イスラーム映画祭 | Usaco

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幸せに暮らせる世界をつくること。

そのために自分にできることを全力でやります。


身体を動かすことがすき。旅がすき。人がすき。

今日も皆さんお疲れ様です。

 

昨日は春分の日でお休みでした。

ので、ずっと行きたかったイスラーム映画祭に行ってきました。

 




色々あって、迷ったけれど、

レバノンが舞台でパレスチナ人とレバノン人を主役に描いた作品、

「判決、ふたつの希望」を観てきました。

 

これは昨年から公開されているのですが、

席は結構埋まっていて、びっくり!

 

みんなイスラームに興味あるのかな?なんでかな?

とすごく聞きたい気持ちでいっぱいでしたが、(笑)

映画は、イスラームの世界に興味や関心のない人でも

楽しめるというか、真剣に観てしまうようなすごくすごく素敵で

考えさせられる映画でした。

 

ほんの小さないざこざが周りの人を巻き込み、

その輪がだんだん広がっていくー。

 

本来であれば、謝ってほしかっただけなのに。

一言、悪かった。って言えば済んだことなのに。

 

争いが大きくなるのってこんなささいなことの積み重ねだと思います。

 

そして誰もが何かしらの傷をもって、生きている。

彼らの傷は、日本という平和なところで生まれて育った私には

壮絶すぎる傷でした。

 

そんな傷を負った人たちが私の周りにはたくさんいます。

でも彼らはいつも笑顔で私に接してくれて、いつも愛をくれます。

セネガルでもジブチでもそれを感じました。

 

それを知って生きていると自分の傷なんてって思います。

まぁ、感じ方は人それぞれだから、一概に比べてはいけないんだろうけど。

 

傷を負った人ほど、他人を思いやれるのかもしれません。

難民の人でも物乞いされるとお金をあげていたりします。

 

でもある時、その傷がもとで怒りの感情がコントロールできなくなるときがあるー。

そんなときにそばに愛をくれる人がいれば、きっと大丈夫。

だから、傷を負っている人ほど、他の人に愛をあげられるのでしょうか。

幸せになる方法を彼女たちは知っています。

 

 

愛は敵を友に変える唯一のちから。(キング牧師の言葉より)

 

私はこの言葉を信じます。

 

 

 

今日、私のかわいいかわいいジブチの妹とテレビ電話ができました。



笑顔が見れてよかった。

 

この子たちの笑顔を守るために、未来を守るために、

私にできることをやっていこう。

 

レバノンに行くのが楽しみです。

 

 

うさみ さとこ