人生の目的  | 天然記録

アナスタシア (響きわたるシベリア杉 シリーズ1)

 

最初の1巻が2012年9月に出ていて
2022年8月に最新刊の8巻の下巻が出て
およそ10年かけての出版を数か月で読破

Aさんはある本を10年かけて読んだのに

Bさんはたった10日で読んでしまいました

それはなぜでしょう?

という問題が昔テレビであって

私はBさんの方という事

本の最後に9巻へと続くと書いてあるので調べてみたら

 

原書のロシア語は10巻まであります。 
当初は9巻まででしたが、10巻目が2012年に出版されました。
8巻が上下の2冊あり、全部で10冊出版されています。

 

もうすでに日本発売の

11年前に最終巻が出ていたとはびっくり!

最新刊から1年経つので

そろそろ日本にも最終巻が出るかな?!


今、確かにロシアは

変な食べ物を作ってない現実

日本はこの真逆を行ってるので

食べ物がとっても心配

 

 

以下8巻下の最後より

 

考えてみて。

例えば、物を売ったり

車を運転したり、洗濯をすること

毎日工場に出勤したり、日々同じ仕事をすることが

創造主の息子や娘に元々備わっていた人生の目的だと思う?

 

アナスタシア、君が挙げた職業は社会にとって

不可欠ではあるが、いわゆる名誉ある職業ではない。

他に名誉ある

言い換えれば人々に尊敬される仕事だってあるんだ。

例えば一流の外科医や宇宙飛行士

軍司令官や元師とか一国の大統領なんかだ。

 

そういった職業は「仕事は重要で有意義である」という

幻想を他の職業よりも大きく生み出しているだけ。

ひょっとしたら

人々にそのような幻想を抱かせることによって

精神の成長を妨げ、宇宙の法則に則った

偉大な行いを遂行させないように

意図した誰かがいたのかもしれない。

でも、創造主は大統領や有名人が

何を成し遂げたということに関心を抱くことはない。

一方で、どんな職業であろうと

その人が地上に楽園を築き

幸せな一族の創始者となるのならば

その人の行いは創造主の行いと似たものだから

その人は地上の神となるの。

 

同じように

出逢いのためのイベントに集まる

あなたの読者たちには

一つの高潔な目的があった。

そして彼らには

自分自身と未来の家族の暮らし方を意識の中で

創造しはじめているという点で優位性があったの。

そのようなふたりには

互いに共通して興味を持つテーマで話をすることができた。

 

現代では共通の話題がまったくない夫婦が多いことを

あなたもよく知っているはず。

彼らには一緒にすることや

ともに希求するものがないの。

2人の人間が結婚し

同じ屋根の下で暮らしてはいるけれど

それぞれが別のことを考え、夢見ている。

そのような状況が続くと

ふたりはやがて他人同士のようになり

共に生活を送ることが苦痛でしかなくなるの。

 

一方、イベントに参加する独身者たちは

初対面であっても、そのような夫婦よりも

互いに親しみを感じることができていた。

 

人々は

自分が伴侶探しに来たことを恥ずかしがったり

伴侶がほしいという気持ちを隠したりしなかった。

離婚して一人で子育てをしている女性たちも

子どもを連れて参加していたの。

彼女たちは、この集まりに参加する目的を

子どもにもきちんと説明していた。

一緒に参加する子どもたちの気持ちが

相手を探す際の助けとなることを

母親たちはわかっていたの。

 

では、実際にそこで

どんなことが行われていたのか

あなたにその光景を見せるわね。

 

 

アナスタシア、ひょっとすると

きみはジーマ少年が

イワンの養子となったと言いたかったのかい?

 

ジーマは実の息子になった。

そしてイワンは

ジーマの血のつながった父親になったの。

 

いや、それはあり得ないだろう?

そんなことは生物学の法則に反する。

 

でも、天の法則には反しない。

ヴェルドシア人は天の法則を識っていた。

そしてイワンたちも、子どもを持つ女性たちのための

ヴェルドシアの婚姻の儀式を知っていたの。

3人はそれを行ったのよ。

 

それは一体どんな儀式なんだい?

そもそも、彼らはどうしてそれを知っていたんだ?

 

あなたが本に書いたからよ。

 

俺は書いてないよ。

 

ウラジーミル、私は未来に起こる出来事を話しているのよ。

この儀式はあなたがこれから書くの。

儀式の心構えから説明するわね。

 

この儀式を行うために重要なのは

一緒に未来を築きたいという3人の強い思いよ。

儀式の準備段階では、子どもの母親が主導的な役割を果たすの。

母親は子どもに、家族で暮らすことの大切さ

父親と一緒に一族の土地を創造して

愛の空間を築くことの重要性を

説明できなければならない。

でも、一緒に父親となる人を探そうと相談を持ちかけるのは

子ども自身にその願いが生まれてからでなければならない。

もちろん、そのような願いを

子どもに生じさせることのできる確実な方法や

手順など存在しないから

子どものことを誰よりも理解できる母親が

一人ひとりの子どもに合った方法を見つける必要があるの。

 

母親が説明をしたとしても

多くの子どもは自分の家に見知らぬ人が現れることを望まない。

だから、父親がほしい、ママと一緒にパパを探したい

という願いが子ども自身に生じるまでは

母親は誰も家に連れて来ない方がいいわ。

 

母親が主導的な役割を担うのは儀式の準備段階だけで

儀式がはじまったら主要な役割を担うのは子どもの意識よ。

父親候補の男性と母親がともに生きることを決意したとしても

子どもが家庭で暮らすことの本質を理解できないくらい幼い場合は

まだ儀式をしなくてもいい。

でもふたりは子どもの自覚的な理解を促すために

一緒に努力する必要がある。

そして子どもが成長して家族で暮らすことの

本質を理解できるようになったら

たとえ子どもが継父である男性を実の父親であると

既に認識していたとしても

儀式は必ず行わなければならない。

なぜなら、この儀式は子どもと父親を精神においても

血のつながりにおいても結び付けてくれるものだからよ。

 

この儀式は一族の土地となる場所で行うことによってのみ

強大な効果をもたらす。

未来の一族の土地を築きはじめたのが

父親候補の男性であるか、母親であるかは重要でなく

その土地が家族全員にとって第一に

子どもにとって気に入った場所であることが重要なの。

 

 

読者たちがこれらの儀式を行う際には

イワンたちと同じことを言う必要はないわ。

この儀式で重要なのは、家族となる全員

この場合は婚姻を結ぶ男女と彼らの子どもたちの意識が

惑星たちに届くことなの。

 

惑星たちに向かって

自分たちが一族の幸せな暮らしを築けるよう

愛のエネルギーが一族の土地に棲みつくことを

助けてくれるように意識の中で願うの。

全員が心から、強い意識で願うなら

その願いは現実になる。

 

これから夫婦となるふたりの愛は

この儀式の時点では必ずしも強くなくてもいい。

愛は時間とともに育まれてゆくから

互いに行為を抱き

惹かれ合っているだけの状態でも十分なの。

ヴェルドシア人の場合

愛が強くなるのに1、2年もあれば十分だった。

 

この儀式はオカルトの儀式とは違い

この上なく強力なものよ。

現代の天文学者や心理学者が

昔の人々にあった知識のほんの一部だけでも知ったら

この儀式の宇宙規模のはかり知れない力を理解するはず。

 

あなたは気づいた?

ほら、この儀式には植物、水、大地、惑星

そして人間の意識がかかわっているでしょう?

これらの要素は3人の願いを1つに融合し

それを宇宙空間の神なる本質へ届けてくれるの。

 

草花や虫たちをはじめとする地球の生き物すべてが

遥か彼方の惑星たちと密接にかかわり合い

互いに作用し合っているということは

あなたももう知っているはず。

地球上のすべての水も

惑星たちの影響によって

満ちたり引いたりしている。

 

当然、人間も惑星たちと相互に作用し合っているから

この儀式を行えば

一つに融合した3人の意識で

惑星たちに影響を与えることができるの。

そして、自然の要素は

3人が惑星たちに助けを要請する後押しをしてくれる。

 

このとき

3人の願いが創造主のプログラムに合致するものなら

その要素は惑星たちにとって至福の贈り物となり

彼らは自身と人間を誇らしく思う。

自覚あふれる人間の純粋な願いは

空に浮かぶ無数の惑星たちに歓喜と至福をもたらし

惑星たちは人間たちの行為を助けるために

暗黙のうちに同盟を結ぶべくエネルギーを加速させる。

 

ある賢者がこのことを発見し

その研究に90年の歳月を費やした。

彼は人々の行為を比較しながら

惑星が人間にどう作用していたのかを観察したの。

 

後に別の賢者たちがその研究を引き継ぎ

惑星たち、または宇宙空間のエネルギーは

なにか不思議な作用で人間の記憶から

過去の不愉快な思い出を消去して

新しい、明るいものを感じるための

空白にすることができるという結論に到達した。

そしてまさにこのエネルギーが

歓喜とともに3人を本当の家族にするの。

 

あなたはテレゴ二ー現象

(ある雌が以前ある雄と交わり、その後

その雌と別の雄との間に生まれた子に
前の雄の特徴が遺伝するという説や理論のこと)

について考え

動物や人間の身体の形成にはなんらかのエネルギーが

かかわっているはずだという結論にいたったでしょう?

その結論からもわかるように

たとえ目に見えなくても

そして物質に覆われていなくても

エネルギーは人間に作用を及ぼすの。

 

特に惑星たちのエネルギーは人間の意志があってこそ

人間の行為にかかわることができる。

そしてそれが創造主のプログラムに沿っている場合

その効力は百倍も強くなるの。

この儀式は本質的にテレゴ二―とは逆の作用をもたらす。

儀式でテレゴ二―の原因となるエネルギーを追い出すことで

かつての肉体的統合が新しい家族の結合を

侵食することはなくなり

家族に新しい力と新しい人生が与えられるの。

 

 

アナスタシアがウラジーミルとの

自身の婚姻の儀式で歌っていた歌

 

私は自らの手で自分に冠を授けた

今や私はあなたの妻

そしてあなたは私のたった一人の夫

私たちの夢が命を帯びる

地球という青い惑星で

私たちの息子は幸せに生き

私たちの娘は美しく、賢く育ち

人々に多くの善を運ぶ

私たちは共に天に冠を授けられた

私は永遠にあなたの妻

はるか彼方の大きな星で

私たちの孫たちが生きる時が訪れる

 

9巻へと続く