4歳9ヶ月の息子くんは、軽度の自閉スペクトラム症(ASD)です。
テレビとスマホをやめて約1年が経過しました。今では会話ができるまでに回復しました!
↓取り組んだ方法はこちら
IQ104という結果
前回の記事で、田中ビネー知能検査の結果が IQ104(精神年齢4歳8ヶ月相当) となり、実年齢を上回ったという嬉しいご報告をしました。
※発達検査を受けたのは4歳6ヶ月のとき
「半年遅れ」と言われていた頃を思うと、本当に奇跡のような結果で、正直すごくホッとしました。
それなら定型の子になったんじゃない?
でも、あれから少し冷静になって、検査結果の数値をじっくり見返してみたんです。
「IQ104」って、一般的には「平均的」「問題なし」とされる数値ですよね。
じゃあ、息子くんは「定型発達の子」と同じになったのか?
…というと、やっぱりそれは違うんですよね![]()
発達検査は知的発達を見ている
田中ビネー発達検査では、知的発達の速度や水準(言語、記憶、数、知覚など)を測定します。
IQ100を基準として、70以下だと知的障害の定義になるようです。
なので、IQ104の息子くんは知的障害ではないということになります。
が、問題は、IQの数字だけでは見えない「中身」
発達の凸凹
息子くんの検査結果の最大の特徴は、 「得意なこと」と「苦手なこと」の差が激しい ということです。
いわゆる「発達の凸凹」ですね。
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得意な「数」の領域: 5歳級の問題もクリアできる実力
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苦手な「言語」の領域: 抽象的な概念理解がまだ幼い
このデコボコした能力を全部ならして平均を取ったら「104」になった、というイメージです。
定型発達の子であれば、おそらく各領域がバランスよく年齢相応に育っていての「IQ100前後」になるのだと思います。
同じ「IQ104」でも、その中身は全然違う。
これが、発達障害(ASD)の特性を持つ息子くんと、定型の子との決定的な違いなんだと改めて実感しました。
もし「言語」が伸びていれば…
そして、もう一つ思ったことがあります。 これは完全な「たられば」の話なのですが…。
息子くんの足を引っ張っている「言語」の領域。
ここがもし、平均レベルまで追いついていたら…?
得意な「数」や「視覚認知」はすでに平均以上なわけですから、
きっとIQはもっと高かったんじゃないか。
そう思うんです。
もちろん、IQの高さが全てではありません。 でも、「言葉の表出」というボトルネックさえ解消されれば、彼が持っている本来の知的なポテンシャルが、もっと発揮されるのかもしれない。
そう考えると、息子くんの可能性ってすごいなって思うんです(親バカですねー
)。
凸凹と向き合うということ
今回の検査結果で「平均的なIQ」が出たことは素直に嬉しいです。
でも、それで「もう安心」ではなく、 「平均値の裏にある激しい凸凹」 を直視しなきゃいけないなと、改めて思いました。
突き抜けている「得意」はどんどん伸ばして自信につなげる。 凹んでいる「苦手」は、丁寧にサポートして底上げしていく。
IQという数字に一喜一憂するのではなく、この凸凹な特性といかに向き合っていくか。 それがこれからの私たちの課題であり、一番大切なことなんだと思いました。
↓検査では反対ことばが苦手でした




