有給休暇 義務化 管理職 | 外国人妻の日本びっくり日記

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「シンディローパー、見に行くぞ!10月がシンディローパーで、12月がキッスだな!」

旦那様のライブ好きはちょっと異常です。

でも、コンサートの予定を聞くと、どちらも平日。こうなると有給休暇を取る必要があります。

そういえば、去年あたりから、旦那様の有給休暇がわりとスムーズに取れています。以前は「上司に有給休暇届けを出す時、うっとうしいんだよなぁ~。」なんて言っていたものです。

理由を聞くと、去年から課長さんが変わったそうなのです。現在の課長さんは、部下の個人的な事情をかなり考慮してくれる人で、課長さん自身も月に1回は必ず有給を取るんだそうです。



なるほど、管理職から率先して有給を取得してくれれば、部下も有給を取りやすいですよね。

また、2019年から年内に有給休暇5日以上の消化が義務化されたことも、有給が取りやすくなった理由の一つでしょう。

以前の課長さんと時も、有給を取らせてくれない事は無かったのですが、有給届を出すと、「何の用事なんだ?」とか言って、決していい顔はしなかったそうです。

有給休暇を取れるか取れないかは、上司(管理職)とか社風の問題でもあると思います。

残念ながら、日本は先進国の一員のはずが、ブラック企業が普通に存続している摩訶不思議な国。労働法という法律を無視して、サービス残業で社員をこき使って過労死させても存続しています。

21世紀になって、やっと日本政府も有給休暇の義務化に踏み切りました。義務化は、社員にとってはうれしいでしょうけど、年5日ってセコイなぁ~。年5日の根拠って何でしょう?

1ヶ月に1回だって、年12回ですよ。だったら、年に12日消化にしたらどうかな?

社員に有給とらせて業績が悪化するようなら、有給を取る社員が悪いんじゃなくて、経営陣の頭が悪いんじゃないですか?

いつまでも法律より企業の都合が優先されるような社会であっては、弱い立場の日本の労働者は疲弊して、近い将来、労働意欲を失ってしまうのではないでしょうか。

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