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わたくしのボスは

あいかわらず日に数回、窓の前に来て
(あるいは箱や軒下にごろりと横になり待つでもなく待ち)

開けると
部屋にあがって

あくまで淡々と
鳴きも甘えもせず

ごはん
(ドライフード、具とスープがあるやつ、猫用ミルク)を
食べ、無言でおかわりを醸し出し(1度、すらっと身を起こして座り、待つようなムードを出します)
食べ飽きると
窓の隙間からぷいと
出てゆきます。

ミルク飲んだあとは
鼻先についたしずくのために
顔中心に全身をぶるるるとさせます。

あと
食べ終わったあと

ぎゃふむぅ

ってかんじの
口のなかの声みたいなのを出します。

いいかんじです。

たぶん毛並みも良くなってきたようです。
(だって月一万円ちかくボスの食費かかってるぜ)

あとは
そろそろ
窓の脇あたりの床に
ちょっと膝掛けやら着なくなったTシャツを置いておいて
ボスに見慣れておいてもらうようにします。

そのうち冬になったときに
軒下の箱に
防寒ように膝掛けやらTシャツを敷いたときに
拒絶されないようにです。

あのですね

最近ボスは
普通に食事15分くらいかけるのでね、
(蚊がたまに入るのはいいにしても)

あんまり仕事出掛ける直前とかに急に来ないでください。

まあ
がんばります。

猫にとっての
よりよい人間であれるようわたくしがんばるですよボス。






ずっと

なぜか

ほんとうは
自分は
ものすごく冷たいようなそんな気が
していたんだけれど
それが
どこから来る感覚なのか
わからなかったのだ。


まあ
先週ですよ。

8月のある夜に

新宿の商業ビルの12階あたり

(お金もあんまりないので)

静かに座れるベンチで
はじめてじっくり話すような友人としゃべっていたですよ。
そんなときにふと
そのイメージがわたしを捕まえたわけです。

ふむ。

介助という仕事柄
いわゆる『命』にまつわる考え方
というのが
テーマとして避けがたくあるわけなんだけど。

生きる権利の話を聞く とき

じつはわたしは
ぴんと来ない状態になる。
ぼやける。

比喩として
弱肉強食の話がでる。

サバンナで

弱った生き物が
ライオン的な大きな牙に噛まれて
血を流す。

(暗転)

しかし
人間社会では弱者であっても
生きる権利が守られているんだよ。
と。

理屈はわかる。
筋はわかる。

でも
わたしの身体というか脳みそが生返事、というか、
反応を拒んでいるかんじがある。
(否定ではない。反応できないかんじ。)

ここ

それが 『冷たさ』の心当たりの
原型かもしれない
と思ったんですよ。
その
前提の場所に
シンパシーが
ない、
たぶんないの。

『命』の喜びを
うまく扱えない。


(それは自分としても衝撃的な比喩だったんだけども)

さっきの
弱肉強食のサバンナ。

命の危険にさらされる弱者や
ライオン的なエネルギーがあるとするとね、

わたしはね
「やー、世界はもう恐ろしく残酷だからね、気をつけるんだよ?」

思っている。

まるで
その場にいない。

(びっくりしたよ)

わたしは
その
比喩の
サバンナで

もうすでに

とっくに
ライオン的な生き物に
殺されて死んでいる。

あっさり死んでる。

そのうえで
ゴーストとして
その『命』にまつわる問答を
見ているかんじ
なのだった。


はい。

自分で
友達に話しながら
愕然としましたよ。

はい。

青ざめながら
でも
すごく腑に落ちたのですよ。


そんな夏ですよ。


これでいいのかはわからないなあ。


そういうひとは

意外とたくさんいるのかなあ?


ええ。


ただの比喩なんだけど

ものすごく核心を刺しちゃったかんじがあるのよね。


静かに動揺しています。


元気じゃないけど元気です。

元気ですと言う程度には元気です。

ややこしいです。









今月は
ジョジョの奇妙な冒険を
80冊ぐらいどんどん、
読んでいます。

一週間に一時間だけ仕事一緒になる岡田くんに借りています。
読み切れないということはありません。
けっこうな
重要な逃避になってくれていたようですよ。

今日は7部を借りる予定ですよ。

うぐぐ
現実のワールドでは
毎年のことながら
8月はやられてしまうんだよねぇ。

職場のあっついストレスもだいぶみっちりでしたし。

じわじわ出費が続くし。

仕事自体も時間数も多目で新規もあったし。

部屋も散らかり
頭んなか処理ができない感覚がへばりついてきたので

ツイッターの文字を追って情報を浴びるのをぐっとやめて
テレビの録画してあるやつも楽しいんだか追われてるのかわからないようなのでぐぐっと減らし。

まだもうちょっと忙しんだよねえ。

ボス(猫)は毎日来てますよ。

あいかわらずにゃんともぬんとも鳴きませんけどね。


ゆうべ
夜中に蚊に噛まれて
起きて
蚊取り線香のけむを
扇風機で拡散しながら

流したギャラクシー500のCDが
へろへろで
美しかったよ。