3歳11ヶ月の息子くんは、先日、軽度の自閉スペクトラム症(ASD)であると診断されました。
息子くんのことを理解し、回復する方法を探すべくいろいろな勉強をしているところです。なので、少しずつですが、このブログでも学んだことをアウトプットしていければいいなと思っています。
現在、取り組んでいるもの
現在、息子くんが取り組んでいるのは以下のとおりです。
- 療育に通うこと(区の集団療育と、民間の個別療育)
- 機械音(テレビやスマホ、音楽など連続的に音を出すもの)を取り除いて脳を休めること、
- 親子の相互コミュニケーションを増やすこと、
- 脳に栄養を補うこと(レシチン)
あ、あとは療育で指導していただいたことを家でも実践する”おうち療育”ですね。
それぞれ説明しだすとすごく長くなってしまうので、少しずつ説明します
ちなみに一番効果を感じているのは、機械音を取り除いて脳を休めることです。
脳の栄養を補うとはなんぞや
そして皆さんが関心を持つものとして、「脳の栄養」があるのではないでしょうか?
なので今回は息子くんが実践している脳の栄養を補うことについてアウトプットしたいと思います。※ざっくり簡単なまとめになりますがすみません。
実践しているのは書籍『0〜4歳の脳を元気にする療育』著:浅野幸恵さん に描かれている総合療法と言われているもので、栄養だけを補えば効果があるというものではないことを前提としてお伝えしておきます。
書籍では難しい言い回しで書かれているのですが、私の方で簡単な表現にしてしまってます。書籍の方で詳しく書かれておりますので、ご了承ください💦
人間の赤ちゃんの脳は未熟であり進化中
人間は生後の2年間にその後の長い人生で学ぶ以上のことを学習すると言われているほど、急激な成長をします。2歳頃までに見えるようになり歩けるようになり、母国語を理解し始めます。
これは私も聞いたことがあり、人間の赤ちゃんはこれ以上脳が大きくなると出産ができなくなってしまうので、ギリギリの頭の大きさで生まれるんだそうですね。本当はあと2ヶ月はお腹の中にいないといけないんだそうな。
なので、人間の出産は難産なんだとか・・・。
なので、生まれた時は脳は未熟であり、生まれた後にもものすごいスピードで進化しているのですね。
赤ちゃんは音を聞き分けることができない
そんな進化中の脳は、まず音を聞き分けることができません。
例えば、1日中テレビをつけっぱなしにしている環境だと、テレビの雑音が邪魔をし、母親の声を聞き分けることができなくなってしまいます。
音を聞き分けるために、無意識で脳の栄養を大量にそちらに使ってしまい、本来使われるはずだった脳に必要な栄養が不足してしまう、というわけです。
そのため、知能の発達に影響をもたらしてしまうのです。
自閉症に聴覚過敏が多い理由
ちなみにですが、この絶えず連続的な音を脳に与え続けてしまうと、聴覚野が刺激され続け必要以上に発達し、聴覚過敏を起こしたと考えられています。
なので機械音を取り除いて静かな環境にしてあげれば、少しずつ改善していくそうです。
まずは機械音を取り除き、さらに脳の栄養を補う
まずは機械音を取り除いて脳を休め、脳に栄養がいくようにしてあげます。これだけで多動などが改善されます。
が、これだけではアスペルガーの症状が残ってしまうので、ここで追加の脳の栄養を補ってあげるのですね。それがレシチンです。
レシチンとは
神経繊維の継ぎ目の所をシナプスと言いますが、ここではアセルチルコリンをはじめとする神経伝達物質によって刺激が伝えられます。
すなわち、音の流れている中にいると、本人が意識するしないにかかわらず、ビタミンB1とアセチルコリンがどんどん消耗されていくのです。
レシチンは、このアセルチルコリンの材料になります。
レシチンが入っている食材
レシチン(リン脂質)を多く含む代表的な食材は以下の通りです。
- 卵黄: 特に豊富に含まれています。
- 大豆: 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳、きな粉、枝豆、おからなど)にも多く含まれます。
- レバー: 牛、豚、鶏のレバーに比較的多く含まれます。
- 魚介類: ウナギ、小魚、イワシなどに含まれます。
- 穀類: 小麦胚芽、全粒粉などに含まれます。
- 種実類: ゴマ、ヒマワリの種などに含まれます。
- 植物油: 大豆油、コーン油、ゴマ油、菜種油などに含まれます。
息子くん納豆しか食べられないじゃん(泣)


レシチンが入ってるグミ発見!!!








↓イルカ!!と喜んでました
柔らかいグミで、くっつき防止のために粉がついてます。
↓Oh!かしこ組 レシチンが入ったグミ

