6月1日(土曜日)
念願だった高野山『町石道』を歩いて来ました歩くって言っても
ハッキリ言ってこれは完全なる登山
YouTube観たり、ネットであれこれ調べたら
全長22キロ、時間にして(休憩含み)10〜11時間
となっている
「えー絶対無理やん!無理ムリ」
と、思っていたのですが...
私の大好きな弘法大師様が歩いた道
やっぱり登りたい
で、“決行”
午前4時に起きて
午前5時半出発
午前7時「道の駅くどやま」に到着!
登山に向けて準備
テクテク歩いて
弘法大師様の母(香川から呼び寄せてました)が眠っている「慈尊院」(世界遺産)へ
弘法大師様は母が生きていた頃は「高野山」が女人禁制だった為、「町石道」を使って月に九度会いに来ていた事からこの地域を「九度山」と呼ぶようになったそうです。
「慈尊院」の先に
丹生官省符神社⛩️(世界遺産)があり
この階段の途中に町石180基目があります。
町石とは1基(109メートル)ごとに建てられた五輪塔形の道標になっています。最初の1基は高野山の壇上伽藍にあります。
記念すべき180町石です
ここから町石1基を目指します
さぁここから本格的な登山道
途中、九度山の町が望める展望台がありました
結構ここまでも“しんどい”
急なアップダウンの道多々
接待場(世界遺産)
平坦な道を出るとホットして小休憩
昔、ここは“接待場”と呼ばれ茶屋があったみたい。
きっと弘法大師様もここで休憩されたのかな
町石も始めはひとつ、ひとつ数えていたけれど段々と余裕がなくなる
1里町石です
銭壺石(世界遺産)
くびれた壺が置いてあり
手を入れて銭を取ろうとしても手が抜けないとされた壺
道みち可愛いお花も
歩き続けて3時間半
天野の里が一望
ここを過ぎると
二ツ鳥居(世界遺産)
そうここまでも“しんどかった”けど
ここからが...戻るも地獄、行くも...どうなる
なんと、ここから迂回路になっていて(土砂崩れの影響で)急降下で下り、町石道から外れアスファルトの坂道を歩かされて足にマメが出来余計に3キロ歩かされ
1時間のタイムロス
けどけど歩くしかない前に進むしか...
ひたすら歩き
やっと矢立茶屋🍵へ出た
ここまでですでに23キロ歩いてる(迂回路が余分💧)
タイムして7時間
さぁここから残り5.8キロと思っていたら
な、なんとここからまた迂回路
「どうする」
「どうする」
ひとつ目の迂回路でえらい目にあったし
次の迂回路は車がブンブン通る国道を歩くので
「おススメ出来ません」って事で
今回はここまで
近場の駅まで歩く事に...
近場って言っても2.5キロ先
50分の道のり
トータル25.5キロ
タイム8時間
食事も行動食のみ(歩きながらです)
「しんどかったー
よく頑張ったー٩( ᐛ )و」
今まで登ったどんな山よりも1番険しく1番神々しい
何より大好きな弘法大師様の歩いた道を歩けた事
とても嬉しく感謝でしかありません
ふたつ目の迂回路(町石道)が復旧したら
今度は矢立から残りの5.8キロ登り最後の町石1基を
目指します
もうすぐ梅雨入り(関西地方)いやだなぁ〜食中毒にも気を付けよう