10月は

息子が夜の空へ昇っていった日


だからか

やっぱりか

そのせいか

今の時期になると

愚痴や文句や呟きが

溢れてきて苦しくなる


この北国で

寒さに向かって行く

この最果てで

凍てつく風に

身も心も

一度凍ってしまったんだと


凍った私は溶けて

新しい形になったのだろうか

溶けたまま

水のように流されて

生きていくしかないのだろうか


できるなら

凍ったままで

あの日のままで

息子の記憶も

閉じ込めたままで