お月さんが真ん丸(月齢11.6)に太ってきたので晴れていても綺麗に撮れないと分かっていても撮影してしまいます。

 

今回使ったカメラZWO183MCProで、初めて買ったCMOS冷却カメラです。

かなり使い込んでいるので撮影するとセンサーの汚れがとても目立ってきました。

フラット補正をしないととても見れる画像にならないので、最近ようやくフラット補正をまじめにするようになりました。

 

いままで、スカイフラットや簡易フラット補正などいくつか試してみたのですが、うまく行くときもあれば全く合わないこともあり色々悩んでいましたが、最近フラット補正の新兵器を買ったことにより簡単にファイルを作成できるようになったからです。

シャッタスピードの加減と要領が大体掴め0.1~0.01s辺りのシャッタスピードでファイルを複数作成して今は使っています。

 

 

 

 

M51/子持ち銀河のライブスタックの画像でもうハッキリ汚れが見えてきます。

この画像はダーク補正だけしている状態です。

ステライメージでコンポジットした画像ですが、センサーの汚れがひどいです。

シャボン玉のように◎がいっぱいです。

写真1

LED調光器で作成したフラット画像、分かり易いように強めに強調してあります。

こんなにも汚れているのですね。

写真2

ステライメージで写真1の画像から写真2の画像を減算処理(フラット補正)後の画像を少し強調した画像です。

大体綺麗になりました。

後は回数をこなして、どんな撮影にもフィットするのか試してみます。

写真3

撮影データ:2024/06/18

GS-150CC (D152,fl1824mm,F12)+RC0.75x Reducer/Flattener

ZWO183MCPRO

SV165(D30,120mm)ASI120MM-Mini+ASIAIR(オートガイド) 

ZWOAM3

SVBONY UV/IRカットフィルター Gain150 -10℃

180s×21