(977) 失敗だらけの人類史
これまでの世界の歴史を振り返れば、大量虐殺、詐欺、短絡的な判断(による手痛いしっぺ返し)など、世界の至る所で起きており、現在の、また第三者的立場からするとあり得ないことが沢山起きてきた。チャーチルは毒ガス使用を容認し、ベルギーは単に世界地図の見栄えを良くしたいがためにアフリカに植民地をつくり、オランダはマンハッタン島をイギリスが保有していたインドネシアの小島と交換し、エンロンはやがては崩壊する市場操作を行った。イギリスは核戦力を誇示するためにオーストラリアの島で何度も核実験を行った。その結果、当事者および非当事者の国家や権力者が多大な損失を被っただけでなく、広く一般市民が巻き込まれ、命を落とし、健康を奪われ、財産を失った。人類はたしかに歴史から学んでいるが、また同じような過ちを犯しかねない生身の存在であることを強く認識し、自己を律し、地域や国、また世界が足を踏み外さない様に、自分にできることから挑戦していかなければならない。