4歳6ヶ月の息子くんは、軽度の自閉スペクトラム症(ASD)です。

テレビとスマホをやめて約9ヶ月が経過しました。今では会話ができるまでに回復しました!

 

↓取り組んだ方法はこちら

 

 

 
いやーまずいまずい、仕事が忙しくすぎて、本当にブログが更新できておりませぬアセアセ懺悔!!
なのに有難いことにアクセスが増えていて感激でございます泣
 
 
 
 
 
 
 

 

発達障害児の小学校就学について勉強中

 

先日、区の児童発達支援の父母会に参加してから、小学校就学問題のことの大きさを実感し、ちょっと勉強中です。
 
 
体系的に学ぶのならばやっぱり書籍ですよねニコニコ
 
 
 
 

療育や就学についての基本がわかります

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

発達障害児が通う小学校の種類

 

日本の学校制度の概要です(小学校)。

 

 

通常学級

定型発達の子供と同じ教室で同じように学習します。

 

・人数:一学級40人以下

・支援:特別支援教育支援員(専門職ではない)が介助や学習支援

 

合理的配慮はありますが、一学級の人数が多く、現状ではひとりの障害に合わせた手厚いサポートは難しいです。

 

 

 

 

 

通級指導教室

通常学級に在籍し、一部の時間(標準週1〜8コマ)だけを通級指導教室に移動して障害に応じた特別な指導を受けます。

 

・人数:一学級13人(平成29年度改正)

・支援:通級教室で障害に応じた特別な指導

・対象:通常学級での学習におおむね参加でき、一部特別な指導を必要とする程度

 

言語障害、自閉症、情緒障害、弱視、難聴、LD、ADHD、肢体不自由者、病弱者及び身体虚弱がありますが、市区町村によっては設置されていない区分があります。

在籍校に通級教室が設置されていない場合には他校に通います(他校通級)。

多くの時間を通常学級で過ごすので、定型発達の子どもとの交流が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

特別支援学級

障害の種別(知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障害、自閉症・情緒障害)ごとの学級を編成し、子ども一人ひとりに応じた教育を実施します。

 

・人数:一学級8人まで

・支援:複数の担任が配置される(特別支援学校教員免許を取得しているわけではない)

・対象:基準は特になし

 

少人数クラスで子どもの課題や状況に即して各教科の目標を変更・調整し、個別の学習支援・生活支援を受けます。

一部の授業や、給食や昼休みの時間、学校行事などに通常学級の子どもたちと一緒に参加する機会があります。通常学級と行き来する機会が多くなることで、自分の所属が一体どちらなのかと混乱することがあります。

 

 

 

 

 

 

 

特別支援学校

心身に障害のある子が通う、小学校・中学校・高校という教育課程とは別の教育課程です。

 

・人数:一学級6人

・支援:特別支援学校の教員免許を持った教員が担当する。

・対象:障害基準に該当する子ども

 

 

※特別支援学校については、息子くんの進路からは外れると予想されますので、以降の説明を省きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

就学までの流れ

 

①就学相談開始(小学校入学の前年度の4月頃)

就学相談は任意です。

幼稚園や療育期間を通じて案内があることが多いですが、案内がなければ市区町村の教育委員会に問い合わせましょう。

 

※うちは区の療育機関の掲示板に貼り出されるそうです。

 

 

 

②教育支援委員会による情報収集・検討(7〜9月)

教育支援委員会は本人や保護者と面談し、希望を聞き取ります。また医師の診察、知能テスト等を行います。これらの情報をもとに、就学先を検討します。

 

 

 

③本人・保護者の面談と学校見学(7〜9月)

保護者は面談で、本人や保護者の希望をきちんと伝えましょう。同時に地域の各学級の様子を聞きましょう。

またぜひ学校見学をしましょう。子供と一緒に行き、表情などを観察します。また、その学級の児童がどんな支援を受けて活動しているかをみます。通学の経路や大変さも確認しましょう。

 

 

 

④就学先の決定(10〜12月)

②の検討結果に基づいて面談します。示された就学先を保護者が受け入れれば就学先が決定します。

不服がある場合、再審議になります。基本的に本人・保護者の希望が最大限尊重されます。

 

 

 

⑤就学時健診(10〜11月)

身体測定、知能や発達の検査などを行います。

 

 

 

⑥就学通知(1月末までに)

自治体から就学通知が送付されます。

 

 

 

 

 

就学相談って任意なんですねびっくり

そして親の希望が最大限反映されるとは。。。いいのか悪いのかよくわかりませんガーン

 

このスケジュールには、放課後デイサービスなどは入ってませんからねタラー

 

きっと全てが同時進行で進んでいくのでしょう。

 

区の療育の先輩ママさんたちは、「年中の冬から始めて遅かった」と言ってましたハッ

 

 

 

 

 

 

 

 

就学先の選び方

 

一般的基準として、着席ができ級友と最低限の交流が可能なら通常学級、少し座学ができたら特別支援学級、食事・排せつに介助を要し座学が難しいときはのです特別支援学校と言われます。

通級指導教室は、障害や困難の程度が軽く限定的な場合(数字や書字の学習障害=LD等)に適するとされます。

 

 

 

あくまで一般的基準で、詳しくは個々をみなければなりませんが、取り急ぎ、

息子くんが目指すべきは「着席ができ級友と最低限の交流が可能」ですね。

うーん、ここはすでにできている気がするのですが、あとは苦手分野が何かを知る必要がありそうですね。

それによっては通級や支援学級の選択肢になるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

支援学級(小学校)→通常学級(中学校)は稀

 

この書籍には、小学校だけではなく、高校・大学・就労まで情報が詳しく記載されていました。

 

情報がぎゅっとなっているので、とりあえずは小学校の就学までを噛み砕いて読んでいるところです。

 

ですが、中学校の進学について気になる記述がありまして。

 

たとえ、小学校で支援学級に所属していても、中学校では通常級を選択することはできる決まりなのです。

ですが、現実には小学校で支援学級からの中学校で通常学級に切り替える子は、極めて稀だそうです。

 

 

 

ということは、小学校で支援学級を選択すると、自動的に中学校でも支援学級となる、ということでしょうか。

 

そのくらい、支援学級から通常学級に切り替えるのはハードルが高いということなのか。。。

 

なかなか難しい問題ですね。