こんばんは!ぽんぽんです!

今回は『くるり~誰が私に恋をした?~第5話』です。

ネタばれ注意です。

では、さっそく!

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ざっくりあらすじ:

母の日を目前にカーネーションの準備に忙しい公太郎(瀬戸康史さん)のお花屋さん。

そこへまたもや訪ねてくるまこと(生実愛瑠さん)。

(もう付き合っちゃえよ・・・とぽんぽんは思いました)

公太郎には、かすかに母との記憶を思い出して、その時にどっちが好きか選べと言われた時の記憶が思い出されたと

話します。自分は母親に会うべきかとも聞きます。

公太郎はそれは自分で決めるべき、と言います。そして、母親には誕生日くらい祝ってくれ、本捨てるならどんな本があるかくらい教えてくれって思ったよ、とも言います。

公太郎の言葉に笑顔になるまことでした。公太郎が気持ちを代弁してくれたみたいになったんでしょうね・・・。

(だから、もう付き合っちゃえよ・・・とぽんぽんは思いました)

 

公太郎と話をしたのち、結局実家にいくことにします。

公太郎から買ったカーネーションを携え、そしてなぜか「心配だから」と言って朝日(神尾楓珠さん)

もお供して、出発・・・。

実家にて最初は記憶障害のことを言わずに母と義理の父と父違いの弟と交流をするまことと朝日。

この後に号泣展開が待ち受けているのでした・・・。

一方、配達途中の公太郎に律(宮世琉弥さん)が声をかけて自分の会社に花を飾りたいので、

なにか見立ててほしい、今から自分の会社に来てほしいとずうずうしく頼みます。

怪しい。こいつ。怪しい・・・。

文句を言いながらも会社に行く公太郎でしたが、その会社で飾ってあった写真を見つけます。

その写真はなんと、まことがケガをしたあの神社で同日にとられた写真だったのです。

 

 

 

はい!ざっくりしましたよ!詳細はTVERで!

大号泣えーんいたしまして、朝起きたら目が腫れてました笑

なんて深いドラマなのだろう・・・。

この涙は、怒りだったり、かわいそうだったり、

まこと、良かったね!だったり、もう、色んな感情が溢れ出しました。

 

母親が・・・

母親役の坂井真紀さんが上手いのは言わずもがななんですけど。

「まことは小さいころから手がかからなくって、いい大学入って、ちゃんと会社に入って、

男性(朝日が恋人だと勘違いしている)も連れてきて、安心だわ、

玄太(弟)だけで大変だから、いまさら大変なことやめてよ」

などというセリフがあるんですよ。

この微妙な毒親加減が、むかつくわームキー

まことの幸せ願ってるようではあるけど。

だけど、無言の圧力というか、甘えさせない空気を醸し出してるんです。

こういう感じで、小さい頃からまことの心をナチュラルに無視していたんだろうな。
シングルマザーで大変だったかもしれないけど・・・。

まことがどっちが好きなの?と言われた記憶が知りたくて母親に聞くんですね。

母親が思い出して、それは離婚する前にまことに言った言葉だと教えて、

ぐわーーーっと記憶がよみがえるんです。

だが、しかし、8歳の子供ですよ?それに背負わせる?

パパとママどっちが好きなの?って怖い顔して

8歳の子供に親を選ばせるという・・・残酷が過ぎる。

「その頃の8歳の女の子を抱きしめてあげたい」と涙を浮かべてまことは言います(ここ号泣)

なぜ自分の部屋は無味乾燥なのか・・・ 

心に蓋して、周りに合わせまくって、うまく立ち回って生きざるをえなかった・・・

その意味を知ったのでした。

 

帰り際に母から「カーネーションありがとう」って言われますが

「私はカーネーションあんまり好きじゃないかな」って言い返します。

言ってやりました!嫌いなことを嫌いって、記憶が無くなる前は言えなかったまこと。

母親に正面から言ってやりましたよ!

そのあと母親がまことの部屋で一人座って空っぽの本棚を眺めるシーンがあるんですが。

昔の記憶をたどっているのか、疲れているような、悲しいような、なんとも、ものうげな表情をしてるんです。

あの頃、8歳の自分の娘に言った言葉の残酷さを反省しているのでしょうか・・・

今更反省しても無駄なんだよぉぉぉぉぉ!

失ったものは大きいんだからねぇぇぇぇぇぇ!!

まことはあんたの所には、もう戻ってこないからねぇぇぇぇ(たぶん)!!!

と激しく号泣したぽんぽんでした。

 

記憶を失って、それを取り戻して、ニュー自分になるハッピー物語?

と思っていましたが、全然違いますね。それだけじゃなくて、記憶があった頃の自分を癒す物語。

辛かった自分、偽って生きざるをえなかった自分もひっくるめて愛していく物語だと思います。

生まれ変わるんじゃなくて、忘れて、無かった事にするんじゃなくて、

辛かった自分もぜーんぶひっくるめて未来へ抱えて持っていって、

再生する物語ですね。

知らなかった本当の自分に対峙するのはきつい作業だし、

もしかしたら対峙した時、絶望して生きることを諦めるかもしれない。

でも、まことは負けないんですよねえーん

支えてくれる人たちがいてよかったですね。男3人と女1人←言い方www笑

でなきゃ、自分探し無理。絶対無理。

 

そして律。あいつ怪しいな・・・。

そして、公太郎のやさしさが嘘ではないことを祈っています・・・。