ビジネス備忘録:6

正しいけど、正しくないこと。

―――――――――――――――――――――――■ 

 

■世の中、言い訳をすると、言い訳すんな。

という反論が必ず返ってきます。

 

いくら、自分が正しいと思っていても、

大きな視点で見たら正しくないことが往々にしてあります。

 

今日は、正論=正解ではない。

という視点で、私なりの見解をお伝えします。

 

 

■以前、私の同僚で、とにかく他人や他社のせいにする

営業マンがいました。

 

仮にBさんとしましょう。

 

そのBさんが一時期、競合他社に、他者に契約を多く取られ、

一言で言ってしまうと「他社に負けた営業」になりました。

 

ところが、そのBさんは、上司にも

いかにももっともらしい言い訳=理由を説明して、

上司からの非難を逃れていました。

 

それはこんな、内容です。

 

「顧客が○○で●●で、話になりません。こちらとしては

攻めていても、担当窓口がダメすぎてどうしようもありません。

メールの返信もないし。提案しても、濁すだけで、

付き合う気がないとしか思えません。」

 

 

■報告を受けた上司も、

理由を聞いて、完全には納得していないようでしたが、

 

理由は正論なので、

それ以上、Bさんに追求することを避けていました。

 

 

■私は不思議でした。

なぜかというと、Bさんの言い訳を聞いていると、

どこか他人事なのです。

 

理由はそれはそれで、正しいのかもしれませんが、

結果として、他社にガッツリ契約をとられたことは事実です。

 

営業として、こんなに悔しいことはないはずなのに、

一言も自分の責任には言及していません。

 

私には、「自分の責任ではありません」と、

ただ責任逃れをしているようにしかみえませんでした。

 

 

■ちなみにBさんは、基本的には

ホームランタイプで、

1発あてると、大口契約を持ってくるタイプ。

 

でも営業成績が安定しないので、

期によってエリアの営業ランキングでも最下位になることもあります。

 

少し厳しいことをいいますが、

 

これはダメな営業の典型です。本当のプロの営業は、

ホームランなど打たなくても常に安定した打率を維持しますし、

ましてや、責任転嫁はもってのほか。

 

 

■Bさん自身は、成績が出ないことは、自分ではなく、

相手のせいにしていますが、

 

言っていることは正しくても、

結果をみれば正しくないことは一目瞭然。

 

この正しいけど、正しくないことは、

まだまだ例がありますので、次回にも続けようと思います。

 

 

皆さんの思考が深まる一助となれば幸いです。