7年ぶりの妊娠シリーズ。
残念ながら流産・手術という運びに
なるのですが、
このことを経験して感じた些細なことを
忘れたくないと思ったので綴ります。










総合病院で心拍確認が出来てから、
2週間後の妊婦健診にて。

週数のわりに育ちが小さいのと、
肝心の心拍が今日は確認が出来ないと言われました。

健診までの2週間、1日1日が長くて、
つわりがきつくて仕事を早退したり、
在宅勤務させてもらったり、
晩ごはんが作れなくて買って済ませたり。
不安でいっぱいになりながらも、
つわりがあるから、
赤ちゃんも元気に育っているはず…
と希望を持ちながら過ごしました。

ようやく迎えた健診の日でしたが、
エコーの画面では、二頭身ぐらいに育った
ちびちゃんの姿。
前よりも人間らしい形に成長していたけど、
前回はっきりと点滅して見えた
心拍の動きが、
先生のおっしゃる通り見えませんでした。

その日は帰宅することになり、
翌々日再度確認しても見えなかったら
そのまま入院して、
手術しようということになりました。


先生に、前回心拍確認できたから
期待させちゃってごめんね と
声をかけていただきました。

もちろん先生のせいでもないし、
誰のせいでもないのですが。
前回の健診よろしく
待合室で少し涙と鼻水が垂れてしまいました。


明後日、心拍が見える可能性は
どのくらいあるのだろうか…
先生の口調からすると
たぶん厳しい感じでした。


待合室から冷静に夫にメッセージを送る。
ほどなくして心配した夫から電話が入るも、
まだ病院にいたので、あまり話せず。

ただ、入院になった場合は
子供の学校や家のことがあるので、
夫にも義理の実家にも
協力してもらう必要がある。

義理母には早めに状況をメッセージして
泊まりに来てもらうようにお願いした。

すごいタイミングで、
子供の参観日と手術予定日が重なっていた。


入院になるかもしれないので、
その日は事前の検査(血液検査やコロナの検査、CTなど)
も済ませて帰宅。

家に帰ってから、緊張の糸が切れて
トイレで一人号泣。

職場に1週間ほど休まねばいけなくなった事を
報告。

上司が優しく声をかけてくれた。
人の優しさに触れたら、
また涙が止まらなくなってしまった。

奇跡を願いながらも、
入院準備もしておかねばならないので、
ある程度覚悟することができました。

それにしても、たった一泊2日の入院なのに
子供関係の引き継ぎごとが多くて、
ノートに手書きで一覧にして
夫や義理母に漏れなく対応してもらえるようにしました。
(下校のしかたによって、
   学童と学校それぞれへの連絡段取りや、
宿題関係の細かいルールなど)

変な話、小学校関係はほぼ全て
私が対応していたので
夫にもこの煩雑さを知ってもらう
いい機会にはなったかなと思います。
(参観日も行ってもらった)





続く