静岡県における縄文時代の14C年代の集成と検討 三好元樹

 

  • AMS法(14C年代測定); 土器付着炭化物の測定が可能となった。土器付着炭化物は土器そのものの年代を示し、土器型式に年代を与える作業に役立つ。 従来のβ線法と異なり、14Cの数を直接数える方法で、前処理を経て作成されるグラファイトが0.1~1㎎という少量で計測可能。また、計測時間も比較的短く、精度の高い分析が可能。
  • 静岡県の14C年代を概観(特に早期後葉~前期初頭の土器について詳しく検討)。
 
  • 小林謙一2008「縄文土器の年代(東日本)」『総覧縄文土器』アム・プロモーション、pp.896-903