とにかく、何をするにしても面倒で億劫な時って誰にでもあると思います。
自分の場合は、1日24時間の間、寝ているとき以外はほとんどそんな感じですが・・・。
当然、気質的なものの影響もありますが、これは怠慢でも、行動力がないわけでもありません。
実は人間として、「ごく自然な感情」なのです。
脳は「体力を温存する」ために、『ダラダラすることは「善」』、『がんばることは「悪」』と考えます。ですから、「何事もめんどくさい」のは自然なこと。命を守るための「防衛本能」なのです。
ところが、現代社会を生きる私たちにとって…「めんどくさい」という感情は、生活の質を大きく下げてしまうものです。
そして、面倒くさいを克服するには脳のカラクリを知り、「脳をうまくダマす」のが一番です。「行動」と「快感」を結びつけることができれば、「めんどくささは なくなる」のです!
その「面倒くさい」の反対の感情である「やる気」とは、人間の脳の側坐核という部位から分泌される「ドーパミン」という脳内物質がもたらしていることが科学的に実証されています。やる気がある状態とはいわば「ドーパミンが大量に分泌されている状態」なのです。
そして、じつはこのドーパミンは、簡単な方法で大量に分泌させられることが立証されています。
これについて詳しく書かれた記事がありましたので紹介します。
出典記事:やる気のもと「ドーパミン」を脳内で増やす4つの方法。“やる気が出ない” は科学的に改善可能。
この記事ではドーパミンを豊富に分泌する方法を4つあげています。
①自分にご褒美を与える
側坐核は、勉強を行なう、体を動かすなど「実際に行動を起こしているとき」に活性化するという仕組みになっています。つまり、ドーパミンは行動することによって分泌されるのです。
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脳科学者の澤口俊之氏によれば、人間はお金や自分に対する評価など、「報酬への期待を感じて」動くときに、特にドーパミンが大量に分泌されるそうです。
これは、多くの人が実際に経験していることでしょう。この脳の仕組みをうまく利用すれば、がぜんやる気を出すことが出来ますね!
②音楽を聴きながら作業を行なう
2009年、カナダ・マギル大学の研究チームは、米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」(電子版)に「音楽はドーパミンを分泌させる効果がある」という内容の論文を発表しました。
研究チームが8人の被験者の状態を調べたところ、好きな音楽を聴いてワクワクしているときは被験者たちの身体活動は活発化し、脳内からドーパミンが分泌されることが判明したそうです。
これも実際に経験してわかっている方が多いと思います。このように科学的にも実証されるとさらに説得力が増しますね。会社でのデスクワークなんかは、一人一人ヘッドフォンでもかけて作業すれば作業も捗ることでしょう。そんな会社なかなか無いとは思いますが・・・。
③ドーパミン生成に必要な栄養素を摂取する
ブレインケアクリニック院長の今野裕之氏によると、ドーパミンの生成原料となるのは、タンパク質に含まれるアミノ酸の一種、フェニルアラニンやチロシン。そのため、タンパク質が豊富な食べ物をしっかり摂取すると、肉体的、精神的な疲れを軽減することができます。効率的にドーパミンを分泌させたい方は、豆腐やおから、納豆や煮豆をひんぱんに食べることをおすすめします。
面倒くささと食べ物の関係というのはあまり意識していませんでしたね。もちろん身体部分の一つ一つが日々の食事によって成り立っていることを考えると、脳にいい食べ物というのが存在するのもわかります。
ただし、これを食べているだけで、即やる気が出るというわけではないでしょうから、栄養バランスには十分気をつけないとですね。
④瞑想を行なう
同志社大学大学院脳科学研究科の貫名信行教授によると、瞑想を行なっているとき、ガンマ波と呼ばれる人間の認知活動に関わる脳波の量が増加するそうです。また、瞑想を1日に10時間程度行なうチベット仏教の僧侶たちの大脳を調べると、思考や創造性を担う前頭前野の皮質が厚くなっていることが判明しました。
日常的に瞑想を行っている人はそう多くはないでしょうが、最近は「マインドフルネス」などという新しい言葉も出てきており、欧米でも瞑想実践者が増えているようです。これをいかに日常生活に取り入れられるかが、ドーパミンの分泌量の増加のキーになりそうです。何かをする合間の1分程度でも効果があるとのことですので、生活の中に取り入れていきたいところです。
以上をまとめると以下の通りになります。
①面倒くさいは人間として、「ごく自然な感情」
②面倒くさいを克服するには脳のカラクリを知り、「脳をうまくダマす」ことが必要
③「やる気」とは、「ドーパミン」という脳内物質がもたらしている
④ドーパミンは、簡単な方法で大量に分泌させられる
⑤その方法は4つある
1、自分にご褒美を与える、2.音楽を聴きながら作業を行なう、3.ドーパミン生成に必要
な栄養素を摂取する、4.瞑想を行なう
このように「行動」と「快感」を結びつけることができれば、「めんどくささは なくなる」のです!そして、ドーパミンを、以上のような方法で大量に分泌させて、やる気をアップさせれば、生活の質を大きくあげることでしょう。早速今日からできることにチャレンジしてみてはいかがでしょう!?