ビジネス備忘録:7

正しいけど、正しくないこと。2

 

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■前回に続くテーマとなりますが、

 

世の中、言い訳をすると、言い訳すんな。

という反論が必ず返ってきます。

 

いくら、自分が正しいと思っていても、

大きな視点で見たら正しくないことが往々にしてあります。

 

今日も、前回に続き、正論=正解ではない。

という視点で、私なりの見解をお伝えします。

 

 

■私は色々な上司に仕えてきましたが、

この人は本当に最低な上司だな。

 

と思った上司の特徴をいうと、

部下の失敗や、成績の低さを、

部下の能力のせいにする上司です。

 

こんな上司は、本当に終わっていると思います。

 

なぜなら、

 

本来、部下の教育をふくめて上司の役割のはずなのに、

すべて丸投げして、部下が全て悪い。

 

と言ってしまうということは、

=自分の教育能力の低さを棚上げするに等しい行為だからです。

 

 

■これは最低の部類です。

ハッキリいって終わっています。

 

ですが、残念ながら、私もこんな上司と

長年付き合わざるを得なかった時期がありました。

 

組織に属するサラリーマンの宿命といっていいでしょう。

 

 

■私の体験談となりますが、

その「終わっている上司」を仮にBさんとしましょう。

 

そのBさんは、自分の上司に、

私のことを、以下のように報告していました。

 

「あいつはあまりにも仕事が遅い。そのくせ、勉強もろくにしない。

本当に向上心もないし、どうしようもありませんよ。」

 

ちなみに、私はこのBさんより10倍は勉強していましたし、

営業成績も上でした。

 

それだけに、この話を聞いたときは正直腹が立ちました。

 

 

■ただ1つだけ、私にも隙がありました。

確かにBさんが指摘するように、

1つ納期遅延を起こしそうになっていたのです。

 

「いやいや、普段は遅延なんてしません。今回だけです。」

なんて通用しません。ただの言い訳です。

 

こればかりは、わきが甘かったと反省しています。

 

 

■Bさんの上司も、その1点だけを聞いて、

確かにBの言う通りだなと、納得して私を責めてきました。

 

結果、私のモチベーションは下がりましたし

めちゃくちゃ腹が立ちました。

 

「こいつら、揃いもそろって何を見てんだと」

 

そこを腐らず踏みとどまるどころか、噴気したことは、

今でも自分の誇りです。(笑)

 

 

■話を戻しますが、

本来、会社に、人が集まって働く意味は、

相互補完の意思に基づくものです。

 

つまり、お互い、自分だけでは達成できないことを

相互に助け合い、より良い成果を生み出すために、連携をすること、

 

これが会社という組織が1人以上になる理由です。

 

 

■この観点でいうと、

当時の部下であった私を追い落とそうと、

重箱の隅つつくような指摘していた「終わっている上司」こと、

Bさん。

 

部下だった私のモチベーションをさげるような

Bさんが行ったことは

会社全体で見たときに、正しいのでしょうか?

 

これは私の感情を抜きに考えても、

答えはやはりNOなのです。

 

 

■確かにこの「遅延」は許されることではないし、

指摘は正しいです。

 

・会社全体で生産性を落とすこと。

・部下に無駄なストレスをかけること。

 

この場合、陰でこそこそ部下の悪口を言わず、

正面から堂々と誠意をもって指摘を出すべきです。

 

 

■仮に私が、怒りに身を任せ、会社を退職したのならば、

本来得られるはずだった億単位の

売り上げを会社は失うことになっていました。

 

そして、私自身も、面白くない辞め方をしてしまうので

精神的にも苦痛だったことでしょう。

 

正しいけど、

正しくないこと。

 

残念ながら、今の日本企業は、

このようなBさんのような、理不尽を言う人であふれています。

社会人は誰しも、このような理不尽と戦わないといけません。

 

 

■そして、その戦いに打ち勝ってこそ、

本当の社会人生活が待っていると思います。

 

正しいけど、正しくないことを無くすこと。

結果として、離職率軽減、退職防止にもつながります。