日本社会は、酔っ払いの愚行を大目に見る傾向がありますね。
お酒が原因での凶悪犯罪こそそれほど多くはないものの、お酒に酔った人の傍若無人な振る舞いを伝えるニュースは頻繁に耳にします。
残念ながら、酔っ払いがタクシーの運転手に暴言を吐く、暴力を振るう、車を破損させるといったニュースは、日常的にあるあるになっています。
3月2日(木)にも、兵庫県神戸市で、酔っ払いがタクシーの運転手に暴力を振るった事件がありました。 「Yahoo ニュース」によると、まず、以下のような暴言があったそうです。
タクシーのルートに腹を立てた様子の男。そして…。
(客の男)「どうやって殺そうかなって考えてるねん。どうやって殺そうかな」
男は「途中で降りる」と話し、運転手が車を停めると…。
(客の男)「死ぬ人と、殺す人。お金だけ払って殺したるわ。おいで、おいで」
(運転手)「やめときなはれ」
これだけでも、脅迫じゃないですか?
この後、この酔っ払い男は、運転手に全治2カ月の重傷となるような暴行を加えたそうです。
目撃者の通報でかけつけた警察は、この酔っ払い男を強盗傷害の疑いで現行犯逮捕。取り調べに対し、この男は、「殴ったことは覚えているがタクシー運転手にも殴られた」などと言ったようです。
「タクシーの運転手にも殴られた」??
ドライブレコーダーで、この男の悪行は一部始終記録されているわけです。
甘えるんじゃないってば。タクシーの運転手さんにしてみれば、当たり前の正当防衛だもの!
日本社会は、お酒を呑んだ上での蛮行を大目に見るのをそろそろ止めるべきです。
酔うと、その人の本性が出るんです。普段、理性で抑えている本音とかも暴露されちゃうんですよ。だから、お酒で理性が抑えられない時の言動が、その人の素の姿なんですよ。
今後、お酒を呑んだ上での犯罪は厳罰化するような法改正をするべきです。「酔っていて覚えていない」などの白々しい言い訳にはうんざりです。「酔っていて覚えていない」が罪を軽減してくれるのなら、犯罪は減りませんよ。
私なら、酔っ払いに絡まれたら、すぐに警察に通報するつもりです。
また、手を出されたら、迷いなく反撃します! 私は、空手黒帯。男性の急所を狙って蹴りを入れます!体重差が10kg以上あったら、逃げますけど。(苦笑)
不運にも酔っ払いに絡まれた時は、躊躇せず、警察に通報しましょう。