元号 令和 意味 | 外国人妻の日本びっくり日記

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2019年5月からの日本の新元号は『令和』。

平成ももう少しで終わりなんですね。



私たち外国人は、元号(和暦)を「Japanese Calendar」と呼んでいますが、実際に、和暦を使って日付を書いたりする機会は全くありません。入国管理局で在留期間の更新する時の書類でさえ、和暦を書く事はありません。

元号(和暦)って、管理全般には不向きだと思います。常に、和暦と西暦の二つの基準を照合する必要がありますから。だから、日本国内でも、廃止論を唱える人が少なくないと聞きます。

例えば、市役所に行くと、担当者の窓口に「和暦・西暦早見表」があったります。そんなものをいちいち確認しなければならないなんて、時間の無駄だと思いますが・・・

書類管理には不向きな元号(和暦)が、どうして日本では引き続き残っているのか疑問でした。でも、元号について、私なりに気が付いたことがあります。

元号って、中国、朝鮮半島、ベトナムなどのごく限られた国で使用されていますけど、現在も使われている国は日本だけではないのかな?

それと、元号(明治以前は年号?)は、基本的に1天皇1元号なんでしょう?ということは、元号(年号)が始まって以来、国民が意識的か無意識かは別として、日本では時代は変わっても、時代の歩みは常に天皇と共にあったということですね。

諸外国では、支配者が変わると、前支配者を否定することから新時代が始まるような傾向があります。でも、日本の歴史は、天皇と元号(年号)が常に存在して、1本大きな柱が通った歴史のように感じられます。

まぁ、明治から第2次世界大戦後を除けば、天皇は、時の権力を牛耳るような絶対的な支配者ではありませんでしたね。

さて、新元号「令和」の意味は、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ。梅の花のように、日本人が明日への希望を咲かせる国でありますように。」らしいです。

中国の古典とは一線を引いた初めての元号だそうです。逆に、どうしてこれまで日本独自の元号にしなかったのか不思議ですが・・・

2019年5月から始まる「令和」の時代。

私も含めた多くの外国人も参加する令和時代ですが、令和に込められた意味、明日への希望を咲かせるような国になるかどうかは、国民と国民が選ぶ政府で決まります。

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