)。

昨日は了承したのでたまこが作りましたが、写真のようなご飯に味噌汁、卵焼きと前の日のおかずの残り、キムチなどの漬け物を出すくらいなら夫でもできるんですよ。


もちろん最初からできた訳じゃなくて、2年くらい前からたまこが徹底的に教え込みました(笑)。

朝食のメニューはご飯と味噌汁、卵焼き、、のようにだいたい決まっているので、料理初心者の入門編としては入りやすいんですよね。


夫は料理に限らず、家事全般に消極的な態度の人なので、たまこが朝食の作り方を教えるとなった時はかなり抵抗されました。

たまこも最初は夫に朝食を任せようというのは鬼嫁の極みというか、主婦の職務怠慢的な罪悪感をかなり感じましたが、一応たまこなりに考えあっての事だったのでここは通させてもらった感じです。


それは、「できない」のと「やらない」のでは全く違ってて、特に料理は本当に何もできないとなると将来的に困るのは夫自身だと思うからです。

それに、料理を全くした事がないと、普段作ってもらっているありがたみがわかりにくいじゃないですか(笑)。


それに「できない」と言っても、仕事が忙しくて時間の余裕がないからできないのか、最初から覚える気、やる気がないからできないのか、はたまたマジで手先が不器用過ぎて包丁や火を使うと必ずケガをしてしまうとか、簡単なレシピも全く覚えられなくて異様に時間がかかるから「できない」のか。


たまこ的に「できない」と言って良いと思うのは最後の例くらいで、先に挙げた例はできないんじゃなくて「やらない」って事なんですよね。


まあ、それも「やらない」から悪いとかって意味じゃなくて、自分で「忙しいからやらない」と決めるのは構わないんですが、だからって妻に全部任せて「当たり前」だって思うのは違うんじゃないの?っていう話です。


今ならその考え方については全く抵抗なく言えるようになったんですが、少し前までは夫との給料格差や良妻賢母的な昭和の価値観に縛られて、ものすごく抵抗感がありました。

(今に至っては格差どころか、たまこは無職ですし 笑)


それにたまこ夫は昔からそういう話になると「当たり前だなんて思ってないよ、感謝してるよ」という人で、実際たまこが若い頃に家事ができなかった時も文句を言うタイプではなかったのですが、だからといって自分(夫)もやるとはならず。

(そして記念日や誕生日にプレゼントをくれるタイプでもないです 笑)


その結果、当時住んでいたアパートは荒れに荒れ、ゴミ屋敷寸前だった事はこのブログでも何度かお話している通りです。

それでこのままじゃダメだ!と一念発起して徹底的に断捨離し、家計も立て直して今に至る訳ですが、、。


当時を思い出してみると、たまこは家事に関しては義務感だけでやっていて本当に余裕がなかったですし、ネガティヴ過ぎて「損」とか「搾取」という言葉しか思いつかなかったなーと(笑)。

それに夫も、口では感謝とか言いつつ、「じゃあたまには夕ご飯作ってよ」とお願いしてみても「無理」しか言わないというか、、。

じゃあ感謝って何?ってずっと思ってました。


本来なら「何が無理なのか」を冷静に聞き出して、じゃあどうすればできるようになるか?などを話し合えば良かったんでしょうけど、当時のたまこにはそんな余裕は1ミリも無くて、無理って何よ!最初からやる気無いじゃん!と感情的になってケンカになって、終わり。、、の繰り返しでしたねー。


今思えば、当時のやり取りからよくここまでたどり着いたなあという感じですが(笑)、

たまこの中では「断捨離」と「母親との関係について向き合い、自分とも向き合う事」が自分なりに完了したと思えたあたりから、夫との関係も変わってきたような気がします。


その結果、夫も口だけの感謝から少しずつ行動でも表せるようになってきたような。

実際、最初は夫が作る朝食はイマイチだったんですが(ご飯の水加減や味噌汁のしょっぱさとか)、今は普通に美味しいんですよ(笑)。


そういうのって、ある程度やり続けないと身に付かない事だっていうのは、たまこが一番良くわかっているつもりです。

だからこそ、滅多に作ってくれないから多少味付け失敗してても感謝しなきゃ、、とかじゃなくて、心から感謝できるというか(笑)。


そんな事を考えながら、久しぶりに今回は朝ごはんを夫に作ってあげたというお話でした。

夕ごはんも引き続き頑張ります。


ではまた!