アリャマン・ダルミア著 前田俊一訳(2011)『バフェットとグレアムとぼく インドの13歳少年が書いた投資入門』阪急コミュニケーションズ
投資家一家に育った「ぼく」が「投資の神様」バフェットとその師匠グレアムから学んだこと
目次
第1話 ぼくがこの本を書いた理由
第2話 なぜ、ベンジャミン・グレアムから学ぶべきなのか?
第3話 なぜ、ウォレン・バフェットから学ぶべきなのか?
第4話 マーケットを理解する前に、なぜ自分を理解することが大切なのか?
第5話 良い投資をするための、目のつけどころはどこか?
第6話 投資を実行したあとは、どうすればいいか?
第7話 市場の非効率性を生かして、どうやって儲けるのか?
第8話 グレアムとバフェットの生き方から何を学べるのか?
投資を学ぶべきところウォーレン・バフェットとバフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムを通じ、人間の行動や誤った考え、性格についても学ぶことが出来たという。
名投資家ウォーレン・バフェットとバフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムの著書などを通じて投資方法を学んだ13歳の少年が、彼の言葉で解説した投資入門書。
インドで著名な少年の父親や叔父の実際の投資履歴も引用されていて、投資のとの字も知らない中学生でもわかるように書かれている。
しかし、その内容は株式に限らず投資と向き合う人は常に守るべき、基本的かつ最も重要な心構えが余すとこなく記されている。株式投資とは何か、どうしてバブルや暴落が起こるのかを簡単に知りたい人にもお薦め。
・テイクリスク
・どんなに成長している分野であっても、自分が理解できない分野には投資しない
・アクティブ投資はコストがかかる
・分散投資ではなくしっかりと分析した上での集中投資
・トレンドは追わない
・どんな投資でも公正価格より安く買うこと。それが安全余裕枠を持つということ
・株式市場と債券市場では、債券市場のほうが正しい
・予測は信じてはいけない
・財務諸表を読み込めばあらゆることがわかる
・EVIDTA(金利支払い前、税金支払い前、有形固定資産の減価償却費及び無形固定資産の償却費控除前の利益=現金ベースの稼ぐ力を表す)とROCE(使用資本利益率=企業が利用できる全ての資金調達源(有利子負債+自己資本)に対するリターンを計る指標=投下した資本が有効に使われている度合いを見る)で会社の中核事業を評価できる
・特権的な強みを持っていて、最低10年以上は安定して成長し続けそうな会社を、暴落時などにPER10倍台に下がった時に買う
・長期的な視野に立って短期の株価には反応しない
・世の中は知性よりも勇気に報いる
・成功するためには成功に値する行動を取ること
・性格はあなたが種をまくもの、運命はあなたが刈りとるもの
・客観性、シンプリシティ(単純さ)、意欲