近頃は映画をスマホなどで倍速で観る若者が増えている。


それを聞いたとき、映画好きな私としては「あり得ない…」と軽いショックを受けた。

にも関わらず、現在の私も彼ら同様、映画を倍速で観ている。


いざ試してみると倍速でも充分楽しめる。


これは個人的な感想ですが、以前に比べてつまらない映画が多くなっているせいもあると思う。

長時間かけて見終わった後に全くつまらない映画だったことが判明したらば「時間を返してくれ!」って叫びたくなる。


映画館まで観に行った挙句そうだったらなおさらだ。


ちょっと前に話題になった「エブエブ(エブリシングエブリウェアオールアットワンス)」は映画館で観たけれど、つまらな過ぎて(途中からはもう騒音にしか聞こえなかった…)人生初めて映画館で寝てしまった。


思い返せば、それ以来映画全般への興味が薄れた気がする。


そういうハズレ映画を最後まで観て時間を無駄にしないためにも、倍速視聴はいいのかなと思う。


そんなわけで、今日も2023年の韓国映画「毒親(ドクチン)」を1.5倍速で観ました。


アクションシーンもなく、静かな雰囲気なんですが、とても引き込まれました。

見終えるまであっという間でした。

(倍速だから当たり前なんだけどね…)


毒親問題の本質をよく捉えていて、親の心理状態、子供の心、周囲の人達のステレオタイプな物の見方をうまく描いています。


この映画に限らず、韓国映画は作り手の真剣な熱い思いがヒシヒシと伝わってくるものが多く、ハズレが少ない。


近年のアカデミー賞は当てにならないし、多様性を意識し過ぎて不自然で違和感のあるキャスティングは多いしで、もうハリウッドの時代は終わったのかも…


というか、映画を倍速で観てる私に果たして映画を語る資格はあるのだろうか???


ないよね…